テスト車&開発ブランド


TOYOTA ライズ A200A『NEW SR MC』のテスト

基本情報
1)日時
2020年3月11日
2)メーカー
TOYOTA
3)車名
ライズ
4)型式
A200A
5)駆動
2WD
6)グレード
X
7)開発ブランド
『NEW SR MC』
8)製品種別
ショックアブソーバ
実車装着 TOYOTA ライズ A200Aのテストしました。


ダイハツの新世代設計思想DNGA(ダイハツニューグローバルアーキテクチャー)コンセプトが
適用された製品の第2弾です。

この新型コンパクトSUV 「ダイハツ・ロッキー」「トヨタ・ライズ」

5ナンバーAセグメントのサイズ感、そして4WDでも200万以下の設定などマーケットの
隙間にしっかりハマっており2019年11月の発売から好調なセールスを記録しているよう
ですね。マイナーチェンジでHYBRIDモデルも登場しました。

走りのフィーリングはと言いますと、重心が高いためどうしてもバネ上のユル感は若干気に
なるものの、高速操安も通常の速度範囲内であれば不満はなしです。
コンパクトSUVというキャラクターなだけに洗練された質感とはいかないまでも、チープな
感じも無いので乗り心地も良好です。
5ナンバーサイズだけに取回しは良く、軽快さも好印象ですね。
1.0Lターボエンジンは高速道路でも十分走れるので軽自動車では厳しい長距離走行も
ぜんぜん苦痛になりません。
コスパ的にとても良くまとまっているクルマという印象です。

今回のテスト車は 2WD、タイヤサイズは195/65R16のグレード 「X」です。

まずはノーマルストローク関係のデータ取りと、そして各部のクリアランスや各パーツの
寸法詳細を現物確認です。


それでは試作品の装着をしていきます。

今回のテストアイテムは『NEW SR MC』
http://www.kybclub.com/products/street/mc/index.html


フロントはマクファーソン・ストラット式
2WD/4WDは、寸法は同一ですが減衰力特性が異なるので各々専用設定にしました。

リヤは2WD&4WDともにトーションビーム式
2WD/4WDでは寸法が少し違うのでこちらも各々専用設定です。

ちなみにHYBRID車は、Front4WD用・Rear2WD用の設定になる見込みです。


コーナリング時のスタビリティは飛躍的に向上しました!!
左右切り返し時の高い安定感がとても好印象!
前後のロールバランスが良いので全体的に軽快感の高いスムーズなフィーリングとなりました。
常時フラット感が高く、乗り心地も良いです。
ノーマルで気になったバネ上の不足感はすっかり解消できました!!
イメージ通りの「NEW SR MC」フィーリングになりました。

ロッキー A200/201/202S ・ライズ A200/201/202A (2WD)用 『NEW SR MC』完成です!


2024年5月の発売予定です。
発売まで今しばらくお待ちください。

発売は↓↓↓より随時ご案内致します。

https://www.kyb.co.jp/kybclub/release/index.html



TOYOTA カローラスポーツ NRE210H『LOWFER SPORTS』ローダウンスプリング『L・H・S』のテスト

基本情報
1)日時
2022年4月18日
2)メーカー
TOYOTA
3)車名
カローラスポーツ
4)型式
NRE210H
5)駆動
2WD
6)グレード
G "X" (6MT)
7)開発ブランド
『LOWFER SPORTS』
ローダウンスプリング
『L・H・S』
8)製品種別
ショックアブソーバ
スプリング
実車装着 TOYOTA カローラスポーツ NRE210H のテストしました。


1.2Lターボ グレード【G ''X''】 6速マニュアル車です。

今回のテストアイテムは、

『LOWFER SPORTS』
https://www.kyb.co.jp/kybclub/products/street/lowfersports/index.html

ローダウンスプリング 『L・H・S』
https://www.kyb.co.jp/kybclub/products/coilspring/index.html



狙い車高は前後ともに -25~30mm付近です。
オリジナルのフィーリングは「しなやかに動く脚」なので、バランスを崩さないよう
バネレートは前後ともに純正比107%としました。

では狙い目セットからスタートです。


フロント -25mm / リヤ -31mm


イメージ通りの俯瞰バランスです!
↓↓↓こちらがノーマル車高↓↓↓


「しなやかに動く脚」のオリジナルフィーリングは、6MT車において、発進、シフトアップ時の
ピッチングがやや大きめに感じる面もありました。。。


『Lowfer Sports KIT』装着によって全体挙動のまとまり感が高まり、余分なモーションは減少し、
コンパクトに挙動が収束するようになりました。
素早いシフトチェンジでも無駄なくフラット感を維持したままムラ無くトラクションをかけられます。
ローダウンでもしなやかなフィーリングは本来のまま高い速度域でも前後ロールバランスは良く、
曲がる・止まるのスタビリティの高さが際立ちました!
リヤの追従も良く、乗り心地も問題無しです。

イメージ通りの『LOWFER SPORTS KIT』クオリティになりました。

カローラスポーツ NRE210H (6MT)

≪フロント≫ 車高: -25mm
バネレート: 24.6N/mm(ノーマル比107%)

≪リヤ≫ 車高: -31mm
バネレート: 34.2N/mm(ノーマル比107%)


『LOWFER SPORTS KIT』 完成です!

2023年4月の発売ご案内予定です!

発売は↓↓↓より随時ご案内致します。

https://www.kyb.co.jp/kybclub/release/index.html



HONDA N-BOX JF5『NEW SR MC』『LOWFER SPORTS』
『LOWFER SPORTS PLUS』ローダウンスプリング『L・H・S』のテスト

基本情報
1)日時
2024年2月27日~28日
2)メーカー
HONDA
3)車名
N-BOX
4)型式
JF5
5)駆動
2WD
6)グレード
スタンダード車
7)開発ブランド
『NEW SR MC』
『LOWFER SPORTS』
ローダウンスプリング
『L・H・S』
『NEW SR MC』
8)製品種別
ショックアブソーバ
スプリング
実車装着 N-BOX JF5(STDモデル) テストしました。


2023年10月発売の3代目 「ホンダ N-BOX」
前回実施のカスタム同様、ステアフィールはスムーズざがありつつも旋回時の手応え感は
は増しており、ロール感もじんわりと踏ん張り感の高い挙動です。
CUSTOMの165/55R15 に対してSTDは155/65R14とサイズ差あるのですが、
あまり気にならないです。
先代はこのタイヤサイズ含めCUSTOMとSTDでは乗り味の質感とハンドリングバランスに
まあまあ差があった記憶があります。さすが新型ですね!
静粛性も向上しており上質感のある乗り味、そして高速繰安性の高さも素晴らしい。

ということで、今回のSTDモデルも全体バランスが良いので過度のボリュームアップは
逆効果になる完成度高いクルマという印象です。

まずはノーマルストローク関係のデータ取りからです。


そして各部のクリアランスや各構成パーツも確認します。


一連のデータ取りが全て終了してから、テスト品の装着確認です。

今回のテストアイテムもカヤバのフルコース!!
『NEW SR MC』
http://www.kybclub.com/products/street/mc/index.html

『LOWFER SPORTS』
https://www.kyb.co.jp/kybclub/products/street/lowfersports/index.html

ローダウンスプリング 『L・H・S』
https://www.kyb.co.jp/kybclub/products/coilspring/index.html

リヤ用減衰力14段調整式『Lowfer Sports PLUS』
https://www.kyb.co.jp/kybclub/products/street/lowfersports/index.html


ダンパーもスプリングも純正品が先代とほぼ同一スペックと言うことで
すべてJF3 STD用のセットで確認していきます。

まずは 『NEW SR MC』 からスタート


ステア応答、追従性ともにバッチリ!前後バランスも良く、全体のまとまりはかなり良いです。
丸みのある入力感も、上質感の高いフィーリングを印象づけています。
トール2BOXタイプなので、曲がる・止まるの限界が高くなり、安定感が増すととても運転が
し易くなります!
JF3用流用とはいえ乗り心地も最適で、完璧なマッチングでまったく問題なしでした。
100点満点イメージ通りの 『NEW SR MC』 フィーリングです!


続いて 『LOWFER SPORTS』
スプリングは 『L・H・S』 を使用します。


フロント -32mm / リヤ -28mm


俯瞰での車高バランスはイイ感じですね。
最低地上高はマフラー前席下部で105mmと許容レベルです。
バンプストローク面でもしっかり余裕あるので問題無しです。

↓↓↓ こちらがノーマル車高 ↓↓↓


バネレートはSTDモデル専用設定なので、ボリュームアップ感もバッチリ合いました。
ダンパーとスプリングのマッチングも問題無く、曲がる・止まるの安定感は向上しました。
低重心化で引き締まったフィーリングになり、100点満点イメージ通りの
『LOWFER SPORTS KIT』 フィーリングとなりました!


続いてリヤを 『Lowfer Sports PLUS』 に交換です。


まずはLowfer Sportsオリジナルフィーリング相当のポジションを確認します。
先日のCUSTOM同様ダイヤル「6」を確認から始め、上下1つずつ変えてみましたが、
やはり「6」が乗り心地と収束性のバランス、適度な粘り感もあり、オリジナル相当の
フィーリングです。


そして 『LOWFER SPORTS』 フィーリングの許容範囲を確認で、その他のダイヤル
ポジションも見ておきます。
こちらも結果的にCUSTOM同様となりました。
下限はダイヤル「3」 上限は「11」が前後バランスの崩れない内容でした。

N-BOX (STD) JF5 全アイテム共用設定でOKです!


2023年3月末頃の発売ご案内予定です!

発売は↓↓↓より随時ご案内致します。

https://www.kyb.co.jp/kybclub/release/index.html

4WD(JF6)も後日テスト実施予定です。4WDオーナーの皆様、今しばらくお待ちください。


HONDA N-BOX Custom TURBO JF5『NEW SR MC』『LOWFER SPORTS』
『LOWFER SPORTS PLUS』ローダウンスプリング『L・H・S』のテスト

基本情報
1)日時
2024年2月7日~8日
2)メーカー
HONDA
3)車名
N-BOX
4)型式
JF5
5)駆動
2WD
6)グレード
Custom TURBO
7)開発ブランド
『NEW SR MC』
『LOWFER SPORTS』
ローダウンスプリング
『L・H・S』
『NEW SR MC』
8)製品種別
ショックアブソーバ
スプリング
実車装着 N-BOX Custom JF5 テストしました。


2023年10月発売の3代目 「ホンダ N-BOX」
プラットフォームやエンジンなどの基本コンポーネンツはすべてキャリーオーバーなので
ビッグマイナーチェンジ的なフルモデルチェンジですね。
先代に比べてステアフィールは手応え感が増していて、ルーフ高さを感じるゴロッとした
ロール感はなくなってます。
踏ん張り感の高い挙動に進化していますね。とにかく高速繰安性の向上が特徴的です。
静粛性も向上しており上質感のある乗り味。全体のバランスが良いので過度のボリューム
アップは逆効果になるタイプの完成度高いクルマです。。

今回のテスト車グレードは Custom TURBO
タイヤサイズは 165/55R15 になります。

まずは1日じっくりノーマルストローク関係のデータ取りです。


そして各部のクリアランスや各構成パーツも確認


一連のデータ取りが全て終了してから、やっと試作品の装着確認です。
今回のテストアイテムはカヤバのフルコース!!
『NEW SR MC』
http://www.kybclub.com/products/street/mc/index.html

『LOWFER SPORTS』
https://www.kyb.co.jp/kybclub/products/street/lowfersports/index.html

ローダウンスプリング 『L・H・S』
https://www.kyb.co.jp/kybclub/products/coilspring/index.html

リヤ用減衰力14段調整式『Lowfer Sports PLUS』
https://www.kyb.co.jp/kybclub/products/street/lowfersports/index.html




ダンパーもスプリングも純正品が先代とほぼ同一スペックと言うことで
全てJF3 Custom用のセットで確認です。

まずは 『NEW SR MC』 からスタート


ステア応答、追従性ともにバッチリ!前後バランスも良く、全体のまとまりはかなり良い!!
収束性は高く、入力感も丸みのある質感良いフィーリング高速操安性の高さが素晴らしく
際立った印象です。
乗り心地も良く、JF3用流用とはいえ、完璧なマッチングでまったく問題なし。
むしろ進化したJF5のシャシーとの相性が合っておりとても良い結果になりました!!
100点満点イメージ通りの 『NEW SR MC』 フィーリングです!

続いて 『Lowfer Sports』
スプリングは 『L・H・S』 を使用します。


車高ダウン量は、フロント -17mm / リヤ -18mm


俯瞰での車高バランスは問題なしですね。
最低地上高もフロントメンバー部で118mmと適正レベルです。
バンプストローク面でもしっかり余裕あるのでOKです。

↓↓↓ こちらがノーマル車高 ↓↓↓


ボリュームアップ感も最適な状態です!
ダンパーとスプリングのマッチングも良好で重心も下がり引き締まったフィーリングになりました。
止まる・曲がるの安定感はさらに向上して本来持っているスムーズな乗り味に、軽快感と安定感が
プラスされたイメージです。
こちらも100点満点のイメージ通り『Lowfer Sports KIT』 フィーリングとなりました!

続いてリヤを 『Lowfer Sports PLUS』 に交換


ちなみに、調整する時の体勢は↑↑↑な感じです。
車体右側はマフラーが近くと通っているので、走行後はよく冷やしてから調整下さい。

まずはLowfer Sportsオリジナルフィーリング相当のポジションを確認します。
JF3ではダイヤル「7」でしたがJF5では「6」でした。
そして 『Lowfer Sports』 フィーリングの許容範囲を確認、その他のダイヤルポジションも
見ておきます。
下はダイヤル「3」から上は「11」が前後バランスの崩れない内容でした。
N-BOX Custom TURBO JF5M
全てのアイテム共用設定OKの確認が出来ました!


2023年3月中頃の発売ご案内予定です!今しばらくお待ちください。

発売は↓↓↓より随時ご案内致します。

https://www.kyb.co.jp/kybclub/release/index.html

また、スプリングの設定が異なる『スタンダードグレードとCustomのNA』も後日テストします!
今しばらくお待ちくださいませ。


DAIHATSU タントカスタム LA650S『LOWFER SPORTS』ローダウンスプリング『L・H・S』のテスト

基本情報
1)日時
2020年2月25日
2)メーカー
DAIHATSU
3)車名
タントカスタム
4)型式
LA650S
5)駆動
2WD
6)グレード
カスタムRS
7)開発ブランド
『LOWFER SPORTS』
ローダウンスプリング
『L・H・S』
8)製品種別
ショックアブソーバ
スプリング

実車装着 タントカスタム LA650S (2WD)テストしました。


今回のテストアイテムは

『LOWFER SPORTS』
https://www.kyb.co.jp/kybclub/products/street/lowfersports/index.html

ローダウンスプリング 『L・H・S』
https://www.kyb.co.jp/kybclub/products/coilspring/index.html

15inchタイヤ装着の「カスタムRS」でテストしました。


2WDはALLグレードで純正品番が同じなので、2WD用 STD&カスタムALLグレード共用狙いです。
車高は-25~30mmあたりが狙い。バネレートは前後ともにノーマル比110%設定です。
ダンパーはLOWFER SPORTSの試作品を合わせます。

ではさっそく装着していきます。


フロント -26mm / リヤ -29mm


走行フィーリングも問題なし!
ダンパー減衰力とバネレートの相性は良く、高速操安性もグッと上がりました。
ステア応答性は良く接地感も高いので、トールワゴンでありながら軽快なハンドリングバランスです。
もちろん乗り心地も良好です!

↓↓↓こちらがノーマル車高↓↓↓


『LOWFER SPORTS』とローダウンスプリング 『L・H・S』 は量産仕様決定です。

フロント: 車高 -26mm  バネレート= 21.5N/mm (ノーマル比110%)
リ  ヤ: 車高 -29mm  バネレート= 22.6N/mm (ノーマル比110%)

2023年4月頃発売開始予定です!今しばらくお待ちください。

発売は↓↓↓より随時ご案内致します。

https://www.kyb.co.jp/kybclub/release/index.html


DAIHATSU ミラトコット LA550S『LOWFER SPORTS』ローダウンスプリング『L・H・S』のテスト

基本情報

1)日時
2020年2月6日
2)メーカー
DAIHATSU
3)車名
ミラトコット
4)型式
LA550S
5)駆動
2WD
6)グレード
X “SA Ⅲ”
7)開発ブランド
『LOWFER SPORTS』
ローダウンスプリング
『L・H・S』
8)製品種別
ショックアブソーバ
スプリング

実車装着 ミラトコット LA550S テストしました。


2018年6月に登場した新型軽乗用車「ミラ トコット」
なんといってもシンプルなデザインが特徴ですね。
ミラ イースの低燃費、低価格という軽自動車ならではの本質を受け継ぎつつ
女性が普段乗りしやすいキャラクターのクルマです。
フロントスタビライザーが非装着のわりにはそこそこステア応答は良く、
車体のバランスの良さ・軽さも相まって通常走行している分には何の不満もありません。
ボディのしっかり感も高いので運転しやすく心地良い感触です。
ただし、速度域が上がるとフロントのスタビリティにやや不足感があります・・・
スタビライザーが無いので仕方ない部分でしょうか。。

今回のテストアイテムは

『LOWFER SPORTS』
https://www.kyb.co.jp/kybclub/products/street/lowfersports/index.html

ローダウンスプリング 『L・H・S』
https://www.kyb.co.jp/kybclub/products/coilspring/index.html


バネレートは前後ともにノーマル比107%の車高違い前後3種類、2WD専用設計です。
ではさっそく狙い目の試作品を装着です。


フロント -27mm / リヤ -27mm
車高は数値的にも見た目の雰囲気も狙った通りです。


↓↓↓こちらがノーマル車高↓↓↓


ダンパーとのマッチングもバッチリで、前後のロールバランスがスムーズでしなやかです。
素直なステアフィールはそのままに、とても軽快な乗り味になりました。
もともとFrontのバンプストロークが非常に少ないミラトコットですが、ケース長-20mm
のお陰で車高ダウンしても底付き感がありません。

フロント: 車高 -27mm  バネレート= 21.9N/mm (ノーマル比107%)
リ  ヤ: 車高 -27mm  バネレート= 19.5N/mm (ノーマル比107%)

ミラトコット LA550S 『LOWFER SPORTS KIT』完成です!


2023年1月末頃発売開始予定、まもなく発売です!今しばらくお待ちください。

発売は↓↓↓より随時ご案内致します。

https://www.kyb.co.jp/kybclub/release/index.html


TOYOTA カローラツーリング ZRE212W『NEW SR MC』のテスト

基本情報

1)日時
2020年4月17日
2)メーカー
TOYOTA
3)車名
カローラツーリング
4)型式
ZRE212W
5)駆動
2WD
6)グレード
S
7)開発ブランド
『NEW SR MC』
8)製品種別
ショックアブソーバ

実車装着 カローラツーリング ZRE212W テストしました。


2019年9月に登場した12代目となる新型「カローラ」ですが、
セダンとワゴンモデルの2本立てで、今回はワゴンモデルの「ツーリング」です。
今回テスト車グレードは「S」
リヤスタビライザー付き、タイヤは205/55R16サイズです。
走り出し第一印象は、乗り心地は柔らかく穏やかなところは良いのですが、
リヤの重量増と重心位置の違いでしょうか、通常走行時でも旋回中のギャップなどでは
やや収束不足を感じてしまいます。
なんとなく常時リヤ挙動はキョロキョロした感覚がします。
高速走行時は前後のストロークスピードに若干差があり、フラット感がやや足りない感じ
です。ダンパー交換でそのあたりを改善したいですね。

それでは試作品の装着確認開始です。

今回のテストアイテムは『NEW SR MC』
https://www.kyb.co.jp/kybclub/products/street/mc/index.html


テスト結果次第ではありますが、セダン・ツーリングの両方を共用狙いです。


気になる全体的な緩さは解消しました!
こちらが想定する以上に懸案のリヤ収束性は格段に向上して、
高速走行時でも挙動のアンバランスはすっかり解消されました。
乗り心地的にも上質感もあるので、このセットで問題無いですね!
前後のストロークスピードとロールバランスも良くフラット感も出て安定感が
大幅に向上しました。



カローラツーリング ZRE212W ガソリン1.8L 2WD
『NEW SR MC』量産仕様決定です。

2024年1月の発売予定です。
発売まで今しばらくお待ちください。

発売は↓↓↓より随時ご案内致します。


https://www.kyb.co.jp/kybclub/release/index.html


MAZDA MAZDA6 GJ2FW『LOWFER SPORTS』ローダウンスプリング『L・H・S』のテスト

基本情報

1)日時
2021年4月16日
2)メーカー
MAZDA
3)車名
MAZDA
4)型式
GJ2FW
5)駆動
2WD
6)グレード
XD PROACTIVE
7)開発ブランド
『LOWFER SPORTS』
ローダウンスプリング
『L・H・S』
8)製品種別
ショックアブソーバ
スプリング

実車装着 MAZDA6 GJ2FW テストしました。


今回のテスト車はSKYACTIV-D2.2の2WDでグレード「XD PROACTIVE」

アテンザからMAZDA6に名称を変え2019年8月に販売開始し、車名は違いますが
最終進化のマイナーチェンジですね。
当初のGJ系からは大幅に進化・洗練された乗り味の違いが印象的です。
マツダのフラッグシップモデルにふさわしく静粛性はとても高く、フラット感のある
しなやかな乗り味はとても上質です。
高速走行含め、直進操安性はとても心地良いのですが、あえて意地悪を言うと。。。
舵角の大きく、スタビが効いている様なそこそこのスピードでの旋回時(首都高など)では、
前後ともにリバウンドスピードがやや速く、浮き上り気味でアウト側に放り出される感覚が
気になります。
走り全般が良いイメージのマツダ車だけにちょっと残念ポイント。。。
とは言え、これこそ足回り交換の効果も期待が持てるポイントですね。

今回のテストアイテムは

『LOWFER SPORTS』
https://www.kyb.co.jp/kybclub/products/street/lowfersports/index.html

ローダウンスプリング 『L・H・S』
https://www.kyb.co.jp/kybclub/products/coilspring/index.html


『LOWFER SPORTS』は前後共にALLモデル共通、
『LHS』のフロントはディーゼルのセダン&ワゴン 2WD共用設定、
リヤはガソリン&ディーゼルのセダン&ワゴン 2WD共用設定見込みです。
車高はダンパーストロークと見た目のバランスで、前後ともに狙い車高は -25mmです。
バネレートは前後ともにノーマル比110%でテストスタートです。

ではさっそく装着していきます。


フロント -25mm / リヤ -29mm
俯瞰での車高バランスは一発OK!!


走りのフィーリングもXDならではのフロントヘビーなバランスは解消しており、
引き締まった乗り味です。
コーナリング中の浮き上がり感が無く、常時フラットな挙動で安定感が高いです。
それでいながら、しなやかな入力感で質感の高い乗り心地です。
イメージ通りの「LOWFER SPORTS KIT」になっています。
↓↓↓こちらがノーマル車高↓↓↓


【ローダウンスプリング『L・H・S』スペック】
≪フロント≫ 車高: -25mm
バネレート: 31.8N/mm(ノーマル比110%)

≪リヤ≫ 車高: -29mm
バネレート: 41.8N/mm(ノーマル比110%)


MAZDA6 GJ2FW (ワゴン XD 2WD) 『LOWFER SPORTS KIT』 完成です!

2023年12月中頃発売開始予定、まもなく発売です!今しばらくお待ちください。

発売は↓↓↓より随時ご案内致します。

https://www.kyb.co.jp/kybclub/release/index.html


HONDA N-ONE JG3『L・H・S』のテスト

基本情報

1)日時
2022年5月7日
2)メーカー
HONDA
3)車名
N-ONE
4)型式
JG3
5)駆動
2WD
6)グレード
RS(6M/T)
7)開発ブランド
ローダウンスプリング
『L・H・S』
8)製品種別
スプリング

実車装着 ローダウンスプリング 『L・H・S』
https://www.kyb.co.jp/kybclub/products/coilspring/index.html
テストしました。


テスト車グレードは 「RS 6M/T」


2WD ALLグレード共用設定です。
狙い車高は前後ともに -25~30mm
バネレートはノーマル比で
フロント 120%  リヤ 110% に試作品設計してみました。

では狙い目セットからスタートです。


フロント -16mm / リヤ -26mm


リヤは狙い通りですが、フロントの車高ダウン量が不足で俯瞰バランスNGです。

ということでフロントを下がる仕様に交換です。


フロント -25mm / リヤ -26mm


今度はバッチリ狙い通りの車高になりました。

↓↓↓こちらがノーマル車高↓↓↓


フィーリング面も問題なしで、LOWFER SPORTS PLUSとスプリングのマッチングは良好です。
フロントの剛性感が高く、ステア初期応答がグッと向上しました。
全体の収束性は良く、高速操安性、まとまり感が高いです。
速度全域でフラットな挙動で乗り心地も問題なしです。
前後ロールバランスが良いので、リヤの追従性も高く、コーナリング時の挙動が安定
しているフィーリングが好印象です。
イメージ通りの 『LOWFER SPORTS PLUS kit』 クオリティです!!

N-ONE JG3 (2WD)
≪フロント≫
車高: -25mm
バネレート: 23.6N/mm(ノーマル比120%)
≪リヤ≫
車高: -26mm
バネレート: 19.9N/mm(ノーマル比110%)


『LOWFER SPORTS PLUS kit』・ 『L・H・S』  完成です!

絶賛発売中です。ご案内は↓↓↓をご確認頂けます。

https://www.kyb.co.jp/kybclub/release/news23/news_20231106_19.pdf


DAIHATSU タント LA650S『NEW SR MC』のテスト

基本情報

1)日時
2019年11月19日
2)メーカー
DAIHATSU
3)車名
タント
4)型式
LA650S
5)駆動
2WD
6)グレード
X
7)開発ブランド
『NEW SR MC』
8)製品種別
ショックアブソーバ

実車装着 タント LA650S テストしました。


フルモデルチェンジで4代目となった元祖 軽スーパーハイトワゴンのダイハツ「タント」
現行型はプラットフォーム、エンジン、トランスミッションすべてが刷新されました。
DNGAでは軽量化と高剛性化を図り、適材部分に高張力鋼板を活用され、
曲げ剛性が約30%向上、ボディー骨格全体で約40%(約80kg)の軽量化と
さらなる進化を遂げています。
従来モデルに対して重心高が15mm下がっているおかげでどの速度域でも挙動は
終始安定しており、ルーフ高さを感じさせないフラット感のある乗り味は流石です。
ステア操作に対する接地感、ライントレース性も、ハイトワゴンとは思えない感度の
高い走行フィーリングが印象的です。
そして静粛性もとても高く、質感面もかなり進化していると感じました!

今回のテスト車は 2WD(FF) グレード 「X」

まずはノーマルストローク関係のデータ取りと、、
そして各部のクリアランスや各パーツの寸法詳細を現物確認です。


テストアイテムは『NEW SR MC』
https://www.kyb.co.jp/kybclub/products/street/mc/index.html



STDモデル、カスタム含むすべてのモデル共用の2WD(FF)専用品です。


走行フィーリングは、ボリュームアップもちょうど良く、適度な変化感です。


いくぶんシャープになったステアフィールは初期の反応が良く「曲がる・止まる」が
安定しているので運転しやすくなりました。


リヤのレスポンスの良さはさらに際立ち、結果、全体のスタビリティも高くなりました。
乗り心地も悪化せずイメージ通りのフィーリングです。

タント LA650S (2WD-FF)『NEW SR MC』一発OKで完成です!


2024年1月の発売予定です。
発売まで今しばらくお待ちください。

発売は↓↓↓より随時ご案内致します。

カヤバクラブ NEWS


HONDA N-VAN JJ1『Lowfer Sports PLUS』ローダウンスプリング『L・H・S』のテスト

基本情報


1)日時
2020年3月25日
2)メーカー
HONDA
3)車名
N-VAN
4)型式
JJ1
5)駆動
2WD
6)グレード
G Honda SENSING
7)開発ブランド
『Lowfer Sports PLUS』
ローダウンスプリング
『L・H・S』
8)製品種別
ショックアブソーバ
ローダウンスプリング

実車装着 ローダウンスプリング 『L・H・S』
https://www.kyb.co.jp/kybclub/products/coilspring/index.html
リヤ用減衰力14段調整式『Lowfer Sports PLUS』
https://www.kyb.co.jp/kybclub/products/street/lowfersports/index.html
テストしました。


今回テストするスプリング試作品はフロント、リヤともに2WD専用の車高違い4種類です。


まずはローダウンスプリング 『L・H・S』 のテストから開始です。
前後ともに狙い車高は -30~35mm あたり、バネレートはノーマル比107%設定にしました。
セットするダンパーはLowfer Sportsオリジナルの試作品、まずはこれでフィーリングを確認します。
ではさっそく狙い目の試作品から装着です。


フロント -30mm / リヤ -37mm
フロント車高は狙い通りで見た目のイメージも問題なしでしたが、
リヤの車高が低めなので俯瞰の見た目バランスはNG。。。
そしてかすかではありますが、時おり「カチャ」っと密着音が出てしまいます。
とりあえず車高も確認したいのでリヤを上がるモノに交換です。


フロント -30mm / リヤ -28mm
車高はまあまあなのですが、今度は密着音が酷い。。。
コーナリング時などはイン側の「打音」とアウト側の「擦れ音」がミックスしてたいへん賑やかです。
限られたバネスペースにレートアップやローダウンを盛り込むと、こういう時もあります。。。
そのためのテストなんで問題なし!
ということで、チューブを必要な3か所に装着です。


密着部にチューブを挟むので厚み分、少し車高変わります。
フロント -30mm / リヤ -23mm


リヤが5mm上がってしまいました・・・ちょっと前下がりで全体のバランス悪いです。
なので最初のモノにチューブを装着してやり直しです。


フロント -30mm / リヤ -33mm


今度は狙い通りの車高で問題なし。俯瞰でのバランスもイメージ通りです。

↓↓↓こちらがノーマル車高↓↓↓


走行フィーリングも問題なし!
ダンパー減衰力とバネレートの相性は良く、高速操安性もグッと上がりました。
重心も下がり軽快なハンドリングバランスです!
これまでの挙動の大きさは気にならなくなりました!!
ということで、ローダウンスプリング 『L・H・S』 は無事完了です。

フロント: 車高 -30mm バネレート= 27.6N/mm (ノーマル比107%)
リヤ: 車高 -33mm バネレート= 53.7N/mm (ノーマル比107%)

N-VAN JJ1 (2WD-FF) 『Lowfer Sports KIT』 完成です!


続きまして、
Lowfer Sports リヤ14段減衰力調整式 『Lowfer Sports PLUS』


まずはLowfer Sportsオリジナル相当のポジションを確認です。
今回はダイヤル「9」が収束性と乗り心地のバランスも良く、Lowfer Sportsオリジナルの
フィーリング相当でした。

そして毎度の通り、前後バランスの崩れない範囲を確認しておきます。


ダイヤルを順番に調整しながらフィーリングチェック。。。
結果、今回は下がダイヤル「1」から上は「14」まで。。。
つまりすべてのポジションが不足も嫌みも無く使える範囲でした!!
N-VANは商用バンのため、リヤの荷重設定が高くなっておりダンパー減衰力や
バネレートがそもそも高い設定です。
そんなクルマなので減衰力調整の変化幅はあったのですがバランス的に大丈夫だったのですね。

●ダイヤル「1」はちょうどノーマル+αのフィーリング
●カヤバ推奨は「9」
●ダイヤル「14」はやや硬めだけど荷物をたくさん積んだ時

という感じがお勧めかと思います。
N-VAN JJ1 (2WD)用 『Lowfer Sports KIT』 『Lowfer Sports PLUS』 完成です!



発売は↓↓↓より随時ご案内致します。

カヤバクラブ NEWS


HONDA N-ONE JG3『Lowfer Sports PLUS』のテスト

基本情報

1)日時
2022年2月15日
2)メーカー
HONDA
3)車名
N-ONE
4)型式
JG3
5)駆動
2WD
6)グレード
RS (6M/T)
7)開発ブランド
『Lowfer Sports PLUS』
8)製品種別
ショックアブソーバ

実車装着 リヤ用減衰力14段調整式『Lowfer Sports PLUS』
https://www.kyb.co.jp/kybclub/products/street/lowfersports/index.html
テストしました。


今回のテスト車は『RS 6M/T』 です。
見た目こそ先代とよく似ているものの、N-BOXからスタートした2代目Nシリーズの
新型プラットフォームとパワートレインで一新されており、中身はしっかり進化している内容です。
軽量ボディとターボエンジンのマッチングはとても良好で軽快なフィーリングが特徴的ですね。
普段使いからスポーツドライブまで、くまなく楽しめるドライバビリティが第一印象です。
N-WGN Custom(JH3)と総じて似ているハンドリングバランスですが、N-ONEの方が
軽量なこともありフットワークが良いです。
ダンパーの減衰力的にはN-WGNとほぼ同等の為、共用出来る可能性大です。

まずはパーツ構成・ストローク関係のデータ取りから。。。
基本パーツの内容はN-BOX, N-WGNと同じですが、大きいところではスプリングの仕様が
各々違っています。
今回は既に量産設定されているN-BOX JF3用Lowfer Sportsで、統合確認です。
リヤは減衰力14段調整式の 『Lowfer sports PLUS』 です。


バランス良くまとまっていてイイ感触です!!
ダンパーの減衰力は適正で収束性は問題なし!
強過ぎず、不足感も無く、前後バランスも良いので、本来持っている軽快なフィーリングはそのまま、
しなやかかつ、しっかり感の高い、曲がる・止まるの挙動はイメージ通りのフィーリングです。

リヤ14段調整のポジション設定としては、ほぼN-BOXと同様でした。


Lowfer Sportsオリジナルフィーリング相当はダイヤル「8」あたるです。
そして前後バランスが崩れない範囲の確認も。。。


N-ONE RSは軽量のためかソフト下限はダイヤル「2」ではなくダイヤル「1」までしっかり使え、
跳ね感が出ないところのハード上限はダイヤル「12」くらいまで使えました。

ということで 『N-ONE JG3』用Lowfer Sports PLUSは共用設定で問題なしです。



発売のご案内は↓↓↓をご確認ください。
新規品番設定のご案内


HONDA N-VAN JJ1『NEW SR MC』『LOWFER SPORTS』のテスト

基本情報

1)日時
2019年9月6日
2)メーカー
HONDA
3)車名
N-VAN
4)型式
JJ1
5)駆動
2WD
6)グレード
G Honda SENSING
7)開発ブランド
『NEW SR MC』
『LOWFER SPORTS』
8)製品種別
ショックアブソーバ

実車装着 N-VAN JJ1 (2WD-FF) テストしました。


「Nシリーズ」初の商用モデルとなりました「N-VAN」
商用バンだけに最大積載量350kg前提のN-VANは、乗用のN-BOXに比べてダンパー減衰力も
スプリングレートも高い設定です。
とうぜん空荷時走行ではリアが跳ねるようなパンパンしたハードな乗り味を想像していたのですが。。。
意外や嫌味な突き上げを感じるほどではなく、収束も良いバランスなので乗用車に比べたら
もちろん固めではあるのですが、乗り心地が悪いわけではありません!!
軽キャンなど常用目的でも流行っているのは納得の乗り味です!

それでは毎度のノーマル取付確認をしますと。。。
リヤダンパー上部取付のブッシュなどもN-BOXサイズではなく、フリードと同サイズの大きいものになってます。


ところどころ商用バンならではのタフな造りが垣間見えます。

テストアイテムは『NEW SR MC』
https://www.kyb.co.jp/kybclub/products/street/mc/index.html
と、『LOWFER SPORTS』
https://www.kyb.co.jp/kybclub/products/street/lowfersports/index.html



フロントは2WD&4WD共用、リヤは2WD専用品です。
まずは 『NEW SR MC』 からスタートです。


実はちょっと控えめな減衰チューニングにとどめておいた試作品、大正解でした!
ほどよいボリュームアップ感です!


コーナリング時のロール感、ブレーキング時の安定感も向上しながら乗り心地は悪化せず
絶妙なバランスになってます。


高速操安性もグッと上がってギャップ通過時の入力も滑らかで好感触!
一発OK、イメージ通りのフィーリングとなっています!!

続いて LOWFER SPORTS』


フロントはNEW SR MC同様にステア応答と収束性のバランスが上手くまとまっていて文句ナシ!


リヤはもともとバンプストロークにも余裕があることと、本体長を短縮していることで、
かなりストロークを確保出来ています。
さらに付属の専用ウレタン製バンプクッションは初期当たりがソフト仕様の為、ローダウンでも
極端なバンプタッチ感は無く、乗り心地も悪化しません。




ということで, N-VAN JJ1 (2WD)用『NEW SR MC』 & 『LOWFER SPORTS』 完成です!

『NEW SR MC』は2023年11月末、『LOWFER SPORTS』は2023年12月末の発売予定です。
発売まで今しばらくお待ちください。

発売は↓↓↓より随時ご案内致します。
カヤバクラブ NEWS


HONDA S660 JW5『Extage』のテスト

基本情報

1)日時
2019年8月21~23日
2019年12月22~23日
2)メーカー
HONDA
3)車名
S660
4)型式
JW5
5)駆動
2WD
6)グレード
α 6MT
7)開発ブランド
『Extage』
8)製品種別
ショックアブソーバ
スプリング

実車装着 S660 JW5
ノーマル形状サスペンションキット 『 Extage 』 です!
https://www.kyb.co.jp/kybclub/products/street/extage/index.html


カヤバの場合、リアルスポーツダンパー(車高調)ではなく、あえてのノーマル形状で設定します!

ミニNSXなどと表現されるミッドシップ・リヤ駆動のS660
さすがに「運転している感」が全開で楽しいクルマですね!
前後のロールバランスが良く、終始フラットな挙動で直進高速操安はもちろん
ミッドシップならではの重量バランスでコーナリング時は路面に吸い付くようなスタビリティです!
このコーナリングマシンをさらにレベルアップさせつつ高速操安と上質感の両立を狙って煮詰めて
いきたいと思います。

ダンパーは前後ともに減衰力32段調整式のツインチューブタイプ


スプリングはバネレート3種類×デザイン違いで合計6セット!
事前にガレージで装着してフィッティングや車高変化のチェックをしておきます。


あとは高速走行に備えて事前メンテナンス、各部の取付状態・トルク・油脂類などなど。。。

使用するタイヤは純正採用のヨコハマ ADVAN Neove AD08R


サイズも純正と同じ フロント) 165/55R15 リヤ) 195/45R16 でいきます。

ガンガン攻める走りをするわけではありませんが、高速走行に備えてブレーキPADも交換。


ハンドリングバランスは袖ヶ浦フォレストレースウェイで確認です。


【Day 1】

≪SET0≫
まずスタートはノーマルのダンパー&スプリングの確認からです。
やはりサーキットでのハイスピード領域になると若干ですが初期挙動の速さが気になります。


≪SET1≫
ダンパー減衰力調整はちょうど中間のポジション
スプリングはノーマル比107%のバネレートセットからスタート


一般道での乗り心地も含めたフィーリングがとても良かったこのセット、
走りの面でも前後ロールバランスは良く、ステア操作量も少なくて済むので、
スムーズなドライブフィールです。

≪SET2≫
つづいて、、前後ともスプリングを114%仕様にレートアップ。ダンパー減衰力はそのまま。
全体的にロール剛性は上がってコーナリングスピード上がりました。
イン側の接地感が高いです。ブレーキング時の挙動も安定してイイ感じ。。。
ただ、一般道では若干ザラついた感触で、フロント入力もやや強めでブル感が出る場面もあります。

≪SET3≫
つづいて、前後ともスプリングを121%仕様にレートアップ。ダンパー減衰力はそのまま。



サーキットでのバランスとしては、フラット感もキープしていて、スタビリティも高いので
かなり突っ込んだドライブが出来ます!
がしかし。。。
一般道ではフロントの入力がかなり強くてルームミラーが震えるレベル。。。
ステアリングフィールもせわしないので質感面でNGですね。。。


『 Extage 』 は上質感も追及する、開発陣としては非常にハードルの高いブランドです。
一般道でのフィーリングも常に並行して確認しています。
ということで走行テスト1日目は終了。

【Day 2】

≪SET4≫
スプリングはノーマル比107%のバネレートセットに戻して、ダンパー減衰力調整をしていきます。
ダンパー調整でクルマの挙動特性が見事に変化するので楽しいクルマですね!
本来持っているバランスの良さがあらためてわかります。

≪SET5≫
今度はスプリングの前後バランスを変えてみます。フロントはノーマル比107% リヤは114%


このセットはアクセル操作でノーズの向きが面白いようにコントロールできるようになります!

≪SET6≫
一応これも試しておきましょう。。。フロントはノーマル比114% リヤは121%

タックインの感覚は同様で旋回速度も速い!スッキリと楽しく運転できるのですが。。。
やはりこのセットでも一般道ではちょっとキツイですね。。。

と、ここまでで今回のメニューは終了。今回の出来栄えとしては90点といったところです。
リヤダンパーの減衰力調整幅が広かったので今回確認出来たちょうど良い部分を
中心に調整幅をよりピンポイントに絞りたいです。
そして今回の試作スプリングは、車高が狙いよりも高めだったので、これも修正ですね。。。





~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【日付は変わり。。。】
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
再試作品が完成し、 2回目のテスト実施です。
テスト車のボディカラーは変わりましたが、グレードは同じ『α 6MT』です。


リヤのショックアブソーバの仕様変更、及び、前後ともに車高修正したスプリング、
再試作品が出来てきたので再トライです。


まずはガレージで装着して車高変化量の確認


車高はしっかり修正されております。


フロント -13mm / リヤ -14mm

もともと低いクルマなので数値的には少なく思えますが、見た目の印象も、乗った感じも
ずいぶん違います!

↓↓↓こちらがノーマル車高↓↓↓


一般道の通常走行では、懸案だったバンプストローク不足も問題なし。
さらに低重心になったので、サーキットでのフィーリングの違いが楽しみですな内容です。

ということでテスト2日目は袖ヶ浦フォレストレースウェイで「走り」の確認です。


≪SET1≫
まずは前回ベストセットのフィーリング確認、いわゆる思い出しです! ここからスタート。。。

車高こそ下がっていませんでしたが、ハンドリングバランスはやはり好感触です!
乗り心地も含めてとても良くまとまっているセットです。

≪SET2≫
ではここからが本番!!
ダンパーはそのまま、スプリングだけ前後とも下がるモノに交換。


バネレートは前後ともノーマル比107%仕様

全体的な挙動はややマイルドになり、スライドし始めも滑らかでコントロール性良好です!
前後のロールバランス、そしてダンパーとスプリングのバランスともに理想的です!
車高の違いが効果的ですね。低重心になったおかげで荷重移動がとても滑らかです。
そして車高は下がっていますが嫌味な突き上げ感は無く、前後ともに長めのバンプクッション
でもバンプストロークは問題なしです。
上質感もある良くまとまったフィーリングです!


≪SET3≫
では、スプリングはそのまま、リヤのみ新作ダンパーに交換


減衰力調整幅と減衰力特性が初回品とは異なる今回のダンパーですが。。。
走ってみましたところ、ちょっと狙いと違いまして。。。
スロースピード域の減衰力が立上っている特性なのでダイヤル調整で多少はマッチングが合って
くるものの、リヤの突っ張り感が常にあり、一般道での乗り心地もザラザラしていていまひとつ。
上質感も重要視する 『Extage』 なので残念ながらこれではNG。。。

≪SET4≫
リヤダンパーはもとに戻してリヤスプリングを114%仕様に交換


アライメントも確認しつつ、やはりダンパーはこちらの方が良い感じでバランスしてます。
リヤのバネレートが上がりコーナリング時のスタビリティは格段に上がりました。
サーキットでの高速操安、ハンドリングは文句なしなのですが一般道での乗り心地がやや固い・・・
基本的に入力感がダイレクトで強いんです。。。

ということで総合的に判断した結果、今回の≪SET2≫が一番良かったです。
セット内容は以下の通りです。

【Extageダンパークリック】
フロント: SPORTS -12クリック  STREET -16クリック
リ ヤ : SPORTS -12クリック  STREET -16クリック

【Extageスプリング】
フロント: 車高 -13mm バネレート 22.6N/mm(ノーマル比 107%)
リ ヤ : 車高 -14mm バネレート 30.3N/mm(ノーマル比 107%)

街乗りではしなやかでスムーズでありながら,スポーツ走行では高い次元のスタビリティを発揮する
イメージ通りの 『Extage』 完成しました!



2023年11月末発売の予定です。発売まで今しばらくお待ちください。
発売は↓↓↓より随時ご案内致します。
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HONDA シビック FK7 ローダウンスプリング『L・H・S』のテスト

基本情報

1)日時
2020年10月7日
2)メーカー
HONDA
3)車名
シビック
4)型式
FK7
5)駆動
2WD
6)グレード
ハッチバック CVT
7)開発ブランド
ローダウンスプリング
『L・H・S』
8)製品種別
スプリング

実車装着 シビック FK7(ハッチバック)テストしました。


ローダウンスプリング 『L・H・S』 の試作品テストを実施しました。
LOWFER SPORTSの美味しいストロークと車高バランス等から、ズバリ-25mmローダウン狙いです。


フロントはノーマル同様に左右巻方向違いの設計です。
ではさっそく装着していきます。


フロント -23mm / リヤ -25mm


前後ともに車高は狙い通りでOKです。
見た目のバランスはイメージ通りでカッコイイですね。引き締まりました。

↓↓↓こちらがノーマル車高↓↓↓


走りのフィーリングも問題なしです!
ダンパーとバネレートの相性は完璧でフラット感の高い乗り味です。
加速・旋回・制動、すべてスムーズでしっかり感が高いです。
特に印象的なのは、強い制動時も4輪しっかり地面を掴んでいることです。
狙い通りに減速している感じが良く伝わってきます。

フロント 車高 -23mm バネレート 26.7N/mm(純正比110%)
リヤ
車高 -25mm バネレート 28.1N/mm(純正比107%)


シビック FK7 (ハッチバック)用『Lowfer Sports KIT』 完成です!

2023年11月発売の予定です。発売まで今しばらくお待ちください。
発売は↓↓↓より随時ご案内致します。
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SUZUKI ハスラー MR52S『LOWFER SPORTS PLUS/LHS』のテスト

基本情報

1)日時
2021年1月27日
2)メーカー
SUZUKI
3)車名
ハスラー
4)型式
MR52S
5)駆動
2WD
6)グレード
HYBRID Xターボ
7)開発ブランド
『LOWFER SPORTS PLUS』
ローダウンスプリング
『L・H・S』
8)製品種別
ショックアブソーバ
スプリング

実車装着 ローダウンスプリング『L・H・S』
https://www.kyb.co.jp/kybclub/products/coilspring/index.html
リヤ用減衰力14段調整式『Lowfer Sports PLUS』
https://www.kyb.co.jp/kybclub/products/street/lowfersports/index.html
テストしました。


まずはローダウンスプリング 『L・H・S』 からスタート。


試作品は前後ともに2WD専用設定です。
前後ともに車高は -30mm あたりを狙います。

バネレートはノーマル比
フロント115% リヤ110% で試作製作しました。
セットするダンパーはLowfer Sportsの試作品です。

まずはこれでフィーリングを確認しつつ『Lowfer Sports KIT』 を決定していきます。

ではさっそく狙い目の仕様から装着装着していきます。


フロント -28mm / リヤ -36mm

フロントはほぼ狙い通りでしたが、リヤがちょっと低めに出てしまいました・・・


リヤ下がりで俯瞰のバランスがイマイチです。。。

ではフロント車高が下がる試作品に交換しまっした。


フロント -37mm / リヤ -35mm


車高前後バランスは良くなるものの、フロントのバンプタッチ感が強く、ストローク感も無くなりました。
ステアフィールは突っ張り感が強くなって、追従性は落ちる方向になってしまいました。。。
肝心の走行フィーリング面がNGです。

ということでフロントを最初の車高に戻し、リヤをフロントに合わせて車高が上がる試作品に交換です。


フロント -27mm / リヤ -30mm

車高バランスはイメージ通りです。
乗り味もストローク感がありスムーズなフィーリングになりました。
ダンパーとバネレートのマッチングは良く、しなやかさとスタビリティの高さが
絶妙なバランスでまとまっている印象です!!
もちろん乗り心地も問題ナシです。

↓↓↓こちらがノーマル車高↓↓↓


≪フロント≫ 車高: -27mm
バネレート: 19.2N/mm(ノーマル比115%)

≪リヤ≫ 車高: -30mm
バネレート: 21.6N/mm(ノーマル比110%)


続きまして、Lowfer Sports リヤ14段減衰力調整式の
『Lowfer Sports PLUS』 のチェックです。


まずはLowfer Sportsオリジナル相当のポジションを確認します。


結果、ダイヤル「8」がLOWFER相当でした。

Lowfer Sportsオリジナルに対して減衰力特性がほんの少し違うためか、
高いポジションでも丸みのある入力感が特徴です。

前後バランスの崩れない範囲も確認します。
下がダイヤル「4」から上は「14」までがLowfer Sportsフィーリングの範囲でした。

ハスラー MR52S, MR92S (2WD)用
『Lowfer Sports KIT』 『Lowfer Sports PLUS』量産仕様決定です。

2023年11月発売の予定です。発売まで今しばらくお待ちください。

発売は↓↓↓より随時ご案内致します。
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SUZUKI ハスラー MR52S『NEW SR MC』『LOWFER SPORTS』のテスト

基本情報

1)日時
2020年7月15日
2)メーカー
SUZUKI
3)車名
ハスラー
4)型式
MR52S
5)駆動
2WD
6)グレード
HYBRID Xターボ
7)開発ブランド
『NEW SR MC』
『LOWFER SPORTS』
8)製品種別
ショックアブソーバ

実車装着 ハスラー MR52S (2WD) テストしました。


2020年1月に発売開始となった、2代目新型「ハスラー」
軽クロスオーバーというジャンルを築いた「ハスラー」がフルモデルチェンジ、快適性・走りの質感・確実な
進化を遂げて登場しました。走り出し第一印象は高い静粛性と、フラット感の高さです。
しなやかなストロークでしっかりしている洗練されていて落ち着いた乗り味なんですね。
先代は特にリヤのヒョコヒョコ感が強く、スピードレンジが上がると操安性はいまひとつだった印象でしたが
新型はまったく違っています。
今回のテスト車は 2WD グレード 「HYBRID Xターボ」です。

まずはノーマルストローク関係のデータ取りと、そして各部のクリアランスや各パーツの寸法詳細を現物確認です。


フロントはゴム製バンプクッションのため下げ過ぎると嫌味な突き上げの原因になってしまいます。要注意ですね。。。

テストアイテムは『NEW SR MC』
https://www.kyb.co.jp/kybclub/products/street/mc/index.html
と、『LOWFER SPORTS』
https://www.kyb.co.jp/kybclub/products/street/lowfersports/index.html


フロントは2WD&4WD共用、リヤは2WD専用品です。
まずは 『NEW SR MC』 からスタートです。


前後の挙動バランスが良く、フラット感も高いので乗り心地も良し!イメージ通りのフィーリングになりました!!
減衰は強過ぎず、収束の不足感も無く、ほど良いボリュームアップです。
前後バランスも良く、速度全域でフラット感があります。高速操安もイメージ通りに向上していて良いバランスです。


スムーズなストローク感と上質感もキープ出来ているので、乗り心地面もまったく問題無しです。

続いて 『Lowfer Sports』 です。


NEW SR MC同様、ハンドリングと乗り心地のバランスはとても良くまとまっています。
オリジナルとは異なるシャキッとした乗り味も、面白みがあって好印象です。


本体ケース長を前後ともに-20mm短縮しているので、ローダウンしてもバンプストロークは余裕あります。
ハンドリングも乗り心地も悪化させずにローダウン出来ます。
こちらもイメージ通りのフィーリングで問題なしです。

ハスラー MR52S, MR92R (2WD)用『NEW SR MC』 & 『Lowfer sports』完成です!



2023年11月発売の予定です。発売まで今しばらくお待ちください。

発売は↓↓↓より随時ご案内致します。
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HONDA シビック FK7『NEW SR MC / LOWFER SPORTS』のテスト

基本情報

1)日時
2020年2月20日
2)メーカー
HONDA
3)車名
シビック
4)型式
FK7
5)駆動
2WD
6)グレード
ハッチバック CVT
7)開発ブランド
『NEW SR MC』
『LOWFER SPORTS』
8)製品種別
ショックアブソーバ

実車装着 シビック FK7 (ハッチバック) テストしました。


10代目となるFK7/FC1のシビックは6年ぶりに日本市場へ復活したモデルです。
そのハッチバックモデルのFK7でダンパーをテストしました。
ハッチバックのキャラクターはスポーツカー。
しかしながら純正ダンパーの乗り足はステアフィールがやや緩い感じもします。。。
とはいうものの高速操安性をはじめ、走りのバランスはすこぶる良し!
ボディー剛性は高く、終始しなやかでフラット感がある挙動は好印象です。 
エンジン特性・ミッションとのバランスもあるのでしょうがトルクステアが極めて低く、
どんな姿勢からでも「スゥーー」と
加速していくフロント接地感の高さとトラクションの良さは素晴らしく心地良いですね。
18インチタイヤは若干タイヤノイズは大き目ではありますが、スタビリティと質感は
上手くバランス取れている印象です。

では、、いつもの通りオリジナル状態のストロークデータと純正品の採寸。
前後共にソフトで長めのバンプクッションを積極的にたわませながらストロークさせるのは
ホンダの伝統的なスタイルですね。

【フロント】


【リヤ】


そしてリヤのタイヤハウスはけっこう奥行きあります。(スプリングを外し、ジャッキで縮めてます)


テストアイテムは『NEW SR MC』
https://www.kyb.co.jp/kybclub/products/street/mc/index.html
と、『LOWFER SPORTS』
https://www.kyb.co.jp/kybclub/products/street/lowfersports/index.html
ハッチバック&セダン 純正品の仕様はほぼ同様なので共用品で設定しました。


まずは 『NEW SR MC』 からスタート


ステアレスポンスは良く、収束の不足感もありません。
操作感もスムーズで手応え感が高いので、路面の状況がステアリングを通してよく伝わってきます。
直進状態時のリニアリティも向上しました。これだけでもずいぶん印象変わります。


高速走行時でもリヤの収束は良好で、前後バランスはバッチリ!
終始フラット感のある質感の良いフィーリングです。
若干おとなし目であったノーマルフィーリングに対してはより高速操安性が際立って、
スポーティーな内容になりました。

続いて 『LOWFER SPORTS』 の試作品に交換です。


NEW SR MC同様、イメージ通りの出来栄えです!
ローダウン&減衰力アップしてもバンプクッション特性のおかげもあり、
終始しなやかなストローク感で問題なし!
グッと引き締まって低重心になったシビックは、かなり「らしく」なった感じで面白みが増しました!


シビック FK7 (ハッチバック)の『NEW SR MC』 & 『LOWFER SPORTS』 完成です。

2023年10月発売の予定です。発売まで今しばらくお待ちください。

発売は↓↓↓より随時ご案内致します。
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HONDA ステップワゴン SPADA RP3『LOWFER SPORTS/LHS』のテスト

基本情報

1)日時
2019年5月21日
2)メーカー
HONDA
3)車名
ステップワゴン
4)型式
RP3
5)駆動
2WD
6)グレード
SPADA Honda SENSING
7)開発ブランド
『LOWFER SPORTS』
ローダウンスプリング
『L・H・S』
8)製品種別
ショックアブソーバ・
スプリング

実車装着 ステップワゴンSPADA RP3 テストしました。


5代目「ステップワゴン」2WD(FF) グレード「SPADA Honda SENSING」
背の高いミニバンでありながら高速直進安定性が良く、操縦安定性が高いことが特徴のRP3ですが、
ローダウンで低重心化し、更なる操縦安定性を狙います。

今回のテストアイテムは、『LOWFER SPORTS』試作品と、組み合わせるローダウンスプリング 『L・H・S』 試作品です。


『L・H・S』 はバネレートが純正比でフロント110%、リヤ107%
車高は前後ともに-25~30mmダウンを狙います。


フロント -27mm / リヤ -23mm
リヤは狙い値より若干高めではありますが俯瞰での車高バランスは問題なし。


↓↓↓こちらがノーマル車高です↓↓↓


前後の収束バランスも良くイメージ通りのフィーリング!
ストロークのある入力感で突き上げも無く、ローダウンでありながら上質感のある乗り心地です。
イメージ通りのLowfer Sports KITクオリティです!


ステップワゴンSPADA RP3用『Lowfer Sports』 & 『L・H・S』完成です。

フロント: 車高 -27mm  バネレート= 33.6N/mm (ノーマル比 110%)
リヤ: 車高 -23mm  バネレート= 52.1N/mm (ノーマル比 107%)

2023年9月下旬発売の予定です。発売まで今しばらくお待ちください。

発売は↓↓↓より随時ご案内致します。
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SUZUKI スペーシアギア MK53S『LOWFER SPORTS/LHS』のテスト

基本情報

1)日時
2019年11月12日
2)メーカー
SUZUKI
3)車名
スペーシアギア
4)型式
MK53S
5)駆動
2WD
6)グレード
HYBRID XZ
7)開発ブランド
『LOWFER SPORTS』
ローダウンスプリング
『L・H・S』
8)製品種別
ショックアブソーバ・
スプリング

実車装着 スペーシアギア MK53S
ローダウンスプリング『LOWFER SPORTS』 『L・H・S』 テストしました。


スペーシアシリーズの「GEAR」です。

このモデルはダンパー&スプリングは標準車・カスタムと共用品。
フロント、リヤともに2WD専用試作品です。


GEARは外観デザインこそ違えど重量的にはほぼ同じなので車高の結果は同じになる見込みです。


それでは標準車・カスタムでOKだったセットを装着。


フロント -27mm / リヤ -23mm
俯瞰での見た目は問題ナシですね!


ローダウンも良く似合うデザインですね!予想以上にカッコいい!

↓↓↓こちらがノーマル車高↓↓↓


収束性がググッと引き締まりました。
手応え感もしっかりしていてステアフィールはやはり好印象です。
ルーフが高いので、ノーマルでは風の強い日は速度によっては横揺れが気になりましたが、、
「Lowfer Sports KIT」 の状態だと格段に安定します。
ローダウンとしっかり感向上のおかげで、こういった部分でもスタビリティアップを感じることが出来ますね。

フロント: 車高 -27mm  バネレート= 20.0N/mm (ノーマル比110%)
リヤ:   車高 -23mm  バネレート= 26.3N/mm (ノーマル比107%)



スペーシアギア MK53S 『Lowfer Sports KIT』 完成です!

2023年8月発売です。

発売は↓↓↓より随時ご案内致します。
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SUZUKI スペーシアカスタム MK53S『LOWFER SPORTS/LHS』のテスト

基本情報

1)日時
2019年11月1日
2)メーカー
SUZUKI
3)車名
スペーシアカスタム
4)型式
MK53S
5)駆動
2WD
6)グレード
HYBRID XS ターボ
7)開発ブランド
『LOWFER SPORTS』
ローダウンスプリング
『L・H・S』
8)製品種別
ショックアブソーバ・
スプリング

実車装着 スペーシアカスタム MK53S
ローダウンスプリング『LOWFER SPORTS』 『L・H・S』 テストしました。


フロント、リヤともに2WD専用品です。


ではさっそく狙い目セットを装着


フロント -25mm / リヤ -20mm
車高一発OK!


前後バランスも良く、カッコ良いです!
↓↓↓こちらがノーマル車高↓↓↓


LOWFER SPORTSとのマッチング良く、カスタム専用15inchタイヤとのマッチングもOK!
レスポンスが向上してシャープでスッキリしたステアフィーリングになってます。
手応え感もしっかりした感触は心地良く、運転しやすいです。
80km/h-100km/hの高速道路走行でもリヤの収束がしっかりしており、
ギャップ通過時も1発で収まるので高速操安も文句ナシ!

乗り心地も問題ないレベルで良くまとまっている 「Lowfer Sports KIT」 です!

フロント: 車高 -25mm  バネレート= 20.0N/mm (ノーマル比110%)
リヤ: 車高 -20mm  バネレート= 26.3N/mm (ノーマル比107%)



スペーシアカスタム MK53S 『Lowfer Sports KIT』 完成です!

発売は↓↓↓より随時ご案内致します。
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TOYOTA カローラスポーツ HYBRID ZWE211H『NEW SR MC』のテスト

基本情報

1)日時
2019年3月27日
2)メーカー
TOYOTA
3)車名
カローラスポーツ
4)型式
ZWE211H
5)駆動
2WD
6)グレード
HYBRID G "X"
7)開発ブランド
『NEW SR MC』
8)製品種別
ショックアブソーバ

実車装着 カローラスポーツ HYBRID ZWE211H テストしました。


今回のテスト車はHYBRID グレードは【G ''X''】のスタンダードモデルです。
走りのフィーリングは終始フラットなバウンス傾向で前後ピッチングバランスがイイです。
その為、このグレードの195/65R15サイズではちょっと物足りない印象です。。。
ただコーナリングパワーから言うと物足りないとなりますが、
通常走行でのフィーリングとしては、当たりが穏やかで全体的に丸みを帯びた乗り心地で、
それでいてしっかりストローク感があり「しなやか&しっかり感」がとても印象的なクルマです。
過度なボリュームアップは控えめに、良いところを伸ばす減衰セッティングが必要な感じです。

今回のテストアイテムは『NEW SR MC』
2WD ガソリン&HYBRID 共用品の減衰をアレンジしてみました。


ではさっそく装着。


しっかりと良く動く「脚」のフィーリングは本来のまま、とても良い感触です。


全体のバランスも良く、接地感・ステア応答のレベルは高くなっていますね。
ステアリングのどっしり感も良好、直進操安性も良い内容です。


高速コーナリング時のフラット感も良く、
止まる・曲がるのスタビリティはさらに向上していると実感出来ます!!
文句ナシの出来栄えです!

カローラスポーツ NRE210H(ガソリン) & ZWE211H(HYBRID) 用 『NEW SR MC』 完成です!

2023年8月発売の予定です。発売まで今しばらくお待ちください。

発売は↓↓↓より随時ご案内致します。
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NISSAN デイズ B44W『LOWFER SPORTS』・ローダウンスプリング『L・H・S』のテスト

基本情報

1)日時
2019年11月21日
2020年1月16日
2)メーカー
NISSAN
3)車名
デイズ
4)型式
B44W
5)駆動
2WD
6)グレード
ハイウェイスターX
7)開発ブランド
『LOWFER SPORTS』
ローダウンスプリング
『L・H・S』
8)製品種別
ショックアブソーバ
スプリング

実車装着 ショックアブソーバ『LOWFER SPORTS』・ローダウンスプリング 『L・H・S』 テストました。
デイズ B44W (2WD-FF)


ローダウンスプリング 『L・H・S』


狙い車高は-25mm付近、バネレートは前後ともにノーマル比110%の2WD専用品です。
試作品3種類のうち、中間セットを装着。



フロント -20mm / リヤ -17mm


乗車時の感覚も見た目の印象もフロント下がりのバランス・・・

フィーリング自体はダンパー減衰力とバネレートの相性は良く、
グッと引締まってまとまり感の高いフィーリングになっています。

接地感が高く、ステア応答も良好です。
乗り心地も問題なく、内容的にはオッケーなのであとは車高ですね。。。

それでは前後下がるモノに交換です。


フロント -30mm / リヤ -23mm


リヤ車高はほぼ狙い通りなのですがフロントが低めです。
全体のバランスは最初のセットと同様に前下がりです。

↓↓↓こちらがノーマル車高↓↓↓


そしてフロントはこの車高だと時おりバンプタッチします。
バンプクッションがゴム製のため突き上げ感はややダイレクト。

やはり見た目と内容の両立のためには-25mmあたりでまとめたいですね。

ということで、今回用意した試作品はもうネタが無くなりましたので、修正品を作り直し再テストです。

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日付が変わり、ローダウンスプリング 『L・H・S』 2回目のテストしました。


前回テスト結果を元に修正品の試作品テストです。


フロント、リヤともに -25~30mm が狙い車高です。




フロント -29mm / リヤ -28mm


流石作り直しただけあって、今度は一発で良い適正な車高バランスになりました。
全体的な雰囲気、俯瞰での見た目のカッコ良さも問題ナシ!

↓↓↓こちらがノーマル車高↓↓↓


バネレートも問題なく、ダンパーとのマッチングは良好です。
フロントの追従性は良く、高速操安性も向上していて、
ローダウンであってもギャップ通過時のいなしは良好です。

高速操安性は向上しながらも、後部座席を含めた乗り心地も良く
イメージ通りの 『Lowfer Sports KIT』 となりました!!

フロント: 車高 -29mm  バネレート= 24.0N/mm (ノーマル比110%)
リヤ: 車高 -28mm  バネレート= 22.4N/mm (ノーマル比110%)

デイズ (2WD) B43W, B44W, B45W
『Lowfer Sports KIT』 完成です!


2023年7月発売の予定です。発売まで今しばらくお待ちください。

発売は↓↓↓より随時ご案内致します。
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SUZUKI スペーシアカスタム MK53S『NEW SR MC』のテスト

基本情報

1)日時
2019年9月18日
2)メーカー
SUZUKI
3)車名
スペーシアカスタム
4)型式
MK53S
5)駆動
2WD
6)グレード
HYBRID XS ターボ
7)開発ブランド
『NEW SR MC』
8)製品種別
ショックアブソーバ

実車装着 スペーシアカスタム MK53S テストしました。


今回のテスト車は 2WD(FF) グレード 「HYBRID XS ターボ」 シリーズ最上級グレードです。

走り出し第一印象は、なんと言っても「静粛性」の高さでしょうか。
アイドリングから発進時・加速時、とても静かで滑らかなフィーリングです。
フラットな乗り味と相まって上質感は高いですね!

スズキお得意の軽量化はこのクルマにも生かされており、
車重はライバルN-BOXカスタムより60kg軽い900kg!

それもあってか、ターボ+モーターアシストによる加速はトルク感が太くかなり「速い」印象です。 
1300ccのコンパクトカー同等かそれ以上の加速感に思えるほどです!!

ハンドリングについては比較的マイルドな乗り心地ですね。
質感向上を優先したセッティングなのでしょうか。。。
中・高速走行になるとスーパーハイトワゴン特有のユラつきは時おり出てしまいます。
ここはダンパー交換で雰囲気を変えられる部分です。
ほどよいボリュームアップで乗り心地とスタビリティ向上を両立させたいですね。

テストアイテムは『NEW SR MC』


2WD&4WD全モデル共用品です。


【交換後の走行確認】


ほどよくボリュームアップ出来てますね!
通常走行では全体的にはややおとなし目に感じるのですが、
ギャップ通過時はリヤ挙動の収束は高く、しっかり感がかなり向上しました。


バネ上のユラつきを感じていた高速走行でも、
全体的なスタビリティは向上しつつ、乗り心地も良く絶妙なバランスです!
イメージ通りの飽きのこないバランスで上手くまとまりました!!

スペーシアカスタム MK53S 『NEW SR MC』 完成です!


2023年7月発売の予定です。発売まで今しばらくお待ちください。

発売は↓↓↓より随時ご案内致します。
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TOYOTA ハイエース TRH200V『NEW SR MC』のテスト

基本情報

1)日時
2019年10月17~18日
2)メーカー
TOYOTA
3)車名
ハイエース
4)型式
TRH200V
5)駆動
2WD
6)グレード
SUPER GL
7)開発ブランド
『NEW SR MC』
8)製品種別
ショックアブソーバ

実車装着 ハイエース TRH200V テストしました。


トヨタを代表する働く車といえばハイエース。
商用目的はもちろん、ドレスアップ愛好家やキャンピングカーなど幅広い方々から親しまれています。
ノーマル状態の乗り心地は、リーフスプリング特有のゴツゴツ感はありますが、積載量が多くなるにつれて
前後バランスが整い運転しやすくなるところは流石のセッティングだと思います!
とは言え、やはり商用車なので、ステアフィールはダルでレーンチェンジなどでの修正舵はかなり多いです。
そのあたり『NEW SR MC』で少しでも改善出来ればと考えております。
200系ハイエースは『NEW SR SPECIAL』がラインナップにある為、先ずはそちらを確認。


ノーマルの嫌なところがかなり改善されてます!! さすがのロングセラー『NEW SR SPECIAL』です!!
新車時のフィーリングの延長線上にあり、過走行車のリプレイスには素晴らしく良い商品です。
『NEW SR SPECIAL』を上回る、楽しい・快適・おもしろい を『NEW SR MC』で実現したいところです。


テストサンプルは、最大径のφ32ピストンをフロント・リアともに採用し、
2日間で合計9回ものチューニングを実施。。。
走行テストは各セットで空荷と積載の2パターンを確認。。。


その結果、かなり良い『NEW SR MC』が完成しました!!
高速道路などのレーンチェンジもスムースに出来るようになりますし、
ワインディングでは小舵角で旋回出来ます。
積載時や横風が強めな時の走行でも、かなり安心して運転出来るようになりました!


200系ハイエース用『NEW SR MC』完成です。
「SUPER GL」の他、「DX」や「コミュータ」でもフィーリング確認し、
交換による優位性を確認しております。


現在、絶賛発売中です。品番・価格などの詳細はこちらからご確認ください。

↓↓新規品番NEWS↓↓
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SUZUKI イグニス FF21S (2型 2WD) ローダウンスプリング 『L・H・S』のテスト

基本情報

1)日時
2023年3月7日
2)メーカー
SUZUKI
3)車名
イグニス
4)型式
FF21S
5)駆動
2WD
6)グレード
HYBRID MF
7)開発ブランド
ローダウンスプリング
『L・H・S』
8)製品種別
スプリング

実車装着 イグニス FF21S (2型 2WD)


ローダウンスプリング 『L・H・S』 テストました。


イグニスは2型よりRearの足回りが一新されており、ダンパーはXBEEと統合となりましたが、
スプリングは2型専用の試作品を用意しました。

基本は適正ストロークの確保、ハンドリングと乗り心地の両立、
そして見た目のバランスを考えて前後ともに -25~30mm の車高狙いです。
バネレートは1型量産品でノーマル比フロント 117% リヤ2型専用試作 107% の設定にしました!

ではさっそく狙い目セットから装着です。


フロント -26mm / リヤ -17mm

フロントは変更なしの量産品なので、当然ながら問題なしですが、リヤのダウン量が足りませんね。。。


リヤを下がる試作品に交換です。


フロント -26mm / リヤ -24mm


今度はバッチリです!

↓↓↓こちらがノーマル車高↓↓↓


走りのフィーリング面も問題なしで、ダンパー&スプリングのマッチング良好です。
ノーマルはステアセンターのリニアリティがやや緩めのフィーリングですが、
交換後はしっかり感が増して直進操安性がグッと上がりました!!
2型になって剛性の上がったリヤ周りを考慮してバネレートを検討したことが大正解で
リヤ安定感の向上がかなり好印象です。
低重心化&収束性の向上でゆらつきも無くとても運転しやすいフィーリングになりました。
ローダウンしながらも、しなやかさもキープしており、乗り心地も問題なくGoodです!
イメージ通りの内容にまとまりました!

イグニス FF21S (2型 2WD)

≪フロント≫ 車高: -26mm
バネレート: 21.3N/mm(ノーマル比117%)

≪リヤ≫ 車高: -24mm
バネレート: 24.7N/mm(ノーマル比107%)


『Lowfer Sports KIT』 完成です!
2023年5月末の発売です。発売まで今しばらくお待ちください。

発売は↓↓↓より随時ご案内致します。
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HONDA ステップワゴン RP1『NEW SR MC』のテスト

基本情報

1)日時
2019年2月5日・5月7日
2)メーカー
HONDA
3)車名
RP1
4)型式
ステップワゴン
5)駆動
2WD
6)グレード
G Honda SENSING
7)開発ブランド
『NEW SR MC』
8)製品種別
ショックアブソーバ

実車装着 ステップワゴン RP1 テストしました。


5代目「ステップワゴン」 2WD(FF)  グレード 「G Honda SENSING」
走りの第一印象としては、背の高いミニバンでありながら高速直進安定性が良いことです。
ステアリング中心もしっかりしていて直進時の操縦安定性が高いことが特徴で、
コーナリング時はリヤの挙動は軽快感があってスッキリしているフィーリングです。
ただ、スピードレンジの高い領域ではどうしてもミニバンゆえの大きい挙動はどうしても出てきます。。。
ダンパー交換で上手くまとまることに期待しましょう。

まずはいつもの通り、オリジナル状態のストロークデータと純正品の採寸します。

テストアイテムは『NEW SR MC』


STD&SPADA共用の2WD(FF)専用品です。


フロントはステア応答良く、中心部分のしっかり感もさらに高くなりました。
グリップ感、路面の状況がステアリングに良く伝わってきます!


前席ではまったく問題無かったのですが、、2列目乗り心地がややいまいちです。
リバウンド時の収束が若干不足気味なのか、、
路面状況によって浮き上がり感とバネ上のブルブル感が気になる場面があります・・・
ただし、微妙な症状なのでダンパー以外の要因も考えられます。
ということで減衰力修正品を用意して再テストにて判断しましょう。

~日付は変わり~

減衰力を修正したダンパー再試作品が完成しました。
ある程度速度が上がるとリヤはバネ上の挙動がフラつく傾向でした。
フロントのしっかり感に対して、リヤがついてこれずバランスの悪い内容だったんですね。
ということで今回はリバウンド側スロースピード域を中心に少し上げた減衰力仕様で再トライです。


中・高速度域の収束性は向上して、リヤのバネ上ブル感(ユル感)は解消出来ました!
前後バランスも良くなり、常時しっかり感の高いフラットなフィーリングです。
結果、まとまり感が高くなったおかげで2列目の乗り心地も良くなりました。
ということでこちらの修正品仕様にて量産決定で、ステップワゴン RP1『NEW SR MC』完成です!


2023年4月下旬発売の予定です。発売まで今しばらくお待ちください。

発売は↓↓↓より随時ご案内致します。
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MITSUBISHI デリカD5 2019/2- CV1W 『NEW SR MC』のテスト

基本情報

1)日時
2019年8月5日・12月27日
2)メーカー
MITSUBISHI
3)車名
デリカD:5 (2019/2-)
4)型式
CV1W
5)駆動
4WD
6)グレード
P
7)開発ブランド
『NEW SR MC』
8)製品種別
ショックアブソーバ

実車装着 デリカD:5 CV1W (MC 2019/2-) テストしました。


デビューから13年目にしてビッグマイナーチェンジ。
大きく変わったフロントマスクが特徴のデリカD:5、エンジンはディーゼルのみのラインナップになりましたね。
今回のテスト車グレードは【 P (8人乗り) 】、タイヤサイズ 225/55R18 のモデルです。
これまでの硬派なクロカン4WD的乗り味は、シャシー各部の改良で入力感もしなやかで乗り心地も良好に。。。
フロントセクションの剛性アップやサスペンション関連の見直しにより、ステア追従性は良く、オンロードでの走りのフィーリングはかなり良いですね。
MC前に比べバネレート、ダンパー減衰力も上げられロール剛性は高く、全体のスタビリティが上がり高速操安は大幅にレベルアップしています。
そんなフィーリングを確認しつつ、、、


毎度の通りオリジナル状態のストロークデータと純正品の採寸です。
基本レイアウトはこれまで通りですが、ダンパーの構成部品などが変わっているので各部のクリアランスもしっかり見ておきます。

テストアイテムは『NEW SR MC』


ではさっそく装着


そのフィーリングは。。。
控えめな設定にし過ぎてしまったようで、、、フロントは減衰力ボリュームが足りず、イメージしていたしっかり感まで至らず。
ステア応答もさることながら「タテ」の動きをもう少ししっかりさせて、直進操安を高めたいと思っていたのですが目論見がはずれました。


リヤは乗り心地もしなやかさがありつつ、バネ上の収束は良く、安定感は向上出来ておりイメージ通りの出来栄えです。

ということでフロントは減衰力ボリュームを見直して再トライですね。
修正品を用意して再テストです!


~日付は変わり。。。~

『NEW SR MC』 再トライ日です。

リヤはイメージ通りの出来栄えだったのですが、フロントがおとなしすぎて変化感が乏しかった前回のテスト。。。
NEW SR MC は新型バルブを採用して、上質感を今まで以上に良くしていこうというアイテムなだけに、
ちょっとボリュームアップを遠慮してしまったんですね。。。
結果、本来目的のスタビリティ向上にならなかったというオチで、今回はフロントの減衰力を修正したモノで再確認です。


まずは前回の失敗作のフィーリング確認から。。。


やはり走り出し第一印象の変化感がだいぶおとなしいです。
総重量2tオーバーの重量級なので操安性アップのための収束性向上が少ないのはダメですね。。。
ではフロントを修正品に交換


ほど良いボリュームアップでステアフィールのしっかり感がだいぶ高くなりました。
走り出し第一印象の変化感もしっかりあって良いですね!
前後のバランスも良く、挙動全体のまとまりを実感します。
車重と車高の高さが気にならないほど高速操安が良くなった印象です。。。


テスト当日は強風のため、高速道路で横風を受ける場所でも、揺り返しの安定感が初回品とは安定感が大幅に違っていました!

ということで無事イメージ通りにまとまりました!
デリカD:5 CV1W (MC 2019/2-) 『NEW SR MC』 完成です。
2023年4月発売の予定です。発売まで今しばらくお待ちください。

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MAZDA MAZDA3 BP5P 『LOWFER SPORTS』・ローダウンスプリング『L・H・S』のテスト

基本情報

1)日時
2021年6月25日
2)メーカー
MAZDA
3)車名
MAZDA3 (FASTBACK)
4)型式
BP5P
5)駆動
2WD
6)グレード
SKAYACTIV-G 15S
7)開発ブランド
『LOWFER SPORTS』
ローダウンスプリング
『L・H・S』
8)製品種別
ショックアブソーバ
スプリング

実車装着 「アクセラ」から生まれ変わった「MAZDA3」。ハンドリング面の完成度はかなり高いフィーリング。。。
スポーツダンパーの設定が手強いモデルです。。。
今回は1.5L SKYACTIV-G 15S 2WDのFASTBACKがテスト車です。


LOWFER SPORTS & ローダウンスプリング 『L・H・S』 試作品をテスト実施しました。


フロントはガソリン2WD グレード20S&15S 共用設定
今回の15Sの場合はバネレートがノーマル比112%になります。


リヤは2WD ALLグレード共用設定
バネレートはノーマル比107%です。


前後ともに狙い車高は -20~25mm


フロント -11mm / リヤ -22mm
フロントダウン量が若干不足で変化感が足りない。。。フロントを下がるモノに交換します。


フロント -18mm / リヤ -22mm


今度は俯瞰のバランスも問題なし!!

ダンパーとバネレートのマッチングは完璧です!
スッキリ感としなやかさが絶妙にバランス取れており狙い通りのフィーリングです。
ステア応答、ステアセンターの適度なじんわり感、オリジナルの良さをさらに引き出せている印象です。
常時フラットな挙動で高速操安性も良好。入力感もしなやかで上質感のある乗り心地で問題なし。
イメージ通りの「Lowfer Sports KIT」になりました!!

↓↓↓こちらがノーマル車高↓↓↓


≪フロント≫ 車高: -18mm
バネレート: 23.5N/mm(ノーマル比112%)

≪リヤ≫ 車高: -22mm
バネレート: 42.3N/mm(ノーマル比107%)


MAZDA3 BP5P (FASTBACK SKYACTIV-G 15S 2WD)

『Lowfer Sports KIT』 完成です!

2023年3月末の発売の予定です。発売まで今しばらくお待ちください。

発売は↓↓↓より随時ご案内致します。
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TOYOTA GRヤリス MXPA12『Real sports damper spec TR』のテスト

基本情報

1)日時
2022年9月27-29日
・11月15-17日
2)メーカー
TOYOTA
3)車名
GRヤリス
4)型式
MXPA12
5)駆動
2WD
6)グレード
RS
7)開発ブランド
『Real sports damper spec TR』
8)製品種別
ショックアブソーバ

実車装着 TOYOTA GRヤリス MXPA12 『Real Sports Damper specTR』テストしました。


今回は2WD(FF)の「RS」

毎度お世話になっている 『GR Garage Netz群馬 G'SPiCE』 さんのデモカーをお借りしました!
http://www.netzgspice.com

RSは並行してノーマル形状サスペンションキット 『 Extage (エクステージ) 』 も進めていますが、
Real Sports Damperのご要望も増えてきたということでこちらも着手。

全域にわたってスピードレンジ・負荷が異なるAWDのGRヤリス GXPA16 はサーキットを全開!
攻められる感じで仕上げましたが。。。RSの場合は「ワインディングで気持ち良く」といったニュアンスで、
1.5L CVTでもスッキリ・スムーズに速く走れるキットに仕上げたいと思います。

通常Real Sports Damperは乗り心地面をあまり気にしないのですが、今回は通常の乗り味も少し考慮していきたいですね!

今回のテスト品


フロントが倒立ストラット
リヤがモノチューブ
ともに減衰力32段調整です。


AWD同様、前後ともにピロアッパーマウントにしています。
(注:RearピロアッパーマウントKITはオプション)


スプリングはフロントが7inchの直巻き、リヤは樽型の専用スプリングを使用します。

◆◆◆ 走行テスト Day 1 ◆◆◆

走行テストは袖ヶ浦フォレストレースウェイです


今回のスタートセット

【 タイヤ 】 YH ADVAN A052 235/40R18
【 ホイール 】 WEDS SA-35R 8.5J インセット +35
【 PAD 】 プロジェクトμ HC+
【 スプリング 】 Front: 8K-7inch + ヘルパー
        Rear: 6K専用形状 + ヘルパー
【 車高(ノーマル比) 】 Front: -37mm Rear: -30mm
【 キャンバー 】 Front: -2.5° Rear:-1.6°
【 Toe 】 Front: 0 Rear: 0
【 最低地上高 】 127mm (フロントメンバー)


≪SET1≫
足回りはじめシャシー全体のスタビリティレベルが高いので、非力なRSでは基本なにも起こらない。。。
現状ではアンダーステア・オーバーステアは無く、単純にオンザレール。
前後バランス的にはリヤレート上げか?

タイムは 【 1.26.26 】

≪SET2≫
リヤのバネレートを上げてみます。

【 スプリング 】 Rear:6K→7K


弱オーバーステアでステア量は減りコーナリングしやすい。
フロント軸がしっかりしており、スポーティFFらしい挙動になってきました。

フロント減衰力を少し上げてみるとブレーキングが安定し、さらに奥まで攻めてもターンインしやすい。

コントロール性が良くステア操作に対して、クルマ全体でしっかり反応する方向になってきました!

もう1段リヤレート上げでもよいか?

タイムは 【 1.24.87 】

≪SET3≫
さらにリヤのバネレートを上げてみます。

【 スプリング 】 Rear:7K→8K

ターン5のような長く回り込むコーナーは安定するのですが、ヘヤピンなどのタイトコーナーではリヤの張りが強く
ターンインのリズムが取りにくいですね。。。
減衰力調整で多少変わるものの運転のしやすさ・自然なフィールはSET2の方が良いかな・・・

ベストタイムは 【 1.24.14 】


≪SET4≫
全体的な「動き」を多めに出してみるべく、前後のバネレートを下げてみます。

【 スプリング 】 Front:8K→6K Rear:8K→6K

乗りやすさは大幅に良くなりましたが、前後バランス的にフロントの踏ん張りが不足のため、
コーナリング中の修正蛇が多いですね。。。

タイムは 【 1.24.52 】 

前後の適正バランスが見えてきたところで1日目は終了

◆◆◆ 走行テスト Day 2 ◆◆◆

≪SET5≫
フロントのバネレートを上げてみます。

【 スプリング 】 Front:6K→7K


コーナリング中の荷重コントロールもしやすく乗りやすい。フロントの接地感も高く追従性も良いですね!
前後バランス的には今回ベストです!

このセットでもフロント減衰力を少し上げると、ブレーキングが安定してターンインがしやすい。。。

ベストタイムは 【 1.23.60 】
今回テストでのベストタイム
(Day1気温26℃ Day2気温21℃ も影響大)

≪SET6≫
リヤのスプリングレートを上げてみます。

【 スプリング 】 Rear:6K→7K

SET5に比べてターンインからコーナリング中の踏ん張りは高いものの、リヤのスライドが早く、やや慌ただしい挙動・・・

タイムは 【 1.23.81 】

≪SET7≫
良かったSET5のバランスを参考に前後のバネレートを下げてみます。

【 スプリング 】 Front:7K→6K Rear:7K→5K


これまでのセットに比べるとロール量は大きめだが、エンジンパワーとのマッチングは良い感じです。
ステア応答性とリヤの追従性も高く、全体的な挙動もスムーズでコントロール性も良好!
丸みのある入力感もイイ感じです。RSで仕上げたいイメージに近くなりました。

タイムは 【 1.23.70 】


今回やれるテストメニューはここで終了
スプリングのバランス・車高・アライメントはOK
今回ダンパー減衰力が前後とも全体的に高く、挙動が出ずらかった印象でした。
もう少し荷重移動をしやすくしたいところです。。。


ダンパーをつくり直して再トライです!
2回目テストをやって最適セットを決めたいと思います!

※※※ダンパーチューニングを弊社工場で実施し、2回目のテストとなります※※※

Real Sports Damper specTR 2回目のテストしました。
今回は前後ともに減衰力修正品にて再トライです。


フロントはバンプ・リバウンドともにダウン方向、そしてダイヤル調整による変化幅の拡大。
リヤはリバウンド側は変えず、バンプ側のみダウン方向で特性を変えました!

前回のテストより気温は低く15℃。。。
コンディションは明らかに良いのですが、タイヤが摩耗しているのでプラマイゼロですね。。。


まずは前回BESTのセットを基準として、ダンパーのみ修正品の状態からスタートします。

【 タイヤ 】 YH ADVAN A052 235/40R18
【 ホイール 】 WEDS SA-35R 8.5J インセット +35
【 PAD 】 プロジェクトμ HC+
【 スプリング 】 Front: 7K-7inch + ヘルパー
        Rear: 6K専用形状 + ヘルパー
【 車高(ノーマル比) 】 Front: -37mm Rear: -31mm
【 キャンバー 】 Front: -2.5° Rear:-1.6°
【 Toe 】 Front: 0 Rear: in 0゜10'
【 最低地上高 】 125mm (フロントメンバー)

◆◆◆ Day1 ◆◆◆
≪SET1≫
走り出し一発目はオーバーステアで、旋回レベルが低いので減衰でいろいろ調整。。。


そこそこバランス良くなるもフロントの接地感がいまひとつ。
スプリングの前後バランス変更ですね。。。

タイムは 【 1.24.82 】

≪SET2≫
ステア初期の路面つかみ良さを向上させたいので、フロントのバネレートを下げてみます。

【 スプリング 】 Front:7K→6K


前後バランス良くターンインから立ち上がりまでの一連の挙動がスムーズになりました!
旋回レベルが上がったおかげでリヤの踏ん張り不足がやや不満。。。

タイムは 【 1.23.26 】
すでに前回テスト時のベストタイムよりも速い!運転していて明らかに速さを実感出来ています。

≪SET3≫
リヤの車高を 6mm 下げてみます。


リヤの踏ん張り感は高く、ブレーキングからターンイン時の安定感が高い!
これまでより突っ込んでいけるし旋回速度も確実に向上してますね!!

タイムは 【 1.23.21 】

≪SET4≫
一般道の乗り心地を考慮したセットを確認
【 スプリング 】 Rear:6K→5K

最初はリヤがだるくなり、旋回レベル下がったものの、減衰調整でバランス取れてきました。

ベストタイムは 【 1'23.09 】
良いですね。。。

ただちょっと行き過ぎるとすぐオーバーステアが顔を出します。。。
攻められるバランスではあるのですが、SET3のようなスムーズな運転し易さが無いのが残念。。。

せっかくなんで一般道の乗り心地も確認

前後とも減衰力はフルソフト
かなり入力感丸みが出て普通に乗れる!イメージ的にはExtageのプラスαレベルです!

◆◆◆ Day2 ◆◆◆
≪SET5≫
サーキットでは良くても一般道ではどうかな?と思われるセットも確認。
【 スプリング 】 Front:6K→7K Rear:5K→7K


予想通りスタビリティ面では今回一番!

タイムは 【 1'22.99 】
22秒台に突入してきました!!
ただ若干ではあるのですが、高速コーナーではオーバーステア、
低速コーナーではアンダーステア傾向でハンドリングバランスにムラがあります。

≪SET6≫
トータルバランスが一番良かったSET3を再確認
【 スプリング 】 Front:7K→6K Rear:7K→6K

前後バランス・ステアフィール・コントロール性、全てにおいてベストバランスです!!

タイムは 【 1'23.01 】申し分なし。


一般道・高速道路の乗り心地も入力感は丸みも残っており嫌みな硬さは無し!
総合的にこのセットで決まりですね。イメージ通りの「大人セット」です。

GRヤリス「RS」 MXPA12
『Real Sports Damper specTR』 完成です!


GRヤリス MXPA12 『Real Sports Damper specTR』

2023年3月末~4月上旬の発売予定です。発売まで今しばらくお待ちください。

発売は↓↓↓より随時ご案内致します。
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TOYOTA ヤリス KSP210 のテスト

基本情報

1)日時
2020年6月15日
2)メーカー
TOYOTA
3)車名
ヤリス
4)型式
KSP210
5)駆動
2WD
6)グレード
X
7)開発ブランド
『NEW SR MC』
8)製品種別
ショックアブソーバ

実車装着 ヤリス KSP210 テストしました。


2020年 2月発売の4代目ヴィッツは、今回のモデルチェンジでグローバル名の「ヤリス」になって登場。
プラットフォームやパワートレイン、内外装デザインなどすべてが刷新されています。
キャラクター的にもこれまでよりスポーティー路線ですね。
新規開発GA-Bプラットフォームの軽量かつ高剛性、低重心化による効果が大きく、
第一印象はキビキビ走るフットワークの良いフィーリングです。

今回のテスト車は最もシンプルな1.0L-2WD グレード「X」

まずはオリジナルのデータ取りからスタートです。
フロント、リヤとも長めのバンプクッションが採用されています。
ウレタン製のソフトな物なので積極的にタッチさせて、たわみ特性を上手く使うストローク関係になっています。
近年のコンパクトカーはフロントマクファーソンストラットの上部取付は軽量化のため1点取付が主流です。
ヤリスも1点取付なのですが他車とは違い、アッパースプリングシートにしっかり角度がついています!!


ジオメトリーの最適化に抜かりナシ。。。 さすがです。。。

バックランプが標準装備なので、しっかり高さの測定も実施しております。


それでは試作品の装着確認です。
テストアイテムは『NEW SR MC』


フロントはガソリン・HYBRIDの2WDモデル共用、リヤはガソリン2WD専用です。


では走行チェックへ。。。
低速から高速走行時まで全域で操安性がグッと上がりました!
ステアリングのリニアリティは高く、速度域が上がってもしっかりした手応え感は持続しています!
ロングホイールベース・ショートオーバーハングのディメンションも、安定感向上に大きく関係しているのでしょう。
高速旋回時も適度なロールスピードとロール剛性で、とても安定感が高いです!
乗り心地も上質感がありとてもバランス良くまとまっています!

ヤリス 2WDモデル 『NEW SR MC』完成です!!


2023年3月発売の予定です。発売まで今しばらくお待ちください。

発売は↓↓↓より随時ご案内致します。
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NISSAN ルークス B44A のテスト

基本情報

1)日時
2022年2月8日
2)メーカー
NISSAN
3)車名
ルークス
4)型式
B44A
5)駆動
2WD
6)グレード
S
7)開発ブランド
『LOWFER SPORTS』
ローダウンスプリング
『L・H・S』
8)製品種別
ショックアブソーバ
スプリング

実車装着 ショックアブソーバ『LOWFER SPORTS』・ローダウンスプリング 『L・H・S』 テストました。


テスト車は 2WD グレード 「S」


フロント・リヤともに2WD専用設定です。
適正ストロークの確保と、ハンドリングと乗り心地の両立!
これらを考えてちょうど良い状態の前後ともに-25~30mmの車高を狙います。
バネレートはノーマル比で フロント110% リヤ107% の設定にしました。
LOWFER SPORTSテスト品と、L・H・Sテスト品は狙い目仕様から装着


フロント -27mm / リヤ -25mm

一発OKです! ダウン量も狙い通りで俯瞰の見た目バランスで、カッコ良さもイメージ通り!!


最低地上高部分、フロントメンバーのクリアランスは121mmあるので問題ナシ。

↓↓↓こちらがノーマル車高↓↓↓


走りのフィーリングも狙い通り。
ステア応答は良く、重心高さを感じさせない、グッと引き締まった軽快なフィーリングです。
止まる・曲がるの安定感は高く、高速操安性も向上して心地良い走りに変わりました。
ローダウンではありますが、入力感もしなやかで、乗り心地もまったく問題ありません。
イメージ通りの 『Lowfer Sports KIT』 になりました!

ルークス B44A, B45A (2WD) 

≪フロント≫ 車高: -27mm
バネレート: 28.4N/mm(ノーマル比110%)

≪リヤ≫ 車高: -25mm
バネレート: 24.3N/mm(ノーマル比107%)


『Lowfer Sports KIT』完成です!
2023年2月発売の予定です。発売まで今しばらくお待ちください。

発売は↓↓↓より随時ご案内致します。
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MAZDA CX-30 DMEP のテスト

基本情報

1)日時
2021年3月15日
2)メーカー
MAZDA
3)車名
CX-30
4)型式
DMEP
5)駆動
2WD
6)グレード
20S PROACTIVE
7)開発ブランド
『NEW SR MC』
8)製品種別
ショックアブソーバ

実車装着 CX-30 DMEPのテストしました。


今回のテスト車は「SKYACTIV-G 2.0L 2WD」、グレード 「20S PROACTIVE」
CX-3とCX-5の中間に位置づけされる新型クロスオーバーSUV「CX-30」

第一印象、ボディ剛性感が高くフラット感があるスタビリティの高い乗り味です。
クロスオーバーSUVにしてはスポーティー寄りなフィーリングですね!
走り始め最大のインパクトはブレーキのタッチがとても良いこと!
欧州車的な踏力コントロールタイプで、踏みしろは少ないながらも制動コントロール性がとても良い!
そのため一連の動作がしやすく、コーナリングアプローチがスムーズ。
ステア操作に対する挙動、すべての一体感が高くまとまり感のある乗り味です。。。

まずはオリジナル寸法のデータ確認。
基本レイアウトはMAZDA3同様、フロントは抱込み式のマクファーソンストラット、リヤは新しいビーム形状のトーションビームです。
組付け精度の高さを感じる構成になっております。


テストアイテムは『NEW SR MC』


前後ともにALLモデル 2WD&4WD 共用設定です。


リヤの収束が向上して高速走行時の浮き上がり感がピタッと無くなりました!
全体的なしっかり感は向上して、フラットかつ接地感の高い乗り味です。
フロントのステア応答性、追従性も良く引き締まったフィーリングに変わりました。
もちろん乗り心地も問題なし!


MAZDA CX-30 『NEW SR MC』完成です!!
2023年2月発売の予定です。発売まで今しばらくお待ちください。

発売は↓↓↓より随時ご案内致します。
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NISSAN ルークス B44A のテスト

基本情報

1)日時
2021年5月14日
2)メーカー
NISSAN
3)車名
ルークス
4)型式
B44A
5)駆動
2WD
6)グレード
S
7)開発ブランド
『NEW SR MC』
8)製品種別
ショックアブソーバ

実車装着


2020年3月に発売された新型軽自動車「ルークス」。走りの第一印象としては、比較的穏やかなファミリー向けの乗り味ですね。
昨今の軽トール2BOXはステア応答も良く、しっかり感が前面に出ているタイプが多いので、どこか懐かしい印象を受けました。
軽トール2BOXの弱点で共通ですが、高速度域になると、どうしてもヨレ感が気になる場面も出てきてしまいます。
このあたりはダンパー交換でフィーリング向上が期待できるのですが、通常速度域での乗り心地を損なわないよう
気を付けなければいけません。

今回のテスト車は 2WD グレード「S」スタンダードなモデルです。
テストアイテムは『NEW SR MC』


前後ともに全グレード共用の2WD専用品です。
フロントはデイズ B45W用が近いスペックなので合わせて確認してみます。
まずは専用品の 『NEW SR MC』 セットからスタート。




前後バランスが良く、加速・減速時の挙動がかなり抑えられました!
旋回時のロールスピードも上手く制御出来ているので、フラット感が出て良いフィーリングです。
もちろん乗り心地も問題なし!
高速時の安定感もグッと上がりながらも、しなやかな入力感で落ち着いたフィーリングにまとまっています。
変化感もあり、イメージ通りの乗り味で100点満点です!

それではフロントをデイズ用に交換
専用品に比べると少しではありますが、バンプ側減衰力が高めの仕様です。


最初のセットより、路面からの入力はやや強め。。。とも思えるのですが、より軽快なフィーリングになったのはプラス要素!
前後バランスも良く、乗り心地も問題ないのですが、専用品に比べるとちょっと劣ります。。。
っというわけで、前後ともルークス専用品で、『NEW SR MC』完成です。


2023年2月発売の予定です。発売まで今しばらくお待ちください。

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NISSAN デイズ B44W のテスト

基本情報

1)日時
2019年8月12日
2)メーカー
NISSAN
3)車名
デイズ
4)型式
B44W
5)駆動
2WD
6)グレード
ハイウェイスターX
7)開発ブランド
『NEW SR MC』
8)製品種別
ショックアブソーバ

実車装着 デイズ B44W テストしました。


6年ぶりに新型となった2代目デイズ。
プラットフォーム刷新や全てを見直されただけあって、乗り味的には質感の良さが印象的です。

ただ、走り出し第一印象は入力感のしっかりした感触ではあったのですが、
高速になると全体的に初期ストロークスピードが若干速く、ヨレ感が気になる場面もありました。
乗り心地面を重要視している感じでしょうか。
そのあたりを重視してダンパー交換で改善出来ればと思います。

今回のテスト車は 2WD(FF) グレード 「ハイウェイスターX」“スマートシンプルハイブリッド”モデルです。

今回のテストアイテムは『NEW SR MC』


全モデル共用の2WD(FF)専用品です。


交換後の第一印象は。。。ほど良いボリュームアップ感です!!
走り出しは穏やかに感じるのですが、フロントの追従性は良く、
高速操安性も向上していてギャップ通過時のいなしも良好です。
イメージ通りのフィーリングとなりました。


高速操安がやや不足気味のノーマルフィーリングに対してしっかり感は向上しながらも、
後部座席を含めた乗り心地も良く、じつに絶妙なバランスになっています。


デイズ 2WD (B43W, 44W, 45W)『NEW SR MC』完成です!

2023年2月発売の予定です。発売まで今しばらくお待ちください。

発売は↓↓↓より随時ご案内致します。
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TOYOTA C-HR ZYX10 NEW SR MC のテスト

基本情報

1)日時
2018年10月17日・12月17日
2)メーカー
TOYOTA
3)車名
C-HR
4)型式
ZYX10
5)駆動
2WD
6)グレード
S
7)開発ブランド
『NEW SR MC』
8)製品種別
ショックアブソーバ

実車装着 C-HR ZYX10 テストしました。

今回はHYBRID 2WD のグレード「S」
タイヤサイズ 215/60R17 モデルでの初回検証です。

純正ダンパーはSACHS製が採用されており、プリウスよりもスポーティーで、キビキビ感の高いハンドリングバランスになっていますね。
プリウスに次ぐTNGA第2弾はニュルを走り込んで作り上げただけあって
SUVとは思えないほどのステア応答性と操安性の高さが特徴的なフィーリングです。
しなやかで全ての挙動がジンワリと粘りのあるフィーリング、高い速度からのブレーキング&ターンイン時でもふらつきは無く、
フラット感を保ったまま安定しています。
いっぽう素早いステア操作に対する応答は良く、リヤの動きも同調されていてライントレース性がとても良い!
ダンパーセッティングも繊細な部分を詰めて仕上がっていると感じましたね。
プリウスに対して運転席のヒップポイントは55mm高いのですが、まったく気にならないどころか体感的には同等に感じる程の感覚。
それほどシャシーバランスが良くドライバビリティが高いと言える内容なのでしょう。
これはかなりの強敵です!!
『NEW SR MC』 の設定についてはこの「まとまり感」「粘り感」をスポイルせずスポーティーさを引き出せるよう頑張ってみたいと思います。

ということでノーマルダンパーのフィーリングを確認した後は、寸法・ストロークのデータ取りからスタートです。

このクルマ、見た目に反して・・・ というかキビキビとした走りに拘っているためか、
ホイールストロークの内容も他車とは一線を画すといった感じです。
フロントはリバウンドストロークは普通ですがフルバンプストロークは一般的な乗用車よりも少なめ。
いっぽうリヤはSUVらしからぬ、リバウンドストローク少なめ、バンプストローク普通。かなり珍しいパターンです。。。

試作品は新作の 『NEW SR MC』

さっそく装着&フィーリングチェック

フロントはガス反発力もしくは微低速域の減衰力が影響しているのか、、
いわゆる「ハリ感」が強くて接地感やや薄い感触です。 

そして、30km/h程度の低速走行時には反発感がやや気になります。。。
ただ、80-100km/hの高速道路走行時では収束性も良く、継ぎ目通過時でもさほど気になりません。
ただし全体バランスとしてはリヤに対してフロントが優っており、フラットなバウンス方向にはなっていない状況。。。
そして前後ともにダンパーのバンプストロークが十分とは言えず、路面状況によってはバンプタッチ感によるハーシュ強さを感じる場面もあります。。。
ということで総合的には 【 90/100満点 】 といったところでしょうか。

もちろん今回のテスト品も良いところはありました!
ハンドリングと質感を更なる高みに持ち上げる 『NEW SR MC』
バランス向上のために「微低速域の減衰力」「ケース長」 これらを修正して再トライしましょう。 


日付は変わり。。。
C-HR ZYX10 『NEW SR MC』 再テストしました。

初回試作品が 90/100満点といった感じでもう一つツッコんでみたい・・・
と思うような出来栄えでしたので今回は修正した再試作品にて再トライ。

前回結果はフロントの張り感がやや強く、接地感にもう少し粘りが欲しいと思う内容でした。
全体バランスとしてリヤに対して常時フロントが優っていて、フラット感がイメージ通りではなかったです。

ということで条件同じく、今回のテスト車も HYBRID 2WD のグレード「S」

今回の修正品と初回品で再度比較してみます。

減衰力を見直したのと合わせて本体ケース長も-10mm短縮しました。

さっそく装着&フィーリングチェック
まずは初回品とのセットから。。。

前回の課題、、若干のざらつき感と入力の強さを再確認。
ただし収束性は高く、安定感はあるのでこれについては捨てがたいところです。

やはりノーマルが相当煮詰めたセットなので、かなりしっかり目。
ボリュームアップの加減を間違えると途端にガサツになってしまいますね。。。

リヤはしっかりした収束感でありつつ、丸みのある入力感で乗り心地は良好です。イメージ通りになっています!

そのイメージを体に叩き込み、修正品に交換

こちらは小さなギャップもしっかり「いなして」 さらりとした転がり感。 滑らかさがあります!
大きな入力に対しても初回品同様しっかり収束出来ていて問題無し!
コーナリング時の前後ロールバランスも良く、ステア操作量に無駄がありません。
本来持っている追従性の良さを更に引き出せていると思います。

適度に変化感もあり、ハンドリングと上質な乗り心地が絶妙にバランス取れているセットになりました!
【 100/100満点 】 の出来栄えですね。。。

C-HR 『NEW SR MC』 完成です!!
2023年1月発売の予定です。発売まで今しばらくお待ちください。

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SUZUKI スイフトスポーツ ZC33S LOWFER SPORTS/LOWFER SPORTS PLUS/LHS のテスト

基本情報

1)日時
2019年8月26日・12月17日
2)メーカー
SUZUKI
3)車名
スイフトスポーツ
4)型式
ZC33S
5)駆動
2WD
6)グレード
6MT
7)開発ブランド
『LOWFER SPORTS』
『LOWFER SPORTS PLUS』
ローダウンスプリング
『L・H・S』
8)製品種別
・ショックアブソーバ
・スプリング

実車装着 先日『NEW SR MS』のテストの模様をお届けしましたが、同時進行で『LOWFER SPORTS』系のテストも実施しておりました。

今回のテスト品は、『LOWFER SPORTS』
そしてローダウンスプリング『L・H・S』のテスト品を組み合わせてテストです。

『L・H・S』 はバネレートが純正比でフロント120%、リヤ115%
車高は前後ともに-25~30mmダウン狙いです。

まずは最初のセット

フロント -21mm / リヤ -24mm
リヤはほぼ狙い値なのですがフロントが若干高め・・・

↓↓↓こちらがノーマル車高です↓↓↓

前後ともにボリューム感はイメージ通りで、走行フィーリングはまったく問題なし。
全体的なスタビリティがバランス良く向上出来ました。
加速・減速・コーナリングすべての場面で安定しており、バネレートとのマッチングも良く、まとまり感は文句ナシ。
スムーズかつ軽快に走れるイメージ通りのハンドリングバランスになりました。
本来持っているステアレスポンスはさらに良くなって、フロントのグリップ感がとても良く伝わってきます!

ということで、フロントスプリングを下がるモノに交換

フロント -29mm / リヤ -24mm

今度はフロント若干低め・・・俯瞰でのバランスはやや前下がりで見た目のカッコ良さはイマイチ。。。
ではリヤを下がるモノに

フロント -29mm / リヤ -32mm

今度はリヤ下がりのバランス、、、俯瞰での印象はボテッとしたイメージなのでこのセットもNG。。。
どうも帳尻があいません。。。ノーマル形状の歯痒いところです。。。

ということで、とりあえず今回のテストはネタを使い切りました。。。『L・H・S』 は修正して再トライですね。

日付が変わり、
『L・H・S』 は修正したテスト品が出来上がり再トライです。
合わせて、リヤ用減衰力14段調整式 『Lowfer Sports PLUS』
こちらもタイミング良くテスト品が出来てきたのでテストします。

前回はフロントの車高が高かったり、低すぎたりだったので、ちょうど中間の仕様を準備しました。
狙い車高は-25mm付近。ダンパーは前回テストで内容OKだったテスト品との組合せです。

フロント -26mm / リヤ -24mm

イメージ通りのバランスになりました!俯瞰での印象もカッコイイですね!
↓↓↓こちらがノーマル車高↓↓↓

今回は車高設定の修正だけでバネレートは変えてません。なので走りのフィーリングは前回同様問題ナシ!
ダンパーとのマッチングはバッチリ!曲がる・止まるの運動性能はさらに上がっています!
スイフトスポーツの特徴がより一層際立つ内容です。なにより、車高がバチっと決まるとカッコいい!!

フロント: 車高 -26mm  バネレート= 28.6N/mm (ノーマル比120%)
リヤ: 車高 -24mm  バネレート= 29.7N/mm (ノーマル比115%)

続きまして最後は、Lowfer Sports リヤ14段減衰力調整式 『Lowfer Sports PLUS』 です。

まずはLowfer Sportsオリジナルフィーリング相当のポジションを確認

今回はダイヤル( 7 )が収束性と乗り心地のバランスも良く、
ボリューム感も合わせてLowfer Sportsオリジナルのフィーリングに近かったです。

そして参考値として前後バランスが崩れない範囲を確認しておきます。

ダイヤルを順番に調整しながら何度も同じ道を走ってフィーリングチェック。
今回は下が最もソフトのダイヤル( 1 )から、上は( 10 )までの範囲が「Lowfer Sports KIT」クオリティの走行フィーリングでした。

スイフトスポーツ ZC33S 『L・H・S』 『Lowfer Sports KIT』 『Lowfer Sports PLUS』 完成です!
2023年1月発売の予定です。発売まで今しばらくお待ちください。

発売は↓↓↓より随時ご案内致します。
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SUZUKI スイフトスポーツ ZC33S NEW SR MS のテスト

基本情報

1)日時
2019年8月26日・12月17日
2)メーカー
SUZUKI
3)車名
スイフトスポーツ
4)型式
ZC33S
5)駆動
2WD
6)グレード
6MT
7)開発ブランド
『NEW SR MS』
8)製品種別
ショックアブソーバ

実車装着 2017年9月に登場しました4代目スイフトスポーツ。3ナンバー化、ターボ化となったにもかかわらず、
先代ZC32Sよりも70kg軽量の1t切りとは驚きです。
低回転からターボが効き、トルクフルで速いですね!
ただ、完全に足回りが負けている感じがしてしまうのも事実。。。もう少しスポーツ感があってもいいの
では!?と思っているユーザー様も多いと思います。

スイフトスポーツは 『NEW SR MS』 ということでポイントは "MORE SPORTY"
スイフトスポーツの本来持っている質感をキープしつつ
さらにハンドリングの良さを引き出すようなセットにしたいと思います。

まずは寸法変更による各部のクリアランスチェックからスタート。

各部クリアランス・取付状態・位置関係、すべて問題ナシでした。

ということでテスト品『NEW SR MS』を装着して走行チェック

走り出し第一印象、フロントの変化感少なくおとなしいフィーリング・・・
収束性や質感はそつなくまとまってはいるのですが、
スイフトスポーツのキャラクター的には面白みに欠ける感じでした。

ボディ剛性が高いクルマなのでさらにボリュームを上げても問題ないでしょう。
フロントに関してはもう少し煮詰めたいですね。。。

リヤは専用バンプラバーの特性も相まってストローク感もあって、
しなやかで収束もしっかりしている丸みのある乗り心地!リアはOKです。
フロントは修正して再トライですね。

日付は変わり、フロントの減衰力特性を修正したテスト品が出来上がりました。

はじめに前回いまひとつだったセットのフィーリング確認を確認しつつ。。。
フロントを減衰力を少し上げ方向にチューニングした修正品に交換

ほど良く変化感が出ました!!
ステアセンター付近の手応え感がとても高く、高速操安性がグッと上がりました!
突上げ感はシットリと丸みがあり、スイフトスポーツに良くマッチしたフィーリング。
リヤとのバランスも問題なし。 イメージ通りに仕上がりました!!

スイフトスポーツ ZC33S 用 『NEW SR MS』は2023年1月発売予定です。

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DAIHATSU タントカスタムRS LA600S NEW SR MC のテスト

基本情報

1)日時
・2018年12月24日
・2019年4月2日
2)メーカー
DAIHATSU
3)車名
タントカスタム
4)型式
LA600S
5)駆動
2WD
6)グレード
RS
7)開発ブランド
『NEW SR MC』
8)製品種別
ショックアブソーバ

実車装着 タントカスタムRS LA600S 『NEW SR MC』テストしました。

既に新型LA650Sが発売されており、LA600Sは旧型となりますが、この型のタントは根強い人気のモデルです。
既存のアイテムの『NEW SR SPECIAL』は絶賛販売中ではありましたが、
新設計バルブ採用の『NEW SR MS』へ切り替えるべく、新規設定のはこびとなりました。

減衰力の見直しと合わせて前後とも本体ケース長を-10mm短縮します。
そしてリヤに関してはシリンダーサイズを1サイズ上げて容量アップを図り、専用のバンプクッションを付属します。
LA600Sの純正バンプクッションは、ゴム製の比較的タッチが固いものなので効果が期待できます♪

さっそく装着&フィーリングチェックします。まずは既存の『NEW SR SPECIAL』の確認から。

中・高速度走行時の操縦安定性は良好ですね!トールワゴンの弱点である腰高感を見事に消しています。

リヤは低速走行時に時折やや強いかな?と感じる場面あるのですが、速度が上がっていくとすっかり落ち着く方向となります。
トータルでハンドリングと乗り心地が上手くバランス取れている内容です!!

では、、更なる上質感を狙って 『NEW SR MC』 に交換

フロントは路面からの入力がとても滑らかになっています。
低速時からしなやかさがありながらも中・高速時の収束もしっかりしていて安定感が高い!

まさにイメージ通りの内容になっています!!

リヤは減衰力のボリューム的に既存品NEW SR SPECIALと同等の感触ですね。 
実績値としてもリバウンド側スロースピード域が予定より高く、やや強めのフィーリング。
乗り心地的には目新しさが無いですね・・・ 
ただ良いところもありまして、入力感自体は丸みがあり、改良品としての特性はしっかり出ています。
でも今回は結果的に前後バランスとしてリヤが目立つ状態。フロントに合わせてリヤの減衰力を見直す必要ありですね!
今回は 【 85 /100満点 】 と言ったところでしょうか。。。
リヤの修正品を用意して再トライで仕上げたいと思います。

っと、この時は辛口評価をしておりましたが。。。

日付が変わって、再テスト実施しました。
Rearダンパーを若干減衰力ボリュームを下げてミドル&ハイスピード領域を寝かせた特性のモノを用意しました。

早速装着してフィーリングチェック。。。んーーーーっ、、、ノーマルとほぼ同様のフィーリングじゃないですか。。。
ウレタンバンプクッションの効果もあって当たりは丸く、乗り心地こそ良いのですが、
ミドル&ハイスピード領域の減衰力が伸圧ともに不足気味で、終始ブル感がつきまとう、、、
全体的には「こもった」感じのフィーリングなんですね。
残念ながら変化感が乏しく、前後バランスも良くない。フロントのしっかり感が生かされない内容でした・・・
軽量車両の難しさです。。。

ということで今一度、前回のセットを再確認。
結果としては再試作品に対して、前後バランス、ハンドリングのスッキリ感、変化感・面白み、
すべての面でマッチングは良い内容でした。。。 
そして本体ケース長短縮とバンプクッション材質変更で、後部座席の質感が大幅向上していることが改めて確認出来ました!!

先にも触れましたが、ノーマルのバンプクッションはゴム製のタッチが固いものなので、
リヤをウレタン製に交換した効果は絶大で、これだけでも相当雰囲気が変わっています。

というわけで若干、右往左往しましたが、タントカスタムRS LA600S用『NEW SR MC』完成です。


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TOYOTA GR86 ZN8『Real sports damper spec TR』のテスト

基本情報

1)日時
2022年7月27日
2)メーカー
TOYOTA
3)車名
GR86
4)型式
ZN8
5)駆動
2WD
6)グレード
RC
7)開発ブランド
『Real sports damper spec TR』
8)製品種別
ショックアブソーバ

実車装着 GR86 ZN8「Real sports damper spec TR」テストしました。

今回のテスト車グレードは「RC」

GR86用のReal Sports Damperは フロントがC40サイズ 倒立ストラットの全長調整式
リヤがC46サイズ モノチューブの全長調整式ではなくカラーねじタイプ

リヤはもともと全長が短いので全長調整による容量不足を避けるため
あえてこのスタイルを採用しています
減衰力は前後ともに32段調整です

フロントはピロアッパーマウントを採用していますがリヤは様々な競技にマッチさせるため
基本ノーマルアッパー流用としています。

もちろんピロアッパーもオプションで設定あります。

まずはじっくりガレージで準備作業
スプリングレート変更による車高変化のデータ化、フロントキャンバー調整と変化量の確認。

現場でスムーズに作業を進められるよう各必要箇所にマーキングしておきます。

そして走行テストは毎度の袖ヶ浦フォレストレースウェイです

今回のセットアップはここからスタートです!

【 タイヤ 】  YH ADVAN A052 235/40R18
【 ホイール 】 WEDS SA-99R 8.5J インセット +45
【 ブレーキPAD 】プロジェクトμ HC+
【 ダンパー 】  Front: -16クリック Rear: -16クリック
【 スプリング 】 Front: 7k 7inch
         Rear: 8k 8inch + ヘルパー
【 車高(ノーマル比) 】 Front: -29mm Rear: -25mm
【 キャンバー 】 Front: -3.0° Rear:-1.9°
【 Toe 】 Front: out 0゜05' Rear: in 0゜05'
【 最低地上高 】 107mm (フロントメンバーカバー中央部)

≪SET1≫
このセットは株式会社レイルさんのデモカーSUBARU BRZ ZD8で事前にテストしたものです。

冬のサーキットアタックで好タイムを記録しており、GR86でも期待十分の内容なのです

気温は朝イチですがすでに30度。。。では期待十分でコースイン!
走り出し最初のコーナー曲がった瞬間、このセットはイメージ通りで理想的なバランスだと
直感的にわかります。
前後ロールスピード・量のバランス、ニュートラルステア特性で舵角も少なく、
応答性、追従性もバッチリです!
とてもスムーズでアプローチから旋回・加速まで連動性があって、操作がとてもしやすいです

ラップタイムは 【 1.17.00 】

かなり的を得たセットですが、さらなるレベルアップを狙っていろいろやっていきます。。。

≪SET2≫
★フロントのキャンバーを 【-3.0゜】→【-3.5゜】 に変更

フロントの掴み感は上がり、良い感触ですが旋回後半フロント接地感の落ち込みが大きく、
結果的に前後バランスが悪くなる方向。
挙動の連動性も落ちスムーズさが減少、運転しにくい感触。フロントキャンバーは-3.0度が正解ですね

ラップタイムは 【 1.17.42 】

≪SET3≫
★スプリングを 【Front:7k→8k】 【 Rear:8k→9k】前後バランスは崩したくないので同率アップで。。。
★フロントキャンバーを 【-3.5゜】→【-3.0゜】 に戻し

フロント接地性は高く、旋回速度も上がってきたのですがステア操作の繊細さを欠くと途端にアンダーステア傾向
ダンパー調整で良い方向には行くのですが、いまひとつ。

★フロント車高を 【4mm(2ターン)下げ】

だいぶ全体のバランスが良くなりましたが、ちょっとピンポイントなセットですね・・・

ラップタイムは 【 1.17.18 】

もう気温は33度・・・おそらく路面温度は60度くらいですね

≪SET4≫
★スプリングを 【Front:8k→9k】 【 Rear:9→10k】

全体のハリ感は強いながらも、コントロール性と応答性のバランスはSET3より良い感じ。
ただしバネレートがやや高く、タイヤへの負担が大きい。
コンディションの関係も大いにありますが、ここまで路温が高いとタイヤトレッド面がニョロニョロして
ターンイン時のフロント掴みが余計に悪くなります。

ラップタイムは 【 1.17.03 】

≪SET5≫
やはり最初のセットのバランス感が圧倒的に良いので戻してもうちょっと確認してみます。

★スプリング 【Front:9k→7k】 【 Rear:10k→8k】

前後バランス、コントロール性、トラクション、全てのバランス良く、安定感の高い手応え。
これまでで最もタイヤを縦に使いやすいフィーリングです!
頑張らなくてもタイムが出る挙動で文句ナシですね。
午後3時 気温・路温はMAX状態にもかかわらずラップタイムは 【 1.16.87 】 今日イチです。

リヤの安定向上で限界アップを狙い、
★リヤ車高を 【4.5mm(3ターン)下げ】

リヤの安定感は向上するものの、レスポンス悪く前後バランスは崩れて結果的に限界は下がる方向。
減衰力調整で多少レスポンスは上がるも、一方でスライド量が多く、良いところがありませんでした。
この車高バランスはNGでした。

ラップタイムは 【 1.17.62 】

ということでGR86の量産セットはこちらで決定です!

【 ダンパー 】  Front: -16クリック  Rear: -16クリック
【 スプリング 】 Front: 7k 7inch
         Rear: 8k 8inch + ヘルパー
【 車高(ノーマル比) 】 Front: -33mm Rear: -25mm
【 キャンバー 】 Front: -3.0° Rear:-1.9°
【 Toe 】 Front: out 0゜05' Rear: in 0゜05'
【 最低地上高 】 100mm (フロントメンバーカバー中央部)

酷暑のコンディション下でも終始安定した減衰でグリップ力の変化をリニアに伝えてくれるダンパーキット
前後ともに可能な限り容量を確保した効果でしょう。
連続走行でもまったくタレないダンピングは、いろんなシーンで頼りになりますね!
GR86 ZN8 『Real Sports Damper specTR』 完成です!

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TOYOTA GRヤリス GXPA16『Real sports damper spec TR』のテスト

基本情報

1)日時
2021年7月28日~29日
2)メーカー
TOYOTA
3)車名
GRヤリス
4)型式
GXPA16
5)駆動
4WD
6)グレード
RZ
7)開発ブランド
『Real sports damper spec TR』
8)製品種別
ショックアブソーバ

実車装着 GRヤリス GXPA16 Real Sports Damper specTR 2回目のテストしました。
2021年2月のテストより手直ししたダンパーの再テストです。

テスト車は今回もオクヤマさんのデモカーをお借りしました♪
http://www.carbing.co.jp/japan/index.shtml

今回は前後ともに減衰力を見直した2作目で再トライです(^_^)v

フロントはバンプ側の減衰力をアップ方向。そしてダイヤル調整による変化幅を広げました。

リヤはバンプ・リバウンドとも全体的に減衰力アップ。こちらも調整変化幅を広げた仕様です(^^♪

前回の走行テストは2月だったので気温は6℃でした。。。
今回は気温31℃! 路面温度も大幅に異なりますが、しっかり仕上げましょう(^_^)v

前回BESTのセットを基準としてダンパーのみ修正品の状態からスタートします!

【 タイヤ 】  YH ADVAN A052 235/40R18
【 ホイール 】 WEDS SA-35R 8.5J インセット +35
【 PAD 】 プロジェクトμ HC+
【 スプリング 】 Front: 13K-7inch + ヘルパースプリング
        Rear : 14K専用形状 + ヘルパースプリング
【 車高(ノーマル比) 】 Front: -54mm Rear: -51mm
【 キャンバー 】 Front: -3.8° Rear:-2.1°
【 Toe 】 Front: 0 Rear: in 0゜30'
【 最低地上高 】 92mm (フロントメンバー)

≪SET1≫
初回品に対して全体のスタビリティが格段に上がってます!
特にフロントのレスポンス上がったおかげで、ターンインのタイミングが掴みやすくコントロール性が良い!
なにが良いって今回は減衰力調整幅が広いので、明確に特性が変化するのでセッティングの幅が広がります(^^♪

ベストタイムは 【 1.16.790 】

タイム的には気温・路温の差で前回の2秒落ち。。。

≪SET2≫
トラクションの変化を確認する為、フロントキャンバーを少し起こしてみます。
ターンインのタイミング取りにくく、プッシュアンダーステアでボトムスピードは低くなりNG(^^;)

≪SET3≫
キャンバーを戻し、フロントバネレートアップ 13K→14K

フロントの踏ん張り感は高く、ブレーキングからターンイン時の接地感が高い!
フロントの巻き込み感もほど良く、舵角は少ないので自然にアクセルオンも早くなります。
旋回速度は確実に向上してますね(^_^)v

ベストタイムは 【 1.16.412 】

≪SET4≫ リヤバネレートアップ 14K→15K

ブレーキング時の安定感が高くコントロール性がとても良く、全域でコーナリングパワーも上がってます!

ベストタイムは 【 1'16.500 】

≪SET5≫
フロントバネレートアップ 14K→15K

フロントの踏ん張り感は高く、旋回速度も高いのですが、ターンイン、ブレーキングの加減をミスると
途端にライントレースしにくくなります。。。ちょっとピンポイントなフィーリングですね(^^;) 

ベストタイムは 【 1'16.653 】

≪SET6≫
フロントバネレートダウン 15K→13K
試しに前後バランスを大幅変更ww

ターンインはスムーズですが旋回中の安定感はいまひとつ(-_-;)
ステア修正も多く全体的に旋回レベルは低下方向です。

リヤの高い踏ん張りに対してフロントのレベルが低いのでNG

≪SET7≫
フロントバネレートアップ 13K→14K
これまでのベストSET4に戻して再確認です。。。

前後バランス、コントロール性、全てにおいてまとまってます。

気温31℃の真夏日の条件でありながら、このステア応答性とライントレース良さ、
ハードブレーキング時の安定感、文句なしですね(^_^)v

加えて今回もデフはノーマルのオープンデフ。。。LSD入っていたら秒単位で速くなる手応えです!!

ベストタイム今回イチの 【 1'16.410 】

テストメニューは全て完了です。。。

結論としては フロント14K リヤ15K のスプリングセットが総合的に優れた内容でした。

今回の修正品は減衰力の調整幅が広く、いろいろなパターンに対応出来るので
とても引出しの多いダンパーの印象ですね(^_^)v

GRヤリス GXPA16 『Real Sports Damper specTR』 完成です!

SET DOWN のデータは↓↓
【 タイヤ 】 YH ADVAN A052 235/40R18
【 ホイール 】 WEDS SA-35R 8.5J インセット +35
【 PAD 】 プロジェクトμ HC+
【 スプリング 】Front: 14K-7inch + ヘルパースプリング
        Rear: 15K専用形状 + ヘルパースプリング
【 車高(ノーマル比) 】 Front: -45mm Rear: -43mm
【 キャンバー 】 Front: -3.5° Rear:-2.0°
【 Toe 】 Front: 0 Rear: in 0゜40'
【 最低地上高 】 100mm (フロントメンバー)



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HONDA N-WGN Custom JH3 ローダウンスプリング『L・H・S』のテスト

基本情報

1)日時
2020年12月18日
2)メーカー
HONDA
3)車名
N-WGN Custom
4)型式
JH3
5)駆動
2WD
6)グレード
L・ターボ
7)開発ブランド
『L・H・S』
8)製品名
ローダウンスプリング

実車装着 今回は、N-WGN Custom JH3 (2WD)のローダウンスプリング 『L・H・S』 2回目のテストです。



前回テストではフロントの車高ダウン量が足りず。修正品が準備出来たので再テストです。



リヤの車高は前回のテストで仕様決定したスプリングを、フロントは車高違いの3種類を用意しました。
ではさっそく装着してみます。



リヤ -24mmダウンのスプリングが数値的にも俯瞰のイメージも良好でした(^^)



ショックアブソーバとバネレートの相性は良く、丸みのある上質な乗り心地でありながらステア応答も良く軽快感もバッチリ!
グッと引き締まったしっかり感としなやかさも兼ね備えたとてもバランスの良いフィーリングです^^

↓↓決定したスプリングの仕様です↓↓
≪フロント≫  車高: -27mm  バネレート: 21.9N/mm(ノーマル比115%)
≪リヤ≫    車高: -24mm  バネレート: 19.6N/mm(ノーマル比115%)



イメージ通りの 『Lowfer Sports KIT』 が完成しました。
発売中となりますので品番・価格などの詳細はこちらからご確認ください!
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HONDA N-WGN Custom JH3 『NEW SR MC』『Lowfer Sports PLUS』『L・H・S』のテスト

基本情報

1)日時
2020年8月11日
2)メーカー
HONDA
3)車名
N-WGN Custom
4)型式
JH3
5)駆動
2WD
6)グレード
L・ターボ
7)開発ブランド
『NEW SR MC』
『Lowfer Sports PLUS』
『L・H・S』
8)製品名
ショックアブソーバ・
ローダウンスプリング

実車装着 今回は、N-WGN Custom JH3 (2WD)のテストです。


確認事項は、こちらの3つになります。
①『NEW SR MC』フロントショックアブソーバの『N-BOX JF3』用との共用確認
②ローダウンスプリング 『L・H・S』 の装着確認
③減衰力14段調整式 『Lowfer Sports PLUS』 の装着確認



まずは 『NEW SR MC』 の確認です。
前回OK確認済の専用品からフィーリング確認をします。


高速操安性、ステア応答性、収束性も良く、常時フラット感もあって乗り心地問題なしです^^
15inchタイヤとのマッチングもイイ感じで前後バランス良く100点満点の出映えです(^^♪

続いてフロントをN-BOX JF3用で確認します。



STDモデルで気になった質感の低下は感じませんね。。。
タイヤとのマッチング良さが関係しているようです(^^♪
入力感は若干強めと違いはあるものの、走りの印象自体は軽快感が増していてシャキッとした雰囲気です。
明らかに体感出来るステアレスポンスの良さはプラスで、Customも共用設定としました。

続いてローダウンスプリング 『L・H・S』 のテストです。
前後ともに狙い車高は -25~30mm
バネレートはノーマル比で、フロント/リヤともに115%設定です。

まずは、狙い車高のスプリングをセットします。



リヤ車高は問題なしですがフロント車高のダウン量が不足気味でした・・・

↓フロント -6mm / リヤ -25mm 装着写真



なので、フロントの車高がもう少し下がるモノに交換してみましたが、
下記の写真の通り、フロントのダウン量がまだ足りない感じ。。



ということで、『L・H・S』のフロントについては車高修正品にて再テストを行うことにしましたが、
走りの内容的にはショックアブソーバとバネレートの相性は良好
グッと引き締まった手応え感と、しなやかさも兼ね備えていて、イメージ通りのフィーリングを確認できました(^^)



『Lowfer Sports』のオリジナルフィーリング相当であるダイヤル「8」
前後バランスが崩れない範囲でのソフト下限がダイヤル「2」
ハード上限がダイヤル「12」


調整ダイヤルは↑↑↑このような方法で調整出来ます!!
装着フィーリングも前後の挙動バランス、収束性、乗り心地すべてにおいて問題ナシでした^^

これで、N-WGN Custom JH3 (2WD-FF)ショックアブソーバの実車テストは完了しました。
スプリングは車高を微修正したもので改めて再テストをしています。
2回目の実車テストブログは「こちら」をご覧ください^^


基本情報
1)日時
2020年3月11日
2)メーカー
TOYOTA
3)車名
ライズ
4)型式
A200A
5)駆動
2WD
6)グレード
X
7)開発ブランド
『NEW SR MC』
8)製品種別
ショックアブソーバ
実車装着 TOYOTA ライズ A200Aのテストしました。


ダイハツの新世代設計思想DNGA(ダイハツニューグローバルアーキテクチャー)コンセプトが
適用された製品の第2弾です。

この新型コンパクトSUV 「ダイハツ・ロッキー」「トヨタ・ライズ」

5ナンバーAセグメントのサイズ感、そして4WDでも200万以下の設定などマーケットの
隙間にしっかりハマっており2019年11月の発売から好調なセールスを記録しているよう
ですね。マイナーチェンジでHYBRIDモデルも登場しました。

走りのフィーリングはと言いますと、重心が高いためどうしてもバネ上のユル感は若干気に
なるものの、高速操安も通常の速度範囲内であれば不満はなしです。
コンパクトSUVというキャラクターなだけに洗練された質感とはいかないまでも、チープな
感じも無いので乗り心地も良好です。
5ナンバーサイズだけに取回しは良く、軽快さも好印象ですね。
1.0Lターボエンジンは高速道路でも十分走れるので軽自動車では厳しい長距離走行も
ぜんぜん苦痛になりません。
コスパ的にとても良くまとまっているクルマという印象です。

今回のテスト車は 2WD、タイヤサイズは195/65R16のグレード 「X」です。

まずはノーマルストローク関係のデータ取りと、そして各部のクリアランスや各パーツの
寸法詳細を現物確認です。


それでは試作品の装着をしていきます。

今回のテストアイテムは『NEW SR MC』
http://www.kybclub.com/products/street/mc/index.html


フロントはマクファーソン・ストラット式
2WD/4WDは、寸法は同一ですが減衰力特性が異なるので各々専用設定にしました。

リヤは2WD&4WDともにトーションビーム式
2WD/4WDでは寸法が少し違うのでこちらも各々専用設定です。

ちなみにHYBRID車は、Front4WD用・Rear2WD用の設定になる見込みです。


コーナリング時のスタビリティは飛躍的に向上しました!!
左右切り返し時の高い安定感がとても好印象!
前後のロールバランスが良いので全体的に軽快感の高いスムーズなフィーリングとなりました。
常時フラット感が高く、乗り心地も良いです。
ノーマルで気になったバネ上の不足感はすっかり解消できました!!
イメージ通りの「NEW SR MC」フィーリングになりました。

ロッキー A200/201/202S ・ライズ A200/201/202A (2WD)用 『NEW SR MC』完成です!


2024年5月の発売予定です。
発売まで今しばらくお待ちください。

発売は↓↓↓より随時ご案内致します。

https://www.kyb.co.jp/kybclub/release/index.html


基本情報
1)日時
2022年4月18日
2)メーカー
TOYOTA
3)車名
カローラスポーツ
4)型式
NRE210H
5)駆動
2WD
6)グレード
G "X" (6MT)
7)開発ブランド
『LOWFER SPORTS』
ローダウンスプリング
『L・H・S』
8)製品種別
ショックアブソーバ
スプリング
実車装着 TOYOTA カローラスポーツ NRE210H のテストしました。


1.2Lターボ グレード【G ''X''】 6速マニュアル車です。

今回のテストアイテムは、

『LOWFER SPORTS』
https://www.kyb.co.jp/kybclub/products/street/lowfersports/index.html

ローダウンスプリング 『L・H・S』
https://www.kyb.co.jp/kybclub/products/coilspring/index.html



狙い車高は前後ともに -25~30mm付近です。
オリジナルのフィーリングは「しなやかに動く脚」なので、バランスを崩さないよう
バネレートは前後ともに純正比107%としました。

では狙い目セットからスタートです。


フロント -25mm / リヤ -31mm


イメージ通りの俯瞰バランスです!
↓↓↓こちらがノーマル車高↓↓↓


「しなやかに動く脚」のオリジナルフィーリングは、6MT車において、発進、シフトアップ時の
ピッチングがやや大きめに感じる面もありました。。。


『Lowfer Sports KIT』装着によって全体挙動のまとまり感が高まり、余分なモーションは減少し、
コンパクトに挙動が収束するようになりました。
素早いシフトチェンジでも無駄なくフラット感を維持したままムラ無くトラクションをかけられます。
ローダウンでもしなやかなフィーリングは本来のまま高い速度域でも前後ロールバランスは良く、
曲がる・止まるのスタビリティの高さが際立ちました!
リヤの追従も良く、乗り心地も問題無しです。

イメージ通りの『LOWFER SPORTS KIT』クオリティになりました。

カローラスポーツ NRE210H (6MT)

≪フロント≫ 車高: -25mm
バネレート: 24.6N/mm(ノーマル比107%)

≪リヤ≫ 車高: -31mm
バネレート: 34.2N/mm(ノーマル比107%)


『LOWFER SPORTS KIT』 完成です!

2023年4月の発売ご案内予定です!

発売は↓↓↓より随時ご案内致します。

https://www.kyb.co.jp/kybclub/release/index.html


基本情報
1)日時
2020年4月17日
2)メーカー
TOYOTA
3)車名
カローラツーリング
4)型式
ZRE212W
5)駆動
2WD
6)グレード
S
7)開発ブランド
『NEW SR MC』
8)製品種別
ショックアブソーバ

実車装着 カローラツーリング ZRE212W テストしました。


2019年9月に登場した12代目となる新型「カローラ」ですが、
セダンとワゴンモデルの2本立てで、今回はワゴンモデルの「ツーリング」です。
今回テスト車グレードは「S」
リヤスタビライザー付き、タイヤは205/55R16サイズです。
走り出し第一印象は、乗り心地は柔らかく穏やかなところは良いのですが、
リヤの重量増と重心位置の違いでしょうか、通常走行時でも旋回中のギャップなどでは
やや収束不足を感じてしまいます。
なんとなく常時リヤ挙動はキョロキョロした感覚がします。
高速走行時は前後のストロークスピードに若干差があり、フラット感がやや足りない感じ
です。ダンパー交換でそのあたりを改善したいですね。

それでは試作品の装着確認開始です。

今回のテストアイテムは『NEW SR MC』
https://www.kyb.co.jp/kybclub/products/street/mc/index.html


テスト結果次第ではありますが、セダン・ツーリングの両方を共用狙いです。


気になる全体的な緩さは解消しました!
こちらが想定する以上に懸案のリヤ収束性は格段に向上して、
高速走行時でも挙動のアンバランスはすっかり解消されました。
乗り心地的にも上質感もあるので、このセットで問題無いですね!
前後のストロークスピードとロールバランスも良くフラット感も出て安定感が
大幅に向上しました。



カローラツーリング ZRE212W ガソリン1.8L 2WD
『NEW SR MC』量産仕様決定です。

2024年1月の発売予定です。
発売まで今しばらくお待ちください。

発売は↓↓↓より随時ご案内致します。


https://www.kyb.co.jp/kybclub/release/index.html

基本情報

1)日時
2019年3月27日
2)メーカー
TOYOTA
3)車名
カローラスポーツ
4)型式
ZWE211H
5)駆動
2WD
6)グレード
HYBRID G "X"
7)開発ブランド
『NEW SR MC』
8)製品種別
ショックアブソーバ

実車装着 カローラスポーツ HYBRID ZWE211H テストしました。


今回のテスト車はHYBRID グレードは【G ''X''】のスタンダードモデルです。
走りのフィーリングは終始フラットなバウンス傾向で前後ピッチングバランスがイイです。
その為、このグレードの195/65R15サイズではちょっと物足りない印象です。。。
ただコーナリングパワーから言うと物足りないとなりますが、
通常走行でのフィーリングとしては、当たりが穏やかで全体的に丸みを帯びた乗り心地で、
それでいてしっかりストローク感があり「しなやか&しっかり感」がとても印象的なクルマです。
過度なボリュームアップは控えめに、良いところを伸ばす減衰セッティングが必要な感じです。

今回のテストアイテムは『NEW SR MC』
2WD ガソリン&HYBRID 共用品の減衰をアレンジしてみました。


ではさっそく装着。


しっかりと良く動く「脚」のフィーリングは本来のまま、とても良い感触です。


全体のバランスも良く、接地感・ステア応答のレベルは高くなっていますね。
ステアリングのどっしり感も良好、直進操安性も良い内容です。


高速コーナリング時のフラット感も良く、
止まる・曲がるのスタビリティはさらに向上していると実感出来ます!!
文句ナシの出来栄えです!

カローラスポーツ NRE210H(ガソリン) & ZWE211H(HYBRID) 用 『NEW SR MC』 完成です!

2023年8月発売の予定です。発売まで今しばらくお待ちください。

発売は↓↓↓より随時ご案内致します。
カヤバクラブ NEWS

基本情報

1)日時
2019年10月17~18日
2)メーカー
TOYOTA
3)車名
ハイエース
4)型式
TRH200V
5)駆動
2WD
6)グレード
SUPER GL
7)開発ブランド
『NEW SR MC』
8)製品種別
ショックアブソーバ

実車装着 ハイエース TRH200V テストしました。


トヨタを代表する働く車といえばハイエース。
商用目的はもちろん、ドレスアップ愛好家やキャンピングカーなど幅広い方々から親しまれています。
ノーマル状態の乗り心地は、リーフスプリング特有のゴツゴツ感はありますが、積載量が多くなるにつれて
前後バランスが整い運転しやすくなるところは流石のセッティングだと思います!
とは言え、やはり商用車なので、ステアフィールはダルでレーンチェンジなどでの修正舵はかなり多いです。
そのあたりを『NEW SR MC』で少しでも改善出来ればと考えております。
200系ハイエースは『NEW SR SPECIAL』がラインナップにある為、先ずはそちらを確認。


ノーマルの嫌なところがかなり改善されてます!! さすがのロングセラー『NEW SR SPECIAL』です!!
新車時のフィーリングの延長線上にあり、過走行車のリプレイスには素晴らしく良い商品です。
『NEW SR SPECIAL』を上回る、楽しい・快適・おもしろい を『NEW SR MC』で実現したいところです。


テストサンプルは、最大径のφ32ピストンをフロント・リアともに採用し、
2日間で合計9回ものチューニングを実施。。。
走行テストは各セットで空荷と積載の2パターンを確認。。。


その結果、かなり良い『NEW SR MC』が完成しました!!
高速道路などのレーンチェンジもスムースに出来るようになりますし、
ワインディングでは小舵角で旋回出来ます。
積載時や横風が強めな時の走行でも、かなり安心して運転出来るようになりました!


200系ハイエース用『NEW SR MC』完成です。
「SUPER GL」の他、「DX」や「コミュータ」でもフィーリング確認し、
交換による優位性を確認しております。


現在、絶賛発売中です。品番・価格などの詳細はこちらからご確認ください。

↓↓新規品番NEWS↓↓
カヤバクラブ NEWS

基本情報

1)日時
2022年9月27-29日
・11月15-17日
2)メーカー
TOYOTA
3)車名
GRヤリス
4)型式
MXPA12
5)駆動
2WD
6)グレード
RS
7)開発ブランド
『Real sports damper spec TR』
8)製品種別
ショックアブソーバ

実車装着 TOYOTA GRヤリス MXPA12 『Real Sports Damper specTR』 テストしました。


今回は2WD(FF)の「RS」

毎度お世話になっている 『GR Garage Netz群馬 G'SPiCE』 さんのデモカーをお借りしました!
http://www.netzgspice.com

RSは並行してノーマル形状サスペンションキット 『 Extage (エクステージ) 』 も進めていますが、
Real Sports Damperのご要望も増えてきたということでこちらも着手。

全域にわたってスピードレンジ・負荷が異なるAWDのGRヤリス GXPA16 はサーキットを全開!
攻められる感じで仕上げましたが。。。RSの場合は「ワインディングで気持ち良く」といったニュアンスで、
1.5L CVTでもスッキリ・スムーズに速く走れるキットに仕上げたいと思います。

通常Real Sports Damperは乗り心地面をあまり気にしないのですが、今回は通常の乗り味も少し考慮していきたいですね!

今回のテスト品


フロントが倒立ストラット
リヤがモノチューブ
ともに減衰力32段調整です。


AWD同様、前後ともにピロアッパーマウントにしています。
(注:RearピロアッパーマウントKITはオプション)


スプリングはフロントが7inchの直巻き、リヤは樽型の専用スプリングを使用します。

◆◆◆ 走行テスト Day 1 ◆◆◆

走行テストは袖ヶ浦フォレストレースウェイです


今回のスタートセット

【 タイヤ 】 YH ADVAN A052 235/40R18
【 ホイール 】 WEDS SA-35R 8.5J インセット +35
【 PAD 】 プロジェクトμ HC+
【 スプリング 】 Front: 8K-7inch + ヘルパー
        Rear: 6K専用形状 + ヘルパー
【 車高(ノーマル比) 】 Front: -37mm Rear: -30mm
【 キャンバー 】 Front: -2.5° Rear:-1.6°
【 Toe 】 Front: 0 Rear: 0
【 最低地上高 】 127mm (フロントメンバー)


≪SET1≫
足回りはじめシャシー全体のスタビリティレベルが高いので、非力なRSでは基本なにも起こらない。。。
現状ではアンダーステア・オーバーステアは無く、単純にオンザレール。
前後バランス的にはリヤレート上げか?

タイムは 【 1.26.26 】

≪SET2≫
リヤのバネレートを上げてみます。

【 スプリング 】 Rear:6K→7K


弱オーバーステアでステア量は減りコーナリングしやすい。
フロント軸がしっかりしており、スポーティFFらしい挙動になってきました。

フロント減衰力を少し上げてみるとブレーキングが安定し、さらに奥まで攻めてもターンインしやすい。

コントロール性が良くステア操作に対して、クルマ全体でしっかり反応する方向になってきました!

もう1段リヤレート上げでもよいか?

タイムは 【 1.24.87 】

≪SET3≫
さらにリヤのバネレートを上げてみます。

【 スプリング 】 Rear:7K→8K

ターン5のような長く回り込むコーナーは安定するのですが、ヘヤピンなどのタイトコーナーではリヤの張りが強く
ターンインのリズムが取りにくいですね。。。
減衰力調整で多少変わるものの運転のしやすさ・自然なフィールはSET2の方が良いかな・・・

ベストタイムは 【 1.24.14 】


≪SET4≫
全体的な「動き」を多めに出してみるべく、前後のバネレートを下げてみます。

【 スプリング 】 Front:8K→6K Rear:8K→6K

乗りやすさは大幅に良くなりましたが、前後バランス的にフロントの踏ん張りが不足のため、
コーナリング中の修正蛇が多いですね。。。

タイムは 【 1.24.52 】 

前後の適正バランスが見えてきたところで1日目は終了

◆◆◆ 走行テスト Day 2 ◆◆◆

≪SET5≫
フロントのバネレートを上げてみます。

【 スプリング 】 Front:6K→7K


コーナリング中の荷重コントロールもしやすく乗りやすい。フロントの接地感も高く追従性も良いですね!
前後バランス的には今回ベストです!

このセットでもフロント減衰力を少し上げると、ブレーキングが安定してターンインがしやすい。。。

ベストタイムは 【 1.23.60 】
今回テストでのベストタイム
(Day1気温26℃ Day2気温21℃ も影響大)

≪SET6≫
リヤのスプリングレートを上げてみます。

【 スプリング 】 Rear:6K→7K

SET5に比べてターンインからコーナリング中の踏ん張りは高いものの、リヤのスライドが早く、やや慌ただしい挙動・・・

タイムは 【 1.23.81 】

≪SET7≫
良かったSET5のバランスを参考に前後のバネレートを下げてみます。

【 スプリング 】 Front:7K→6K Rear:7K→5K


これまでのセットに比べるとロール量は大きめだが、エンジンパワーとのマッチングは良い感じです。
ステア応答性とリヤの追従性も高く、全体的な挙動もスムーズでコントロール性も良好!
丸みのある入力感もイイ感じです。RSで仕上げたいイメージに近くなりました。

タイムは 【 1.23.70 】


今回やれるテストメニューはここで終了
スプリングのバランス・車高・アライメントはOK
今回ダンパー減衰力が前後とも全体的に高く、挙動が出ずらかった印象でした。
もう少し荷重移動をしやすくしたいところです。。。


ダンパーをつくり直して再トライです!
2回目テストをやって最適セットを決めたいと思います!

※※※ダンパーチューニングを弊社工場で実施し、2回目のテストとなります※※※

Real Sports Damper specTR 2回目のテストしました。
今回は前後ともに減衰力修正品にて再トライです。


フロントはバンプ・リバウンドともにダウン方向、そしてダイヤル調整による変化幅の拡大。
リヤはリバウンド側は変えず、バンプ側のみダウン方向で特性を変えました!

前回のテストより気温は低く15℃。。。
コンディションは明らかに良いのですが、タイヤが摩耗しているのでプラマイゼロですね。。。


まずは前回BESTのセットを基準として、ダンパーのみ修正品の状態からスタートします。

【 タイヤ 】 YH ADVAN A052 235/40R18
【 ホイール 】 WEDS SA-35R 8.5J インセット +35
【 PAD 】 プロジェクトμ HC+
【 スプリング 】 Front: 7K-7inch + ヘルパー
        Rear: 6K専用形状 + ヘルパー
【 車高(ノーマル比) 】 Front: -37mm Rear: -31mm
【 キャンバー 】 Front: -2.5° Rear:-1.6°
【 Toe 】 Front: 0 Rear: in 0゜10'
【 最低地上高 】 125mm (フロントメンバー)

◆◆◆ Day1 ◆◆◆
≪SET1≫
走り出し一発目はオーバーステアで、旋回レベルが低いので減衰でいろいろ調整。。。


そこそこバランス良くなるもフロントの接地感がいまひとつ。
スプリングの前後バランス変更ですね。。。

タイムは 【 1.24.82 】

≪SET2≫
ステア初期の路面つかみ良さを向上させたいので、フロントのバネレートを下げてみます。

【 スプリング 】 Front:7K→6K


前後バランス良くターンインから立ち上がりまでの一連の挙動がスムーズになりました!
旋回レベルが上がったおかげでリヤの踏ん張り不足がやや不満。。。

タイムは 【 1.23.26 】
すでに前回テスト時のベストタイムよりも速い!運転していて明らかに速さを実感出来ています。

≪SET3≫
リヤの車高を 6mm 下げてみます。


リヤの踏ん張り感は高く、ブレーキングからターンイン時の安定感が高い!
これまでより突っ込んでいけるし旋回速度も確実に向上してますね!!

タイムは 【 1.23.21 】

≪SET4≫
一般道の乗り心地を考慮したセットを確認
【 スプリング 】 Rear:6K→5K

最初はリヤがだるくなり、旋回レベル下がったものの、減衰調整でバランス取れてきました。

ベストタイムは 【 1'23.09 】
良いですね。。。

ただちょっと行き過ぎるとすぐオーバーステアが顔を出します。。。
攻められるバランスではあるのですが、SET3のようなスムーズな運転し易さが無いのが残念。。。

せっかくなんで一般道の乗り心地も確認

前後とも減衰力はフルソフト
かなり入力感丸みが出て普通に乗れる!イメージ的にはExtageのプラスαレベルです!

◆◆◆ Day2 ◆◆◆
≪SET5≫
サーキットでは良くても一般道ではどうかな?と思われるセットも確認。
【 スプリング 】 Front:6K→7K Rear:5K→7K


予想通りスタビリティ面では今回一番!

タイムは 【 1'22.99 】
22秒台に突入してきました!!
ただ若干ではあるのですが、高速コーナーではオーバーステア、
低速コーナーではアンダーステア傾向でハンドリングバランスにムラがあります。

≪SET6≫
トータルバランスが一番良かったSET3を再確認
【 スプリング 】 Front:7K→6K Rear:7K→6K

前後バランス・ステアフィール・コントロール性、全てにおいてベストバランスです!!

タイムは 【 1'23.01 】申し分なし。


一般道・高速道路の乗り心地も入力感は丸みも残っており嫌みな硬さは無し!
総合的にこのセットで決まりですね。イメージ通りの「大人セット」です。

GRヤリス「RS」 MXPA12
『Real Sports Damper specTR』 完成です!


GRヤリス MXPA12 『Real Sports Damper specTR』

2023年3月末~4月上旬の発売予定です。発売まで今しばらくお待ちください。

発売は↓↓↓より随時ご案内致します。
カヤバクラブ NEWS

基本情報

1)日時
2020年6月15日
2)メーカー
TOYOTA
3)車名
ヤリス
4)型式
KSP210
5)駆動
2WD
6)グレード
X
7)開発ブランド
『NEW SR MC』
8)製品種別
ショックアブソーバ

実車装着 ヤリス KSP210 テストしました。


2020年 2月発売の4代目ヴィッツは、今回のモデルチェンジでグローバル名の「ヤリス」になって登場。
プラットフォームやパワートレイン、内外装デザインなどすべてが刷新されています。
キャラクター的にもこれまでよりスポーティー路線ですね。
新規開発GA-Bプラットフォームの軽量かつ高剛性、低重心化による効果が大きく、
第一印象はキビキビ走るフットワークの良いフィーリングです。

今回のテスト車は最もシンプルな1.0L-2WD グレード「X」

まずはオリジナルのデータ取りからスタートです。
フロント、リヤとも長めのバンプクッションが採用されています。
ウレタン製のソフトな物なので積極的にタッチさせて、たわみ特性を上手く使うストローク関係になっています。
近年のコンパクトカーはフロントマクファーソンストラットの上部取付は軽量化のため1点取付が主流です。
ヤリスも1点取付なのですが他車とは違い、アッパースプリングシートにしっかり角度がついています!!


ジオメトリーの最適化に抜かりナシ。。。 さすがです。。。

バックランプが標準装備なので、しっかり高さの測定も実施しております。


それでは試作品の装着確認です。
テストアイテムは『NEW SR MC』


フロントはガソリン・HYBRIDの2WDモデル共用、リヤはガソリン2WD専用です。


では走行チェックへ。。。
低速から高速走行時まで全域で操安性がグッと上がりました!
ステアリングのリニアリティは高く、速度域が上がってもしっかりした手応え感は持続しています!
ロングホイールベース・ショートオーバーハングのディメンションも、安定感向上に大きく関係しているのでしょう。
高速旋回時も適度なロールスピードとロール剛性で、とても安定感が高いです!
乗り心地も上質感がありとてもバランス良くまとまっています!

ヤリス 2WDモデル 『NEW SR MC』完成です!!


2023年3月発売の予定です。発売まで今しばらくお待ちください。

発売は↓↓↓より随時ご案内致します。
カヤバクラブ NEWS

基本情報

1)日時
2018年10月17日・12月17日
2)メーカー
TOYOTA
3)車名
C-HR
4)型式
ZYX10
5)駆動
2WD
6)グレード
S
7)開発ブランド
『NEW SR MC』
8)製品種別
ショックアブソーバ

実車装着 C-HR ZYX10 テストしました。

今回はHYBRID 2WD のグレード「S」
タイヤサイズ 215/60R17 モデルでの初回検証です。

純正ダンパーはSACHS製が採用されており、プリウスよりもスポーティーで、キビキビ感の高いハンドリングバランスになっていますね。
プリウスに次ぐTNGA第2弾はニュルを走り込んで作り上げただけあって
SUVとは思えないほどのステア応答性と操安性の高さが特徴的なフィーリングです。
しなやかで全ての挙動がジンワリと粘りのあるフィーリング、高い速度からのブレーキング&ターンイン時でもふらつきは無く、
フラット感を保ったまま安定しています。
いっぽう素早いステア操作に対する応答は良く、リヤの動きも同調されていてライントレース性がとても良い!
ダンパーセッティングも繊細な部分を詰めて仕上がっていると感じましたね。
プリウスに対して運転席のヒップポイントは55mm高いのですが、まったく気にならないどころか体感的には同等に感じる程の感覚。
それほどシャシーバランスが良くドライバビリティが高いと言える内容なのでしょう。
これはかなりの強敵です!!
『NEW SR MC』 の設定についてはこの「まとまり感」「粘り感」をスポイルせずスポーティーさを引き出せるよう頑張ってみたいと思います。

ということでノーマルダンパーのフィーリングを確認した後は、寸法・ストロークのデータ取りからスタートです。

このクルマ、見た目に反して・・・ というかキビキビとした走りに拘っているためか、
ホイールストロークの内容も他車とは一線を画すといった感じです。
フロントはリバウンドストロークは普通ですがフルバンプストロークは一般的な乗用車よりも少なめ。
いっぽうリヤはSUVらしからぬ、リバウンドストローク少なめ、バンプストローク普通。かなり珍しいパターンです。。。

試作品は新作の 『NEW SR MC』

さっそく装着&フィーリングチェック

フロントはガス反発力もしくは微低速域の減衰力が影響しているのか、、
いわゆる「ハリ感」が強くて接地感やや薄い感触です。 

そして、30km/h程度の低速走行時には反発感がやや気になります。。。
ただ、80-100km/hの高速道路走行時では収束性も良く、継ぎ目通過時でもさほど気になりません。
ただし全体バランスとしてはリヤに対してフロントが優っており、フラットなバウンス方向にはなっていない状況。。。
そして前後ともにダンパーのバンプストロークが十分とは言えず、路面状況によってはバンプタッチ感によるハーシュ強さを感じる場面もあります。。。
ということで総合的には 【 90/100満点 】 といったところでしょうか。

もちろん今回のテスト品も良いところはありました!
ハンドリングと質感を更なる高みに持ち上げる 『NEW SR MC』
バランス向上のために「微低速域の減衰力」「ケース長」 これらを修正して再トライしましょう。 


日付は変わり。。。
C-HR ZYX10 『NEW SR MC』 再テストしました。

初回試作品が 90/100満点といった感じでもう一つツッコんでみたい・・・
と思うような出来栄えでしたので今回は修正した再試作品にて再トライ。

前回結果はフロントの張り感がやや強く、接地感にもう少し粘りが欲しいと思う内容でした。
全体バランスとしてリヤに対して常時フロントが優っていて、フラット感がイメージ通りではなかったです。

ということで条件同じく、今回のテスト車も HYBRID 2WD のグレード「S」

今回の修正品と初回品で再度比較してみます。

減衰力を見直したのと合わせて本体ケース長も-10mm短縮しました。

さっそく装着&フィーリングチェック
まずは初回品とのセットから。。。

前回の課題、、若干のざらつき感と入力の強さを再確認。
ただし収束性は高く、安定感はあるのでこれについては捨てがたいところです。

やはりノーマルが相当煮詰めたセットなので、かなりしっかり目。
ボリュームアップの加減を間違えると途端にガサツになってしまいますね。。。

リヤはしっかりした収束感でありつつ、丸みのある入力感で乗り心地は良好です。イメージ通りになっています!

そのイメージを体に叩き込み、修正品に交換

こちらは小さなギャップもしっかり「いなして」 さらりとした転がり感。 滑らかさがあります!
大きな入力に対しても初回品同様しっかり収束出来ていて問題無し!
コーナリング時の前後ロールバランスも良く、ステア操作量に無駄がありません。
本来持っている追従性の良さを更に引き出せていると思います。

適度に変化感もあり、ハンドリングと上質な乗り心地が絶妙にバランス取れているセットになりました!
【 100/100満点 】 の出来栄えですね。。。

C-HR 『NEW SR MC』 完成です!!
2023年1月発売の予定です。発売まで今しばらくお待ちください。

発売は↓↓↓より随時ご案内致します。
カヤバクラブ NEWS

基本情報

1)日時
2022年7月27日
2)メーカー
TOYOTA
3)車名
GR86
4)型式
ZN8
5)駆動
2WD
6)グレード
RC
7)開発ブランド
『Real sports damper spec TR』
8)製品種別
ショックアブソーバ

実車装着 GR86 ZN8「Real sports damper spec TR」テストしました。

今回のテスト車グレードは「RC」

GR86用のReal Sports Damperは フロントがC40サイズ 倒立ストラットの全長調整式
リヤがC46サイズ モノチューブの全長調整式ではなくカラーねじタイプ

リヤはもともと全長が短いので全長調整による容量不足を避けるため
あえてこのスタイルを採用しています
減衰力は前後ともに32段調整です

フロントはピロアッパーマウントを採用していますがリヤは様々な競技にマッチさせるため
基本ノーマルアッパー流用としています。

もちろんピロアッパーもオプションで設定あります。

まずはじっくりガレージで準備作業
スプリングレート変更による車高変化のデータ化、フロントキャンバー調整と変化量の確認。

現場でスムーズに作業を進められるよう各必要箇所にマーキングしておきます。

そして走行テストは毎度の袖ヶ浦フォレストレースウェイです

今回のセットアップはここからスタートです!

【 タイヤ 】  YH ADVAN A052 235/40R18
【 ホイール 】 WEDS SA-99R 8.5J インセット +45
【 ブレーキPAD 】プロジェクトμ HC+
【 ダンパー 】  Front: -16クリック Rear: -16クリック
【 スプリング 】 Front: 7k 7inch
         Rear: 8k 8inch + ヘルパー
【 車高(ノーマル比) 】 Front: -29mm Rear: -25mm
【 キャンバー 】 Front: -3.0° Rear:-1.9°
【 Toe 】 Front: out 0゜05' Rear: in 0゜05'
【 最低地上高 】 107mm (フロントメンバーカバー中央部)

≪SET1≫
このセットは株式会社レイルさんのデモカーSUBARU BRZ ZD8で事前にテストしたものです。

冬のサーキットアタックで好タイムを記録しており、GR86でも期待十分の内容なのです

気温は朝イチですがすでに30度。。。では期待十分でコースイン!
走り出し最初のコーナー曲がった瞬間、このセットはイメージ通りで理想的なバランスだと
直感的にわかります。
前後ロールスピード・量のバランス、ニュートラルステア特性で舵角も少なく、
応答性、追従性もバッチリです!
とてもスムーズでアプローチから旋回・加速まで連動性があって、操作がとてもしやすいです

ラップタイムは 【 1.17.00 】

かなり的を得たセットですが、さらなるレベルアップを狙っていろいろやっていきます。。。

≪SET2≫
★フロントのキャンバーを 【-3.0゜】→【-3.5゜】 に変更

フロントの掴み感は上がり、良い感触ですが旋回後半フロント接地感の落ち込みが大きく、
結果的に前後バランスが悪くなる方向。
挙動の連動性も落ちスムーズさが減少、運転しにくい感触。フロントキャンバーは-3.0度が正解ですね

ラップタイムは 【 1.17.42 】

≪SET3≫
★スプリングを 【Front:7k→8k】 【 Rear:8k→9k】前後バランスは崩したくないので同率アップで。。。
★フロントキャンバーを 【-3.5゜】→【-3.0゜】 に戻し

フロント接地性は高く、旋回速度も上がってきたのですがステア操作の繊細さを欠くと途端にアンダーステア傾向
ダンパー調整で良い方向には行くのですが、いまひとつ。

★フロント車高を 【4mm(2ターン)下げ】

だいぶ全体のバランスが良くなりましたが、ちょっとピンポイントなセットですね・・・

ラップタイムは 【 1.17.18 】

もう気温は33度・・・おそらく路面温度は60度くらいですね

≪SET4≫
★スプリングを 【Front:8k→9k】 【 Rear:9→10k】

全体のハリ感は強いながらも、コントロール性と応答性のバランスはSET3より良い感じ。
ただしバネレートがやや高く、タイヤへの負担が大きい。
コンディションの関係も大いにありますが、ここまで路温が高いとタイヤトレッド面がニョロニョロして
ターンイン時のフロント掴みが余計に悪くなります。

ラップタイムは 【 1.17.03 】

≪SET5≫
やはり最初のセットのバランス感が圧倒的に良いので戻してもうちょっと確認してみます。

★スプリング 【Front:9k→7k】 【 Rear:10k→8k】

前後バランス、コントロール性、トラクション、全てのバランス良く、安定感の高い手応え。
これまでで最もタイヤを縦に使いやすいフィーリングです!
頑張らなくてもタイムが出る挙動で文句ナシですね。
午後3時 気温・路温はMAX状態にもかかわらずラップタイムは 【 1.16.87 】 今日イチです。

リヤの安定向上で限界アップを狙い、
★リヤ車高を 【4.5mm(3ターン)下げ】

リヤの安定感は向上するものの、レスポンス悪く前後バランスは崩れて結果的に限界は下がる方向。
減衰力調整で多少レスポンスは上がるも、一方でスライド量が多く、良いところがありませんでした。
この車高バランスはNGでした。

ラップタイムは 【 1.17.62 】

ということでGR86の量産セットはこちらで決定です!

【 ダンパー 】  Front: -16クリック  Rear: -16クリック
【 スプリング 】 Front: 7k 7inch
         Rear: 8k 8inch + ヘルパー
【 車高(ノーマル比) 】 Front: -33mm Rear: -25mm
【 キャンバー 】 Front: -3.0° Rear:-1.9°
【 Toe 】 Front: out 0゜05' Rear: in 0゜05'
【 最低地上高 】 100mm (フロントメンバーカバー中央部)

酷暑のコンディション下でも終始安定した減衰でグリップ力の変化をリニアに伝えてくれるダンパーキット
前後ともに可能な限り容量を確保した効果でしょう。
連続走行でもまったくタレないダンピングは、いろんなシーンで頼りになりますね!
GR86 ZN8 『Real Sports Damper specTR』 完成です!

現在絶賛発売中です。品番・価格などの詳細はこちらからご確認ください!
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基本情報

1)日時
2021年7月28日~29日
2)メーカー
TOYOTA
3)車名
GRヤリス
4)型式
GXPA16
5)駆動
4WD
6)グレード
RZ
7)開発ブランド
『Real sports damper spec TR』
8)製品種別
ショックアブソーバ

実車装着 GRヤリス GXPA16 Real Sports Damper specTR 2回目のテストしました。
2021年2月のテストより手直ししたダンパーの再テストです。

テスト車は今回もオクヤマさんのデモカーをお借りしました♪
http://www.carbing.co.jp/japan/index.shtml

今回は前後ともに減衰力を見直した2作目で再トライです(^_^)v

フロントはバンプ側の減衰力をアップ方向。そしてダイヤル調整による変化幅を広げました。

リヤはバンプ・リバウンドとも全体的に減衰力アップ。こちらも調整変化幅を広げた仕様です(^^♪

前回の走行テストは2月だったので気温は6℃でした。。。
今回は気温31℃! 路面温度も大幅に異なりますが、しっかり仕上げましょう(^_^)v

前回BESTのセットを基準としてダンパーのみ修正品の状態からスタートします!

【 タイヤ 】  YH ADVAN A052 235/40R18
【 ホイール 】 WEDS SA-35R 8.5J インセット +35
【 PAD 】 プロジェクトμ HC+
【 スプリング 】 Front: 13K-7inch + ヘルパースプリング
        Rear : 14K専用形状 + ヘルパースプリング
【 車高(ノーマル比) 】 Front: -54mm Rear: -51mm
【 キャンバー 】 Front: -3.8° Rear:-2.1°
【 Toe 】 Front: 0 Rear: in 0゜30'
【 最低地上高 】 92mm (フロントメンバー)

≪SET1≫
初回品に対して全体のスタビリティが格段に上がってます!
特にフロントのレスポンス上がったおかげで、ターンインのタイミングが掴みやすくコントロール性が良い!
なにが良いって今回は減衰力調整幅が広いので、明確に特性が変化するのでセッティングの幅が広がります(^^♪

ベストタイムは 【 1.16.790 】

タイム的には気温・路温の差で前回の2秒落ち。。。

≪SET2≫
トラクションの変化を確認する為、フロントキャンバーを少し起こしてみます。
ターンインのタイミング取りにくく、プッシュアンダーステアでボトムスピードは低くなりNG(^^;)

≪SET3≫
キャンバーを戻し、フロントバネレートアップ 13K→14K

フロントの踏ん張り感は高く、ブレーキングからターンイン時の接地感が高い!
フロントの巻き込み感もほど良く、舵角は少ないので自然にアクセルオンも早くなります。
旋回速度は確実に向上してますね(^_^)v

ベストタイムは 【 1.16.412 】

≪SET4≫ リヤバネレートアップ 14K→15K

ブレーキング時の安定感が高くコントロール性がとても良く、全域でコーナリングパワーも上がってます!

ベストタイムは 【 1'16.500 】

≪SET5≫
フロントバネレートアップ 14K→15K

フロントの踏ん張り感は高く、旋回速度も高いのですが、ターンイン、ブレーキングの加減をミスると
途端にライントレースしにくくなります。。。ちょっとピンポイントなフィーリングですね(^^;) 

ベストタイムは 【 1'16.653 】

≪SET6≫
フロントバネレートダウン 15K→13K
試しに前後バランスを大幅変更ww

ターンインはスムーズですが旋回中の安定感はいまひとつ(-_-;)
ステア修正も多く全体的に旋回レベルは低下方向です。

リヤの高い踏ん張りに対してフロントのレベルが低いのでNG

≪SET7≫
フロントバネレートアップ 13K→14K
これまでのベストSET4に戻して再確認です。。。

前後バランス、コントロール性、全てにおいてまとまってます。

気温31℃の真夏日の条件でありながら、このステア応答性とライントレース良さ、
ハードブレーキング時の安定感、文句なしですね(^_^)v

加えて今回もデフはノーマルのオープンデフ。。。LSD入っていたら秒単位で速くなる手応えです!!

ベストタイム今回イチの 【 1'16.410 】

テストメニューは全て完了です。。。

結論としては フロント14K リヤ15K のスプリングセットが総合的に優れた内容でした。

今回の修正品は減衰力の調整幅が広く、いろいろなパターンに対応出来るので
とても引出しの多いダンパーの印象ですね(^_^)v

GRヤリス GXPA16 『Real Sports Damper specTR』 完成です!

SET DOWN のデータは↓↓
【 タイヤ 】 YH ADVAN A052 235/40R18
【 ホイール 】 WEDS SA-35R 8.5J インセット +35
【 PAD 】 プロジェクトμ HC+
【 スプリング 】Front: 14K-7inch + ヘルパースプリング
        Rear: 15K専用形状 + ヘルパースプリング
【 車高(ノーマル比) 】 Front: -45mm Rear: -43mm
【 キャンバー 】 Front: -3.5° Rear:-2.0°
【 Toe 】 Front: 0 Rear: in 0゜40'
【 最低地上高 】 100mm (フロントメンバー)



現在絶賛発売中です。品番・価格などの詳細はこちらからご確認ください!
↓↓新規品番NEWS↓↓
カヤバクラブ NEWS


基本情報

1)日時
2019年11月21日
2020年1月16日
2)メーカー
NISSAN
3)車名
デイズ
4)型式
B44W
5)駆動
2WD
6)グレード
ハイウェイスターX
7)開発ブランド
『LOWFER SPORTS』
ローダウンスプリング
『L・H・S』
8)製品種別
ショックアブソーバ
スプリング

実車装着 ショックアブソーバ『LOWFER SPORTS』・ローダウンスプリング 『L・H・S』 テストました。
デイズ B44W (2WD-FF)


ローダウンスプリング 『L・H・S』


狙い車高は-25mm付近、バネレートは前後ともにノーマル比110%の2WD専用品です。
試作品3種類のうち、中間セットを装着。



フロント -20mm / リヤ -17mm


乗車時の感覚も見た目の印象もフロント下がりのバランス・・・

フィーリング自体はダンパー減衰力とバネレートの相性は良く、
グッと引締まってまとまり感の高いフィーリングになっています。

接地感が高く、ステア応答も良好です。
乗り心地も問題なく、内容的にはオッケーなのであとは車高ですね。。。

それでは前後下がるモノに交換です。


フロント -30mm / リヤ -23mm


リヤ車高はほぼ狙い通りなのですがフロントが低めです。
全体のバランスは最初のセットと同様に前下がりです。

↓↓↓こちらがノーマル車高↓↓↓


そしてフロントはこの車高だと時おりバンプタッチします。
バンプクッションがゴム製のため突き上げ感はややダイレクト。

やはり見た目と内容の両立のためには-25mmあたりでまとめたいですね。

ということで、今回用意した試作品はもうネタが無くなりましたので、修正品を作り直し再テストです。

--------------------------------------------------------------

日付が変わり、ローダウンスプリング 『L・H・S』 2回目のテストしました。


前回テスト結果を元に修正品の試作品テストです。


フロント、リヤともに -25~30mm が狙い車高です。




フロント -29mm / リヤ -28mm


流石作り直しただけあって、今度は一発で良い適正な車高バランスになりました。
全体的な雰囲気、俯瞰での見た目のカッコ良さも問題ナシ!

↓↓↓こちらがノーマル車高↓↓↓


バネレートも問題なく、ダンパーとのマッチングは良好です。
フロントの追従性は良く、高速操安性も向上していて、
ローダウンであってもギャップ通過時のいなしは良好です。

高速操安性は向上しながらも、後部座席を含めた乗り心地も良く
イメージ通りの 『Lowfer Sports KIT』 となりました!!

フロント: 車高 -29mm  バネレート= 24.0N/mm (ノーマル比110%)
リヤ: 車高 -28mm  バネレート= 22.4N/mm (ノーマル比110%)

デイズ (2WD) B43W, B44W, B45W
『Lowfer Sports KIT』 完成です!


2023年7月発売の予定です。発売まで今しばらくお待ちください。

発売は↓↓↓より随時ご案内致します。
カヤバクラブ NEWS

基本情報

1)日時
2022年2月8日
2)メーカー
NISSAN
3)車名
ルークス
4)型式
B44A
5)駆動
2WD
6)グレード
S
7)開発ブランド
『LOWFER SPORTS』
ローダウンスプリング
『L・H・S』
8)製品種別
ショックアブソーバ
スプリング

実車装着 ショックアブソーバ『LOWFER SPORTS』・ローダウンスプリング 『L・H・S』 テストました。


テスト車は 2WD グレード 「S」


フロント・リヤともに2WD専用設定です。
適正ストロークの確保と、ハンドリングと乗り心地の両立!
これらを考えてちょうど良い状態の前後ともに-25~30mmの車高を狙います。
バネレートはノーマル比で フロント110% リヤ107% の設定にしました。
LOWFER SPORTSテスト品と、L・H・Sテスト品は狙い目仕様から装着


フロント -27mm / リヤ -25mm

一発OKです! ダウン量も狙い通りで俯瞰の見た目バランスで、カッコ良さもイメージ通り!!


最低地上高部分、フロントメンバーのクリアランスは121mmあるので問題ナシ。

↓↓↓こちらがノーマル車高↓↓↓


走りのフィーリングも狙い通り。
ステア応答は良く、重心高さを感じさせない、グッと引き締まった軽快なフィーリングです。
止まる・曲がるの安定感は高く、高速操安性も向上して心地良い走りに変わりました。
ローダウンではありますが、入力感もしなやかで、乗り心地もまったく問題ありません。
イメージ通りの 『Lowfer Sports KIT』 になりました!

ルークス B44A, B45A (2WD) 

≪フロント≫ 車高: -27mm
バネレート: 28.4N/mm(ノーマル比110%)

≪リヤ≫ 車高: -25mm
バネレート: 24.3N/mm(ノーマル比107%)


『Lowfer Sports KIT』完成です!
2023年2月発売の予定です。発売まで今しばらくお待ちください。

発売は↓↓↓より随時ご案内致します。
カヤバクラブ NEWS

基本情報

1)日時
2021年5月14日
2)メーカー
NISSAN
3)車名
ルークス
4)型式
B44A
5)駆動
2WD
6)グレード
S
7)開発ブランド
『NEW SR MC』
8)製品種別
ショックアブソーバ

実車装着


2020年3月に発売された新型軽自動車「ルークス」。走りの第一印象としては、比較的穏やかなファミリー向けの乗り味ですね。
昨今の軽トール2BOXはステア応答も良く、しっかり感が前面に出ているタイプが多いので、どこか懐かしい印象を受けました。
軽トール2BOXの弱点で共通ですが、高速度域になると、どうしてもヨレ感が気になる場面も出てきてしまいます。
このあたりはダンパー交換でフィーリング向上が期待できるのですが、通常速度域での乗り心地を損なわないよう
気を付けなければいけません。

今回のテスト車は 2WD グレード「S」スタンダードなモデルです。
テストアイテムは『NEW SR MC』


前後ともに全グレード共用の2WD専用品です。
フロントはデイズ B45W用が近いスペックなので合わせて確認してみます。
まずは専用品の 『NEW SR MC』 セットからスタート。




前後バランスが良く、加速・減速時の挙動がかなり抑えられました!
旋回時のロールスピードも上手く制御出来ているので、フラット感が出て良いフィーリングです。
もちろん乗り心地も問題なし!
高速時の安定感もグッと上がりながらも、しなやかな入力感で落ち着いたフィーリングにまとまっています。
変化感もあり、イメージ通りの乗り味で100点満点です!

それではフロントをデイズ用に交換
専用品に比べると少しではありますが、バンプ側減衰力が高めの仕様です。


最初のセットより、路面からの入力はやや強め。。。とも思えるのですが、より軽快なフィーリングになったのはプラス要素!
前後バランスも良く、乗り心地も問題ないのですが、専用品に比べるとちょっと劣ります。。。
っというわけで、前後ともルークス専用品で、『NEW SR MC』完成です。


2023年2月発売の予定です。発売まで今しばらくお待ちください。

発売は↓↓↓より随時ご案内致します。
カヤバクラブ NEWS

基本情報

1)日時
2019年8月12日
2)メーカー
NISSAN
3)車名
デイズ
4)型式
B44W
5)駆動
2WD
6)グレード
ハイウェイスターX
7)開発ブランド
『NEW SR MC』
8)製品種別
ショックアブソーバ

実車装着 デイズ B44W テストしました。


6年ぶりに新型となった2代目デイズ。
プラットフォーム刷新や全てを見直されただけあって、乗り味的には質感の良さが印象的です。

ただ、走り出し第一印象は入力感のしっかりした感触ではあったのですが、
高速になると全体的に初期ストロークスピードが若干速く、ヨレ感が気になる場面もありました。
乗り心地面を重要視している感じでしょうか。
そのあたりを重視してダンパー交換で改善出来ればと思います。

今回のテスト車は 2WD(FF) グレード 「ハイウェイスターX」“スマートシンプルハイブリッド”モデルです。

今回のテストアイテムは『NEW SR MC』


全モデル共用の2WD(FF)専用品です。


交換後の第一印象は。。。ほど良いボリュームアップ感です!!
走り出しは穏やかに感じるのですが、フロントの追従性は良く、
高速操安性も向上していてギャップ通過時のいなしも良好です。
イメージ通りのフィーリングとなりました。


高速操安がやや不足気味のノーマルフィーリングに対してしっかり感は向上しながらも、
後部座席を含めた乗り心地も良く、じつに絶妙なバランスになっています。


デイズ 2WD (B43W, 44W, 45W)『NEW SR MC』完成です!

2023年2月発売の予定です。発売まで今しばらくお待ちください。

発売は↓↓↓より随時ご案内致します。
カヤバクラブ NEWS


基本情報
1)日時
2021年4月16日
2)メーカー
MAZDA
3)車名
MAZDA
4)型式
GJ2FW
5)駆動
2WD
6)グレード
XD PROACTIVE
7)開発ブランド
『LOWFER SPORTS』
ローダウンスプリング
『L・H・S』
8)製品種別
ショックアブソーバ
スプリング

実車装着 MAZDA6 GJ2FW テストしました。


今回のテスト車はSKYACTIV-D2.2の2WDでグレード「XD PROACTIVE」

アテンザからMAZDA6に名称を変え2019年8月に販売開始し、車名は違いますが
最終進化のマイナーチェンジですね。
当初のGJ系からは大幅に進化・洗練された乗り味の違いが印象的です。
マツダのフラッグシップモデルにふさわしく静粛性はとても高く、フラット感のある
しなやかな乗り味はとても上質です。
高速走行含め、直進操安性はとても心地良いのですが、あえて意地悪を言うと。。。
舵角の大きく、スタビが効いている様なそこそこのスピードでの旋回時(首都高など)では、
前後ともにリバウンドスピードがやや速く、浮き上り気味でアウト側に放り出される感覚が
気になります。
走り全般が良いイメージのマツダ車だけにちょっと残念ポイント。。。
とは言え、これこそ足回り交換の効果も期待が持てるポイントですね。

今回のテストアイテムは

『LOWFER SPORTS』
https://www.kyb.co.jp/kybclub/products/street/lowfersports/index.html

ローダウンスプリング 『L・H・S』
https://www.kyb.co.jp/kybclub/products/coilspring/index.html


『LOWFER SPORTS』は前後共にALLモデル共通、
『LHS』のフロントはディーゼルのセダン&ワゴン 2WD共用設定、
リヤはガソリン&ディーゼルのセダン&ワゴン 2WD共用設定見込みです。
車高はダンパーストロークと見た目のバランスで、前後ともに狙い車高は -25mmです。
バネレートは前後ともにノーマル比110%でテストスタートです。

ではさっそく装着していきます。


フロント -25mm / リヤ -29mm
俯瞰での車高バランスは一発OK!!


走りのフィーリングもXDならではのフロントヘビーなバランスは解消しており、
引き締まった乗り味です。
コーナリング中の浮き上がり感が無く、常時フラットな挙動で安定感が高いです。
それでいながら、しなやかな入力感で質感の高い乗り心地です。
イメージ通りの「LOWFER SPORTS KIT」になっています。
↓↓↓こちらがノーマル車高↓↓↓


【ローダウンスプリング『L・H・S』スペック】
≪フロント≫ 車高: -25mm
バネレート: 31.8N/mm(ノーマル比110%)

≪リヤ≫ 車高: -29mm
バネレート: 41.8N/mm(ノーマル比110%)


MAZDA6 GJ2FW (ワゴン XD 2WD) 『LOWFER SPORTS KIT』 完成です!

2023年12月中頃発売開始予定、まもなく発売です!今しばらくお待ちください。

発売は↓↓↓より随時ご案内致します。

https://www.kyb.co.jp/kybclub/release/index.html

基本情報

1)日時
2021年6月25日
2)メーカー
MAZDA
3)車名
MAZDA3 (FASTBACK)
4)型式
BP5P
5)駆動
2WD
6)グレード
SKAYACTIV-G 15S
7)開発ブランド
『LOWFER SPORTS』
ローダウンスプリング
『L・H・S』
8)製品種別
ショックアブソーバ
スプリング

実車装着 「アクセラ」から生まれ変わった「MAZDA3」。ハンドリング面の完成度はかなり高いフィーリング。。。
スポーツダンパーの設定が手強いモデルです。。。
今回は1.5L SKYACTIV-G 15S 2WDのFASTBACKがテスト車です。


LOWFER SPORTS & ローダウンスプリング 『L・H・S』 試作品をテスト実施しました。


フロントはガソリン2WD グレード20S&15S 共用設定
今回の15Sの場合はバネレートがノーマル比112%になります。


リヤは2WD ALLグレード共用設定
バネレートはノーマル比107%です。


前後ともに狙い車高は -20~25mm


フロント -11mm / リヤ -22mm
フロントダウン量が若干不足で変化感が足りない。。。フロントを下がるモノに交換します。


フロント -18mm / リヤ -22mm


今度は俯瞰のバランスも問題なし!!

ダンパーとバネレートのマッチングは完璧です!
スッキリ感としなやかさが絶妙にバランス取れており狙い通りのフィーリングです。
ステア応答、ステアセンターの適度なじんわり感、オリジナルの良さをさらに引き出せている印象です。
常時フラットな挙動で高速操安性も良好。入力感もしなやかで上質感のある乗り心地で問題なし。
イメージ通りの「Lowfer Sports KIT」になりました!!

↓↓↓こちらがノーマル車高↓↓↓


≪フロント≫ 車高: -18mm
バネレート: 23.5N/mm(ノーマル比112%)

≪リヤ≫ 車高: -22mm
バネレート: 42.3N/mm(ノーマル比107%)


MAZDA3 BP5P (FASTBACK SKYACTIV-G 15S 2WD)

『Lowfer Sports KIT』 完成です!

2023年3月末の発売の予定です。発売まで今しばらくお待ちください。

発売は↓↓↓より随時ご案内致します。
カヤバクラブ NEWS

基本情報

1)日時
2021年3月15日
2)メーカー
MAZDA
3)車名
CX-30
4)型式
DMEP
5)駆動
2WD
6)グレード
20S PROACTIVE
7)開発ブランド
『NEW SR MC』
8)製品種別
ショックアブソーバ

実車装着 CX-30 DMEPのテストしました。


今回のテスト車は「SKYACTIV-G 2.0L 2WD」、グレード 「20S PROACTIVE」
CX-3とCX-5の中間に位置づけされる新型クロスオーバーSUV「CX-30」

第一印象、ボディ剛性感が高くフラット感があるスタビリティの高い乗り味です。
クロスオーバーSUVにしてはスポーティー寄りなフィーリングですね!
走り始め最大のインパクトはブレーキのタッチがとても良いこと!
欧州車的な踏力コントロールタイプで、踏みしろは少ないながらも制動コントロール性がとても良い!
そのため一連の動作がしやすく、コーナリングアプローチがスムーズ。
ステア操作に対する挙動、すべての一体感が高くまとまり感のある乗り味です。。。

まずはオリジナル寸法のデータ確認。
基本レイアウトはMAZDA3同様、フロントは抱込み式のマクファーソンストラット、リヤは新しいビーム形状のトーションビームです。
組付け精度の高さを感じる構成になっております。


テストアイテムは『NEW SR MC』


前後ともにALLモデル 2WD&4WD 共用設定です。


リヤの収束が向上して高速走行時の浮き上がり感がピタッと無くなりました!
全体的なしっかり感は向上して、フラットかつ接地感の高い乗り味です。
フロントのステア応答性、追従性も良く引き締まったフィーリングに変わりました。
もちろん乗り心地も問題なし!


MAZDA CX-30 『NEW SR MC』完成です!!
2023年2月発売の予定です。発売まで今しばらくお待ちください。

発売は↓↓↓より随時ご案内致します。
カヤバクラブ NEWS


基本情報
1)日時
2024年2月27日~28日
2)メーカー
HONDA
3)車名
N-BOX
4)型式
JF5
5)駆動
2WD
6)グレード
スタンダード車
7)開発ブランド
『NEW SR MC』
『LOWFER SPORTS』
ローダウンスプリング
『L・H・S』
『NEW SR MC』
8)製品種別
ショックアブソーバ
スプリング
実車装着 N-BOX JF5(STDモデル) テストしました。


2023年10月発売の3代目 「ホンダ N-BOX」
前回実施のカスタム同様、ステアフィールはスムーズざがありつつも旋回時の手応え感は
は増しており、ロール感もじんわりと踏ん張り感の高い挙動です。
CUSTOMの165/55R15 に対してSTDは155/65R14とサイズ差あるのですが、
あまり気にならないです。
先代はこのタイヤサイズ含めCUSTOMとSTDでは乗り味の質感とハンドリングバランスに
まあまあ差があった記憶があります。さすが新型ですね!
静粛性も向上しており上質感のある乗り味、そして高速繰安性の高さも素晴らしい。

ということで、今回のSTDモデルも全体バランスが良いので過度のボリュームアップは
逆効果になる完成度高いクルマという印象です。

まずはノーマルストローク関係のデータ取りからです。


そして各部のクリアランスや各構成パーツも確認します。


一連のデータ取りが全て終了してから、テスト品の装着確認です。

今回のテストアイテムもカヤバのフルコース!!
『NEW SR MC』
http://www.kybclub.com/products/street/mc/index.html

『LOWFER SPORTS』
https://www.kyb.co.jp/kybclub/products/street/lowfersports/index.html

ローダウンスプリング 『L・H・S』
https://www.kyb.co.jp/kybclub/products/coilspring/index.html

リヤ用減衰力14段調整式『Lowfer Sports PLUS』
https://www.kyb.co.jp/kybclub/products/street/lowfersports/index.html


ダンパーもスプリングも純正品が先代とほぼ同一スペックと言うことで
すべてJF3 STD用のセットで確認していきます。

まずは 『NEW SR MC』 からスタート


ステア応答、追従性ともにバッチリ!前後バランスも良く、全体のまとまりはかなり良いです。
丸みのある入力感も、上質感の高いフィーリングを印象づけています。
トール2BOXタイプなので、曲がる・止まるの限界が高くなり、安定感が増すととても運転が
し易くなります!
JF3用流用とはいえ乗り心地も最適で、完璧なマッチングでまったく問題なしでした。
100点満点イメージ通りの 『NEW SR MC』 フィーリングです!


続いて 『LOWFER SPORTS』
スプリングは 『L・H・S』 を使用します。


フロント -32mm / リヤ -28mm


俯瞰での車高バランスはイイ感じですね。
最低地上高はマフラー前席下部で105mmと許容レベルです。
バンプストローク面でもしっかり余裕あるので問題無しです。

↓↓↓ こちらがノーマル車高 ↓↓↓


バネレートはSTDモデル専用設定なので、ボリュームアップ感もバッチリ合いました。
ダンパーとスプリングのマッチングも問題無く、曲がる・止まるの安定感は向上しました。
低重心化で引き締まったフィーリングになり、100点満点イメージ通りの
『LOWFER SPORTS KIT』 フィーリングとなりました!


続いてリヤを 『Lowfer Sports PLUS』 に交換です。


まずはLowfer Sportsオリジナルフィーリング相当のポジションを確認します。
先日のCUSTOM同様ダイヤル「6」を確認から始め、上下1つずつ変えてみましたが、
やはり「6」が乗り心地と収束性のバランス、適度な粘り感もあり、オリジナル相当の
フィーリングです。


そして 『LOWFER SPORTS』 フィーリングの許容範囲を確認で、その他のダイヤル
ポジションも見ておきます。
こちらも結果的にCUSTOM同様となりました。
下限はダイヤル「3」 上限は「11」が前後バランスの崩れない内容でした。

N-BOX (STD) JF5 全アイテム共用設定でOKです!


2023年3月末頃の発売ご案内予定です!

発売は↓↓↓より随時ご案内致します。

https://www.kyb.co.jp/kybclub/release/index.html

4WD(JF6)も後日テスト実施予定です。4WDオーナーの皆様、今しばらくお待ちください。

基本情報
1)日時
2024年2月7日~8日
2)メーカー
HONDA
3)車名
N-BOX
4)型式
JF5
5)駆動
2WD
6)グレード
Custom TURBO
7)開発ブランド
『NEW SR MC』
『LOWFER SPORTS』
ローダウンスプリング
『L・H・S』
『NEW SR MC』
8)製品種別
ショックアブソーバ
スプリング
実車装着 N-BOX Custom JF5 テストしました。


2023年10月発売の3代目 「ホンダ N-BOX」
プラットフォームやエンジンなどの基本コンポーネンツはすべてキャリーオーバーなので
ビッグマイナーチェンジ的なフルモデルチェンジですね。
先代に比べてステアフィールは手応え感が増していて、ルーフ高さを感じるゴロッとした
ロール感はなくなってます。
踏ん張り感の高い挙動に進化していますね。とにかく高速繰安性の向上が特徴的です。
静粛性も向上しており上質感のある乗り味。全体のバランスが良いので過度のボリューム
アップは逆効果になるタイプの完成度高いクルマです。。

今回のテスト車グレードは Custom TURBO
タイヤサイズは 165/55R15 になります。

まずは1日じっくりノーマルストローク関係のデータ取りです。


そして各部のクリアランスや各構成パーツも確認


一連のデータ取りが全て終了してから、やっと試作品の装着確認です。
今回のテストアイテムはカヤバのフルコース!!
『NEW SR MC』
http://www.kybclub.com/products/street/mc/index.html

『LOWFER SPORTS』
https://www.kyb.co.jp/kybclub/products/street/lowfersports/index.html

ローダウンスプリング 『L・H・S』
https://www.kyb.co.jp/kybclub/products/coilspring/index.html

リヤ用減衰力14段調整式『Lowfer Sports PLUS』
https://www.kyb.co.jp/kybclub/products/street/lowfersports/index.html




ダンパーもスプリングも純正品が先代とほぼ同一スペックと言うことで
全てJF3 Custom用のセットで確認です。

まずは 『NEW SR MC』 からスタート


ステア応答、追従性ともにバッチリ!前後バランスも良く、全体のまとまりはかなり良い!!
収束性は高く、入力感も丸みのある質感良いフィーリング高速操安性の高さが素晴らしく
際立った印象です。
乗り心地も良く、JF3用流用とはいえ、完璧なマッチングでまったく問題なし。
むしろ進化したJF5のシャシーとの相性が合っておりとても良い結果になりました!!
100点満点イメージ通りの 『NEW SR MC』 フィーリングです!

続いて 『Lowfer Sports』
スプリングは 『L・H・S』 を使用します。


車高ダウン量は、フロント -17mm / リヤ -18mm


俯瞰での車高バランスは問題なしですね。
最低地上高もフロントメンバー部で118mmと適正レベルです。
バンプストローク面でもしっかり余裕あるのでOKです。

↓↓↓ こちらがノーマル車高 ↓↓↓


ボリュームアップ感も最適な状態です!
ダンパーとスプリングのマッチングも良好で重心も下がり引き締まったフィーリングになりました。
止まる・曲がるの安定感はさらに向上して本来持っているスムーズな乗り味に、軽快感と安定感が
プラスされたイメージです。
こちらも100点満点のイメージ通り『Lowfer Sports KIT』 フィーリングとなりました!

続いてリヤを 『Lowfer Sports PLUS』 に交換


ちなみに、調整する時の体勢は↑↑↑な感じです。
車体右側はマフラーが近くと通っているので、走行後はよく冷やしてから調整下さい。

まずはLowfer Sportsオリジナルフィーリング相当のポジションを確認します。
JF3ではダイヤル「7」でしたがJF5では「6」でした。
そして 『Lowfer Sports』 フィーリングの許容範囲を確認、その他のダイヤルポジションも
見ておきます。
下はダイヤル「3」から上は「11」が前後バランスの崩れない内容でした。
N-BOX Custom TURBO JF5M
全てのアイテム共用設定OKの確認が出来ました!


2023年3月中頃の発売ご案内予定です!今しばらくお待ちください。

発売は↓↓↓より随時ご案内致します。

https://www.kyb.co.jp/kybclub/release/index.html

また、スプリングの設定が異なる『スタンダードグレードとCustomのNA』も後日テストします!
今しばらくお待ちくださいませ。

基本情報
1)日時
2022年5月7日
2)メーカー
HONDA
3)車名
N-ONE
4)型式
JG3
5)駆動
2WD
6)グレード
RS(6M/T)
7)開発ブランド
ローダウンスプリング
『L・H・S』
8)製品種別
スプリング

実車装着 ローダウンスプリング 『L・H・S』
https://www.kyb.co.jp/kybclub/products/coilspring/index.html
テストしました。


テスト車グレードは 「RS 6M/T」


2WD ALLグレード共用設定です。
狙い車高は前後ともに -25~30mm
バネレートはノーマル比で
フロント 120%  リヤ 110% に試作品設計してみました。

では狙い目セットからスタートです。


フロント -16mm / リヤ -26mm


リヤは狙い通りですが、フロントの車高ダウン量が不足で俯瞰バランスNGです。

ということでフロントを下がる仕様に交換です。


フロント -25mm / リヤ -26mm


今度はバッチリ狙い通りの車高になりました。

↓↓↓こちらがノーマル車高↓↓↓


フィーリング面も問題なしで、LOWFER SPORTS PLUSとスプリングのマッチングは良好です。
フロントの剛性感が高く、ステア初期応答がグッと向上しました。
全体の収束性は良く、高速操安性、まとまり感が高いです。
速度全域でフラットな挙動で乗り心地も問題なしです。
前後ロールバランスが良いので、リヤの追従性も高く、コーナリング時の挙動が安定
しているフィーリングが好印象です。
イメージ通りの 『LOWFER SPORTS PLUS kit』 クオリティです!!

N-ONE JG3 (2WD)
≪フロント≫
車高: -25mm
バネレート: 23.6N/mm(ノーマル比120%)
≪リ レート: 19.9N/mm(ノーマル比110%)


『LOWFER SPORTS PLUS kit』・ 『L・H・S』  完成です!

絶賛発売中です。ご案内は↓↓↓をご確認頂けます。

https://www.kyb.co.jp/kybclub/release/news23/news_20231106_19.pdf

基本情報


1)日時
2020年3月25日
2)メーカー
HONDA
3)車名
N-VAN
4)型式
JJ1
5)駆動
2WD
6)グレード
G Honda SENSING
7)開発ブランド
『Lowfer Sports PLUS』
ローダウンスプリング
『L・H・S』
8)製品種別
ショックアブソーバ
ローダウンスプリング

実車装着 ローダウンスプリング 『L・H・S』
https://www.kyb.co.jp/kybclub/products/coilspring/index.html
リヤ用減衰力14段調整式『Lowfer Sports PLUS』
https://www.kyb.co.jp/kybclub/products/street/lowfersports/index.html
テストしました。


今回テストするスプリング試作品はフロント、リヤともに2WD専用の車高違い4種類です。


まずはローダウンスプリング 『L・H・S』 のテストから開始です。
前後ともに狙い車高は -30~35mm あたり、バネレートはノーマル比107%設定にしました。
セットするダンパーはLowfer Sportsオリジナルの試作品、まずはこれでフィーリングを確認します。
ではさっそく狙い目の試作品から装着です。


フロント -30mm / リヤ -37mm
フロント車高は狙い通りで見た目のイメージも問題なしでしたが、
リヤの車高が低めなので俯瞰の見た目バランスはNG。。。
そしてかすかではありますが、時おり「カチャ」っと密着音が出てしまいます。
とりあえず車高も確認したいのでリヤを上がるモノに交換です。


フロント -30mm / リヤ -28mm
車高はまあまあなのですが、今度は密着音が酷い。。。
コーナリング時などはイン側の「打音」とアウト側の「擦れ音」がミックスしてたいへん賑やかです。
限られたバネスペースにレートアップやローダウンを盛り込むと、こういう時もあります。。。
そのためのテストなんで問題なし!
ということで、チューブを必要な3か所に装着です。


密着部にチューブを挟むので厚み分、少し車高変わります。
フロント -30mm / リヤ -23mm


リヤが5mm上がってしまいました・・・ちょっと前下がりで全体のバランス悪いです。
なので最初のモノにチューブを装着してやり直しです。


フロント -30mm / リヤ -33mm


今度は狙い通りの車高で問題なし。俯瞰でのバランスもイメージ通りです。

↓↓↓こちらがノーマル車高↓↓↓


走行フィーリングも問題なし!
ダンパー減衰力とバネレートの相性は良く、高速操安性もグッと上がりました。
重心も下がり軽快なハンドリングバランスです!
これまでの挙動の大きさは気にならなくなりました!!
ということで、ローダウンスプリング 『L・H・S』 は無事完了です。

フロント: 車高 -30mm バネレート= 27.6N/mm (ノーマル比107%)
リヤ: 車高 -33mm バネレート= 53.7N/mm (ノーマル比107%)

N-VAN JJ1 (2WD-FF) 『Lowfer Sports KIT』 完成です!


続きまして、
Lowfer Sports リヤ14段減衰力調整式 『Lowfer Sports PLUS』


まずはLowfer Sportsオリジナル相当のポジションを確認です。
今回はダイヤル「9」が収束性と乗り心地のバランスも良く、Lowfer Sportsオリジナルの
フィーリング相当でした。

そして毎度の通り、前後バランスの崩れない範囲を確認しておきます。


ダイヤルを順番に調整しながらフィーリングチェック。。。
結果、今回は下がダイヤル「1」から上は「14」まで。。。
つまりすべてのポジションが不足も嫌みも無く使える範囲でした!!
N-VANは商用バンのため、リヤの荷重設定が高くなっておりダンパー減衰力や
バネレートがそもそも高い設定です。
そんなクルマなので減衰力調整の変化幅はあったのですがバランス的に大丈夫だったのですね。

●ダイヤル「1」はちょうどノーマル+αのフィーリング
●カヤバ推奨は「9」
●ダイヤル「14」はやや硬めだけど荷物をたくさん積んだ時

という感じがお勧めかと思います。
N-VAN JJ1 (2WD)用 『Lowfer Sports KIT』 『Lowfer Sports PLUS』 完成です!



2024年1月発売の予定です。発売まで今しばらくお待ちください。

発売のご案内は↓↓↓をご確認ください。
新規品番設定のご案内

基本情報

1)日時
2022年2月15日
2)メーカー
HONDA
3)車名
N-ONE
4)型式
JG3
5)駆動
2WD
6)グレード
RS (6M/T)
7)開発ブランド
『Lowfer Sports PLUS』
8)製品種別
ショックアブソーバ

実車装着 リヤ用減衰力14段調整式『Lowfer Sports PLUS』
https://www.kyb.co.jp/kybclub/products/street/lowfersports/index.html
テストしました。


今回のテスト車は『RS 6M/T』 です。
見た目こそ先代とよく似ているものの、N-BOXからスタートした2代目Nシリーズの
新型プラットフォームとパワートレインで一新されており、中身はしっかり進化している内容です。
軽量ボディとターボエンジンのマッチングはとても良好で軽快なフィーリングが特徴的ですね。
普段使いからスポーツドライブまで、くまなく楽しめるドライバビリティが第一印象です。
N-WGN Custom(JH3)と総じて似ているハンドリングバランスですが、N-ONEの方が
軽量なこともありフットワークが良いです。
ダンパーの減衰力的にはN-WGNとほぼ同等の為、共用出来る可能性大です。

まずはパーツ構成・ストローク関係のデータ取りから。。。
基本パーツの内容はN-BOX, N-WGNと同じですが、大きいところではスプリングの仕様が
各々違っています。
今回は既に量産設定されているN-BOX JF3用Lowfer Sportsで、統合確認です。
リヤは減衰力14段調整式の 『Lowfer sports PLUS』 です。


バランス良くまとまっていてイイ感触です!!
ダンパーの減衰力は適正で収束性は問題なし!
強過ぎず、不足感も無く、前後バランスも良いので、本来持っている軽快なフィーリングはそのまま、
しなやかかつ、しっかり感の高い、曲がる・止まるの挙動はイメージ通りのフィーリングです。

リヤ14段調整のポジション設定としては、ほぼN-BOXと同様でした。


Lowfer Sportsオリジナルフィーリング相当はダイヤル「8」あたるです。
そして前後バランスが崩れない範囲の確認も。。。


N-ONE RSは軽量のためかソフト下限はダイヤル「2」ではなくダイヤル「1」までしっかり使え、
跳ね感が出ないところのハード上限はダイヤル「12」くらいまで使えました。

ということで 『N-ONE JG3』用Lowfer Sports PLUSは共用設定で問題なしです。



発売のご案内は↓↓↓をご確認ください。
新規品番設定のご案内

基本情報

1)日時
2019年9月6日
2)メーカー
HONDA
3)車名
N-VAN
4)型式
JJ1
5)駆動
2WD
6)グレード
G Honda SENSING
7)開発ブランド
『NEW SR MC』
『LOWFER SPORTS』
8)製品種別
ショックアブソーバ

実車装着 N-VAN JJ1 (2WD-FF) テストしました。


「Nシリーズ」初の商用モデルとなりました「N-VAN」
商用バンだけに最大積載量350kg前提のN-VANは、乗用のN-BOXに比べてダンパー減衰力も
スプリングレートも高い設定です。
とうぜん空荷時走行ではリアが跳ねるようなパンパンしたハードな乗り味を想像していたのですが。。。
意外や嫌味な突き上げを感じるほどではなく、収束も良いバランスなので乗用車に比べたら
もちろん固めではあるのですが、乗り心地が悪いわけではありません!!
軽キャンなど常用目的でも流行っているのは納得の乗り味です!

それでは毎度のノーマル取付確認をしますと。。。
リヤダンパー上部取付のブッシュなどもN-BOXサイズではなく、フリードと同サイズの大きいものになってます。


ところどころ商用バンならではのタフな造りが垣間見えます。

テストアイテムは『NEW SR MC』
https://www.kyb.co.jp/kybclub/products/street/mc/index.html
と、『LOWFER SPORTS』
https://www.kyb.co.jp/kybclub/products/street/lowfersports/index.html



フロントは2WD&4WD共用、リヤは2WD専用品です。
まずは 『NEW SR MC』 からスタートです。


実はちょっと控えめな減衰チューニングにとどめておいた試作品、大正解でした!
ほどよいボリュームアップ感です!


コーナリング時のロール感、ブレーキング時の安定感も向上しながら乗り心地は悪化せず
絶妙なバランスになってます。


高速操安性もグッと上がってギャップ通過時の入力も滑らかで好感触!
一発OK、イメージ通りのフィーリングとなっています!!

続いて LOWFER SPORTS』


フロントはNEW SR MC同様にステア応答と収束性のバランスが上手くまとまっていて文句ナシ!


リヤはもともとバンプストロークにも余裕があることと、本体長を短縮していることで、
かなりストロークを確保出来ています。
さらに付属の専用ウレタン製バンプクッションは初期当たりがソフト仕様の為、ローダウンでも
極端なバンプタッチ感は無く、乗り心地も悪化しません。




ということで, N-VAN JJ1 (2WD)用『NEW SR MC』 & 『LOWFER SPORTS』 完成です!

『NEW SR MC』は2023年11月末、『LOWFER SPORTS』は2023年12月末の発売予定です。
発売まで今しばらくお待ちください。

発売は↓↓↓より随時ご案内致します。
カヤバクラブ NEWS

基本情報

1)日時
2019年8月21~23日
2019年12月22~23日
2)メーカー
HONDA
3)車名
S660
4)型式
JW5
5)駆動
2WD
6)グレード
α 6MT
7)開発ブランド
『Extage』
8)製品種別
ショックアブソーバ
スプリング

実車装着 S660 JW5
ノーマル形状サスペンションキット 『 Extage 』 です!
https://www.kyb.co.jp/kybclub/products/street/extage/index.html


カヤバの場合、リアルスポーツダンパー(車高調)ではなく、あえてのノーマル形状で設定します!

ミニNSXなどと表現されるミッドシップ・リヤ駆動のS660
さすがに「運転している感」が全開で楽しいクルマですね!
前後のロールバランスが良く、終始フラットな挙動で直進高速操安はもちろん
ミッドシップならではの重量バランスでコーナリング時は路面に吸い付くようなスタビリティです!
このコーナリングマシンをさらにレベルアップさせつつ高速操安と上質感の両立を狙って煮詰めて
いきたいと思います。

ダンパーは前後ともに減衰力32段調整式のツインチューブタイプ


スプリングはバネレート3種類×デザイン違いで合計6セット!
事前にガレージで装着してフィッティングや車高変化のチェックをしておきます。


あとは高速走行に備えて事前メンテナンス、各部の取付状態・トルク・油脂類などなど。。。

使用するタイヤは純正採用のヨコハマ ADVAN Neove AD08R


サイズも純正と同じ フロント) 165/55R15 リヤ) 195/45R16 でいきます。

ガンガン攻める走りをするわけではありませんが、高速走行に備えてブレーキPADも交換。


ハンドリングバランスは袖ヶ浦フォレストレースウェイで確認です。


【Day 1】

≪SET0≫
まずスタートはノーマルのダンパー&スプリングの確認からです。
やはりサーキットでのハイスピード領域になると若干ですが初期挙動の速さが気になります。


≪SET1≫
ダンパー減衰力調整はちょうど中間のポジション
スプリングはノーマル比107%のバネレートセットからスタート


一般道での乗り心地も含めたフィーリングがとても良かったこのセット、
走りの面でも前後ロールバランスは良く、ステア操作量も少なくて済むので、
スムーズなドライブフィールです。

≪SET2≫
つづいて、、前後ともスプリングを114%仕様にレートアップ。ダンパー減衰力はそのまま。
全体的にロール剛性は上がってコーナリングスピード上がりました。
イン側の接地感が高いです。ブレーキング時の挙動も安定してイイ感じ。。。
ただ、一般道では若干ザラついた感触で、フロント入力もやや強めでブル感が出る場面もあります。

≪SET3≫
つづいて、前後ともスプリングを121%仕様にレートアップ。ダンパー減衰力はそのまま。



サーキットでのバランスとしては、フラット感もキープしていて、スタビリティも高いので
かなり突っ込んだドライブが出来ます!
がしかし。。。
一般道ではフロントの入力がかなり強くてルームミラーが震えるレベル。。。
ステアリングフィールもせわしないので質感面でNGですね。。。


『 Extage 』 は上質感も追及する、開発陣としては非常にハードルの高いブランドです。
一般道でのフィーリングも常に並行して確認しています。
ということで走行テスト1日目は終了。

【Day 2】

≪SET4≫
スプリングはノーマル比107%のバネレートセットに戻して、ダンパー減衰力調整をしていきます。
ダンパー調整でクルマの挙動特性が見事に変化するので楽しいクルマですね!
本来持っているバランスの良さがあらためてわかります。

≪SET5≫
今度はスプリングの前後バランスを変えてみます。フロントはノーマル比107% リヤは114%


このセットはアクセル操作でノーズの向きが面白いようにコントロールできるようになります!

≪SET6≫
一応これも試しておきましょう。。。フロントはノーマル比114% リヤは121%

タックインの感覚は同様で旋回速度も速い!スッキリと楽しく運転できるのですが。。。
やはりこのセットでも一般道ではちょっとキツイですね。。。

と、ここまでで今回のメニューは終了。今回の出来栄えとしては90点といったところです。
リヤダンパーの減衰力調整幅が広かったので今回確認出来たちょうど良い部分を
中心に調整幅をよりピンポイントに絞りたいです。
そして今回の試作スプリングは、車高が狙いよりも高めだったので、これも修正ですね。。。





~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【日付は変わり。。。】
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
再試作品が完成し、 2回目のテスト実施です。
テスト車のボディカラーは変わりましたが、グレードは同じ『α 6MT』です。


リヤのショックアブソーバの仕様変更、及び、前後ともに車高修正したスプリング、
再試作品が出来てきたので再トライです。


まずはガレージで装着して車高変化量の確認


車高はしっかり修正されております。


フロント -13mm / リヤ -14mm

もともと低いクルマなので数値的には少なく思えますが、見た目の印象も、乗った感じも
ずいぶん違います!

↓↓↓こちらがノーマル車高↓↓↓


一般道の通常走行では、懸案だったバンプストローク不足も問題なし。
さらに低重心になったので、サーキットでのフィーリングの違いが楽しみですな内容です。

ということでテスト2日目は袖ヶ浦フォレストレースウェイで「走り」の確認です。


≪SET1≫
まずは前回ベストセットのフィーリング確認、いわゆる思い出しです! ここからスタート。。。

車高こそ下がっていませんでしたが、ハンドリングバランスはやはり好感触です!
乗り心地も含めてとても良くまとまっているセットです。

≪SET2≫
ではここからが本番!!
ダンパーはそのまま、スプリングだけ前後とも下がるモノに交換。


バネレートは前後ともノーマル比107%仕様

全体的な挙動はややマイルドになり、スライドし始めも滑らかでコントロール性良好です!
前後のロールバランス、そしてダンパーとスプリングのバランスともに理想的です!
車高の違いが効果的ですね。低重心になったおかげで荷重移動がとても滑らかです。
そして車高は下がっていますが嫌味な突き上げ感は無く、前後ともに長めのバンプクッション
でもバンプストロークは問題なしです。
上質感もある良くまとまったフィーリングです!


≪SET3≫
では、スプリングはそのまま、リヤのみ新作ダンパーに交換


減衰力調整幅と減衰力特性が初回品とは異なる今回のダンパーですが。。。
走ってみましたところ、ちょっと狙いと違いまして。。。
スロースピード域の減衰力が立上っている特性なのでダイヤル調整で多少はマッチングが合って
くるものの、リヤの突っ張り感が常にあり、一般道での乗り心地もザラザラしていていまひとつ。
上質感も重要視する 『Extage』 なので残念ながらこれではNG。。。

≪SET4≫
リヤダンパーはもとに戻してリヤスプリングを114%仕様に交換


アライメントも確認しつつ、やはりダンパーはこちらの方が良い感じでバランスしてます。
リヤのバネレートが上がりコーナリング時のスタビリティは格段に上がりました。
サーキットでの高速操安、ハンドリングは文句なしなのですが一般道での乗り心地がやや固い・・・
基本的に入力感がダイレクトで強いんです。。。

ということで総合的に判断した結果、今回の≪SET2≫が一番良かったです。
セット内容は以下の通りです。

【Extageダンパークリック】
フロント: SPORTS -12クリック  STREET -16クリック
リ ヤ : SPORTS -12クリック  STREET -16クリック

【Extageスプリング】
フロント: 車高 -13mm バネレート 22.6N/mm(ノーマル比 107%)
リ ヤ : 車高 -14mm バネレート 30.3N/mm(ノーマル比 107%)

街乗りではしなやかでスムーズでありながら,スポーツ走行では高い次元のスタビリティを発揮する
イメージ通りの 『Extage』 完成しました!



2023年11月末発売の予定です。発売まで今しばらくお待ちください。
発売は↓↓↓より随時ご案内致します。
カヤバクラブ NEWS

基本情報

1)日時
2020年10月7日
2)メーカー
HONDA
3)車名
シビック
4)型式
FK7
5)駆動
2WD
6)グレード
ハッチバック CVT
7)開発ブランド
ローダウンスプリング
『L・H・S』
8)製品種別
スプリング

実車装着 シビック FK7(ハッチバック)テストしました。


ローダウンスプリング 『L・H・S』 の試作品テストを実施しました。
LOWFER SPORTSの美味しいストロークと車高バランス等から、ズバリ-25mmローダウン狙いです。


フロントはノーマル同様に左右巻方向違いの設計です。
ではさっそく装着していきます。


フロント -23mm / リヤ -25mm


前後ともに車高は狙い通りでOKです。
見た目のバランスはイメージ通りでカッコイイですね。引き締まりました。

↓↓↓こちらがノーマル車高↓↓↓


走りのフィーリングも問題なしです!
ダンパーとバネレートの相性は完璧でフラット感の高い乗り味です。
加速・旋回・制動、すべてスムーズでしっかり感が高いです。
特に印象的なのは、強い制動時も4輪しっかり地面を掴んでいることです。
狙い通りに減速している感じが良く伝わってきます。

フロント 車高 -23mm バネレート 26.7N/mm(純正比110%)
リヤ
車高 -25mm バネレート 28.1N/mm(純正比107%)


シビック FK7 (ハッチバック)用『Lowfer Sports KIT』 完成です!

2023年11月発売の予定です。発売まで今しばらくお待ちください。
発売は↓↓↓より随時ご案内致します。
カヤバクラブ NEWS

基本情報

1)日時
2020年2月20日
2)メーカー
HONDA
3)車名
シビック
4)型式
FK7
5)駆動
2WD
6)グレード
ハッチバック CVT
7)開発ブランド
『NEW SR MC』
『LOWFER SPORTS』
8)製品種別
ショックアブソーバ

実車装着 シビック FK7 (ハッチバック) テストしました。


10代目となるFK7/FC1のシビックは6年ぶりに日本市場へ復活したモデルです。
そのハッチバックモデルのFK7でダンパーをテストしました。
ハッチバックのキャラクターはスポーツカー。
しかしながら純正ダンパーの乗り足はステアフィールがやや緩い感じもします。。。
とはいうものの高速操安性をはじめ、走りのバランスはすこぶる良し!
ボディー剛性は高く、終始しなやかでフラット感がある挙動は好印象です。 
エンジン特性・ミッションとのバランスもあるのでしょうがトルクステアが極めて低く、
どんな姿勢からでも「スゥーー」と
加速していくフロント接地感の高さとトラクションの良さは素晴らしく心地良いですね。
18インチタイヤは若干タイヤノイズは大き目ではありますが、スタビリティと質感は
上手くバランス取れている印象です。

では、、いつもの通りオリジナル状態のストロークデータと純正品の採寸。
前後共にソフトで長めのバンプクッションを積極的にたわませながらストロークさせるのは
ホンダの伝統的なスタイルですね。

【フロント】


【リヤ】


そしてリヤのタイヤハウスはけっこう奥行きあります。(スプリングを外し、ジャッキで縮めてます)


テストアイテムは『NEW SR MC』
https://www.kyb.co.jp/kybclub/products/street/mc/index.html
と、『LOWFER SPORTS』
https://www.kyb.co.jp/kybclub/products/street/lowfersports/index.html
ハッチバック&セダン 純正品の仕様はほぼ同様なので共用品で設定しました。


まずは 『NEW SR MC』 からスタート


ステアレスポンスは良く、収束の不足感もありません。
操作感もスムーズで手応え感が高いので、路面の状況がステアリングを通してよく伝わってきます。
直進状態時のリニアリティも向上しました。これだけでもずいぶん印象変わります。


高速走行時でもリヤの収束は良好で、前後バランスはバッチリ!
終始フラット感のある質感の良いフィーリングです。
若干おとなし目であったノーマルフィーリングに対してはより高速操安性が際立って、
スポーティーな内容になりました。

続いて 『LOWFER SPORTS』 の試作品に交換です。


NEW SR MC同様、イメージ通りの出来栄えです!
ローダウン&減衰力アップしてもバンプクッション特性のおかげもあり、
終始しなやかなストローク感で問題なし!
グッと引き締まって低重心になったシビックは、かなり「らしく」なった感じで面白みが増しました!


シビック FK7 (ハッチバック)の『NEW SR MC』 & 『LOWFER SPORTS』 完成です。

2023年10月発売の予定です。発売まで今しばらくお待ちください。

発売は↓↓↓より随時ご案内致します。
カヤバクラブ NEWS

基本情報

1)日時
2019年5月21日
2)メーカー
HONDA
3)車名
ステップワゴン
4)型式
RP3
5)駆動
2WD
6)グレード
SPADA Honda SENSING
7)開発ブランド
『LOWFER SPORTS』
ローダウンスプリング
『L・H・S』
8)製品種別
ショックアブソーバ・
スプリング

実車装着 ステップワゴンSPADA RP3 テストしました。


5代目「ステップワゴン」2WD(FF) グレード「SPADA Honda SENSING」
背の高いミニバンでありながら高速直進安定性が良く、操縦安定性が高いことが特徴のRP3ですが、
ローダウンで低重心化し、更なる操縦安定性を狙います。

今回のテストアイテムは、『LOWFER SPORTS』試作品と、組み合わせるローダウンスプリング 『L・H・S』 試作品です。


『L・H・S』 はバネレートが純正比でフロント110%、リヤ107%
車高は前後ともに-25~30mmダウンを狙います。


フロント -27mm / リヤ -23mm
リヤは狙い値より若干高めではありますが俯瞰での車高バランスは問題なし。


↓↓↓こちらがノーマル車高です↓↓↓


前後の収束バランスも良くイメージ通りのフィーリング!
ストロークのある入力感で突き上げも無く、ローダウンでありながら上質感のある乗り心地です。
イメージ通りのLowfer Sports KITクオリティです!


ステップワゴンSPADA RP3用『Lowfer Sports』 & 『L・H・S』完成です。

フロント: 車高 -27mm  バネレート= 33.6N/mm (ノーマル比 110%)
リヤ: 車高 -23mm  バネレート= 52.1N/mm (ノーマル比 107%)

2023年9月下旬発売の予定です。発売まで今しばらくお待ちください。

発売は↓↓↓より随時ご案内致します。
カヤバクラブ NEWS

基本情報

1)日時
2019年2月5日・5月7日
2)メーカー
HONDA
3)車名
RP1
4)型式
ステップワゴン
5)駆動
2WD
6)グレード
G Honda SENSING
7)開発ブランド
『NEW SR MC』
8)製品種別
ショックアブソーバ

実車装着 ステップワゴン RP1 テストしました。


5代目「ステップワゴン」 2WD(FF)  グレード 「G Honda SENSING」
走りの第一印象としては、背の高いミニバンでありながら高速直進安定性が良いことです。
ステアリング中心もしっかりしていて直進時の操縦安定性が高いことが特徴で、
コーナリング時はリヤの挙動は軽快感があってスッキリしているフィーリングです。
ただ、スピードレンジの高い領域ではどうしてもミニバンゆえの大きい挙動はどうしても出てきます。。。
ダンパー交換で上手くまとまることに期待しましょう。

まずはいつもの通り、オリジナル状態のストロークデータと純正品の採寸します。

テストアイテムは『NEW SR MC』


STD&SPADA共用の2WD(FF)専用品です。


フロントはステア応答良く、中心部分のしっかり感もさらに高くなりました。
グリップ感、路面の状況がステアリングに良く伝わってきます!


前席ではまったく問題無かったのですが、、2列目乗り心地がややいまいちです。
リバウンド時の収束が若干不足気味なのか、、
路面状況によって浮き上がり感とバネ上のブルブル感が気になる場面があります・・・
ただし、微妙な症状なのでダンパー以外の要因も考えられます。
ということで減衰力修正品を用意して再テストにて判断しましょう。

~日付は変わり~

減衰力を修正したダンパー再試作品が完成しました。 ある程度速度が上がるとリヤはバネ上の挙動がフラつく傾向でした。

フロントのしっかり感に対して、リヤがついてこれずバランスの悪い内容だったんですね。
ということで今回はリバウンド側スロースピード域を中心に少し上げた減衰力仕様で再トライです。


中・高速度域の収束性は向上して、リヤのバネ上ブル感(ユル感)は解消出来ました!
前後バランスも良くなり、常時しっかり感の高いフラットなフィーリングです。
結果、まとまり感が高くなったおかげで2列目の乗り心地も良くなりました。
ということでこちらの修正品仕様にて量産決定で、ステップワゴン RP1『NEW SR MC』完成です!


2023年4月下旬発売の予定です。発売まで今しばらくお待ちください。

発売は↓↓↓より随時ご案内致します。
カヤバクラブ NEWS

基本情報

1)日時
2020年12月18日
2)メーカー
HONDA
3)車名
N-WGN Custom
4)型式
JH3
5)駆動
2WD
6)グレード
L・ターボ
7)開発ブランド
『L・H・S』
8)製品名
ローダウンスプリング

実車装着 今回は、N-WGN Custom JH3 (2WD)のローダウンスプリング 『L・H・S』 2回目のテストです。



前回テストではフロントの車高ダウン量が足りず。修正品が準備出来たので再テストです。



リヤの車高は前回のテストで仕様決定したスプリングを、フロントは車高違いの3種類を用意しました。
ではさっそく装着してみます。



リヤ -24mmダウンのスプリングが数値的にも俯瞰のイメージも良好でした(^^)



ショックアブソーバとバネレートの相性は良く、丸みのある上質な乗り心地でありながらステア応答も良く軽快感もバッチリ!
グッと引き締まったしっかり感としなやかさも兼ね備えたとてもバランスの良いフィーリングです^^

↓↓決定したスプリングの仕様です↓↓
≪フロント≫  車高: -27mm  バネレート: 21.9N/mm(ノーマル比115%)
≪リヤ≫    車高: -24mm  バネレート: 19.6N/mm(ノーマル比115%)



イメージ通りの 『Lowfer Sports KIT』 が完成しました。
発売中となりますので品番・価格などの詳細はこちらからご確認ください!
↓↓KYB新規品番NEWS↓↓
カヤバクラブ NEWS

基本情報

1)日時
2020年8月11日
2)メーカー
HONDA
3)車名
N-WGN Custom
4)型式
JH3
5)駆動
2WD
6)グレード
L・ターボ
7)開発ブランド
『NEW SR MC』
『Lowfer Sports PLUS』
『L・H・S』
8)製品名
ショックアブソーバ・
ローダウンスプリング

実車装着 今回は、N-WGN Custom JH3 (2WD)のテストです。


確認事項は、こちらの3つになります。
①『NEW SR MC』フロントショックアブソーバの『N-BOX JF3』用との共用確認
②ローダウンスプリング 『L・H・S』 の装着確認
③減衰力14段調整式 『Lowfer Sports PLUS』 の装着確認



まずは 『NEW SR MC』 の確認です。
前回OK確認済の専用品からフィーリング確認をします。


高速操安性、ステア応答性、収束性も良く、常時フラット感もあって乗り心地問題なしです^^
15inchタイヤとのマッチングもイイ感じで前後バランス良く100点満点の出映えです(^^♪

続いてフロントをN-BOX JF3用で確認します。



STDモデルで気になった質感の低下は感じませんね。。。
タイヤとのマッチング良さが関係しているようです(^^♪
入力感は若干強めと違いはあるものの、走りの印象自体は軽快感が増していてシャキッとした雰囲気です。
明らかに体感出来るステアレスポンスの良さはプラスで、Customも共用設定としました。

続いてローダウンスプリング 『L・H・S』 のテストです。
前後ともに狙い車高は -25~30mm
バネレートはノーマル比で、フロント/リヤともに115%設定です。

まずは、狙い車高のスプリングをセットします。



リヤ車高は問題なしですがフロント車高のダウン量が不足気味でした・・・

↓フロント -6mm / リヤ -25mm 装着写真



なので、フロントの車高がもう少し下がるモノに交換してみましたが、
下記の写真の通り、フロントのダウン量がまだ足りない感じ。。



ということで、『L・H・S』のフロントについては車高修正品にて再テストを行うことにしましたが、
走りの内容的にはショックアブソーバとバネレートの相性は良好
グッと引き締まった手応え感と、しなやかさも兼ね備えていて、イメージ通りのフィーリングを確認できました(^^)



『Lowfer Sports』のオリジナルフィーリング相当であるダイヤル「8」
前後バランスが崩れない範囲でのソフト下限がダイヤル「2」
ハード上限がダイヤル「12」


調整ダイヤルは↑↑↑このような方法で調整出来ます!!
装着フィーリングも前後の挙動バランス、収束性、乗り心地すべてにおいて問題ナシでした^^

これで、N-WGN Custom JH3 (2WD-FF)ショックアブソーバの実車テストは完了しました。
スプリングは車高を微修正したもので改めて再テストをしています。
2回目の実車テストブログは「こちら」をご覧ください^^


基本情報
1)日時
2020年2月25日
2)メーカー
DAIHATSU
3)車名
タントカスタム
4)型式
LA650S
5)駆動
2WD
6)グレード
カスタムRS
7)開発ブランド
『LOWFER SPORTS』
ローダウンスプリング
『L・H・S』
8)製品種別
ショックアブソーバ
スプリング

実車装着 タントカスタム LA650S (2WD)テストしました。


今回のテストアイテムは

『LOWFER SPORTS』
https://www.kyb.co.jp/kybclub/products/street/lowfersports/index.html

ローダウンスプリング 『L・H・S』
https://www.kyb.co.jp/kybclub/products/coilspring/index.html

15inchタイヤ装着の「カスタムRS」でテストしました。


2WDはALLグレードで純正品番が同じなので、2WD用 STD&カスタムALLグレード共用狙いです。
車高は-25~30mmあたりが狙い。バネレートは前後ともにノーマル比110%設定です。
ダンパーはLOWFER SPORTSの試作品を合わせます。

ではさっそく装着していきます。


フロント -26mm / リヤ -29mm


走行フィーリングも問題なし!
ダンパー減衰力とバネレートの相性は良く、高速操安性もグッと上がりました。
ステア応答性は良く接地感も高いので、トールワゴンでありながら軽快なハンドリングバランスです。
もちろん乗り心地も良好です!

↓↓↓こちらがノーマル車高↓↓↓


『LOWFER SPORTS』とローダウンスプリング 『L・H・S』 は量産仕様決定です。

フロント: 車高 -26mm  バネレート= 21.5N/mm (ノーマル比110%)
リ  ヤ: 車高 -29mm  バネレート= 22.6N/mm (ノーマル比110%)

2023年4月頃発売開始予定です!今しばらくお待ちください。

発売は↓↓↓より随時ご案内致します。

https://www.kyb.co.jp/kybclub/release/index.html

基本情報

1)日時
2020年2月6日
2)メーカー
DAIHATSU
3)車名
ミラトコット
4)型式
LA550S
5)駆動
2WD
6)グレード
X “SA Ⅲ”
7)開発ブランド
『LOWFER SPORTS』
ローダウンスプリング
『L・H・S』
8)製品種別
ショックアブソーバ
スプリング

実車装着 ミラトコット LA550S テストしました。


2018年6月に登場した新型軽乗用車「ミラ トコット」
なんといってもシンプルなデザインが特徴ですね。
ミラ イースの低燃費、低価格という軽自動車ならではの本質を受け継ぎつつ
女性が普段乗りしやすいキャラクターのクルマです。
フロントスタビライザーが非装着のわりにはそこそこステア応答は良く、
車体のバランスの良さ・軽さも相まって通常走行している分には何の不満もありません。
ボディのしっかり感も高いので運転しやすく心地良い感触です。
ただし、速度域が上がるとフロントのスタビリティにやや不足感があります・・・
スタビライザーが無いので仕方ない部分でしょうか。。

今回のテストアイテムは

『LOWFER SPORTS』
https://www.kyb.co.jp/kybclub/products/street/lowfersports/index.html

ローダウンスプリング 『L・H・S』
https://www.kyb.co.jp/kybclub/products/coilspring/index.html


バネレートは前後ともにノーマル比107%の車高違い前後3種類、2WD専用設計です。


フロント -27mm / リヤ -27mm
車高は数値的にも見た目の雰囲気も狙った通りです。


↓↓↓こちらがノーマル車高↓↓↓


ダンパーとのマッチングもバッチリで、前後のロールバランスがスムーズでしなやかです。
素直なステアフィールはそのままに、とても軽快な乗り味になりました。
もともとFrontのバンプストロークが非常に少ないミラトコットですが、ケース長-20mm
のお陰で車高ダウンしても底付き感がありません。

フロント: 車高 -27mm  バネレート= 21.9N/mm (ノーマル比107%)
リ  ヤ: 車高 -27mm  バネレート= 19.5N/mm (ノーマル比107%)

ミラトコット LA550S 『LOWFER SPORTS KIT』完成です!


2023年1月末頃発売開始予定、まもなく発売です!今しばらくお待ちください。

発売は↓↓↓より随時ご案内致します。

https://www.kyb.co.jp/kybclub/release/index.html

基本情報

1)日時
2019年11月19日
2)メーカー
DAIHATSU
3)車名
タント
4)型式
LA650S
5)駆動
2WD
6)グレード
X
7)開発ブランド
『NEW SR MC』
8)製品種別
ショックアブソーバ

実車装着 タント LA650S テストしました。


フルモデルチェンジで4代目となった元祖 軽スーパーハイトワゴンのダイハツ「タント」
現行型はプラットフォーム、エンジン、トランスミッションすべてが刷新されました。
DNGAでは軽量化と高剛性化を図り、適材部分に高張力鋼板を活用され、
曲げ剛性が約30%向上、ボディー骨格全体で約40%(約80kg)の軽量化と
さらなる進化を遂げています。
従来モデルに対して重心高が15mm下がっているおかげでどの速度域でも挙動は
終始安定しており、ルーフ高さを感じさせないフラット感のある乗り味は流石です。
ステア操作に対する接地感、ライントレース性も、ハイトワゴンとは思えない感度の
高い走行フィーリングが印象的です。
そして静粛性もとても高く、質感面もかなり進化していると感じました!

今回のテスト車は 2WD(FF) グレード 「X」

まずはノーマルストローク関係のデータ取りと、、
そして各部のクリアランスや各パーツの寸法詳細を現物確認です。


テストアイテムは『NEW SR MC』
https://www.kyb.co.jp/kybclub/products/street/mc/index.html



STDモデル、カスタム含むすべてのモデル共用の2WD(FF)専用品です。


走行フィーリングは、ボリュームアップもちょうど良く、適度な変化感です。


いくぶんシャープになったステアフィールは初期の反応が良く「曲がる・止まる」が
安定しているので運転しやすくなりました。


リヤのレスポンスの良さはさらに際立ち、結果、全体のスタビリティも高くなりました。
乗り心地も悪化せずイメージ通りのフィーリングです。

タント LA650S (2WD-FF)『NEW SR MC』一発OKで完成です!


2024年1月の発売予定です。
発売まで今しばらくお待ちください。

発売は↓↓↓より随時ご案内致します。

カヤバクラブ NEWS

基本情報

1)日時
・2018年12月24日
・2019年4月2日
2)メーカー
DAIHATSU
3)車名
タントカスタム
4)型式
LA600S
5)駆動
2WD
6)グレード
RS
7)開発ブランド
『NEW SR MC』
8)製品種別
ショックアブソーバ

実車装着 タントカスタムRS LA600S 『NEW SR MC』テストしました。

既に新型LA650Sが発売されており、LA600Sは旧型となりますが、この型のタントは根強い人気のモデルです。
既存のアイテムの『NEW SR SPECIAL』は絶賛販売中ではありましたが、
新設計バルブ採用の 『NEW SR MC』 へ切り替えるべく、新規設定のはこびとなりました。

減衰力の見直しと合わせて前後とも本体ケース長を-10mm短縮します。
そしてリヤに関してはシリンダーサイズを1サイズ上げて容量アップを図り、専用のバンプクッションを付属します。
LA600Sの純正バンプクッションは、ゴム製の比較的タッチが固いものなので効果が期待できます♪

さっそく装着&フィーリングチェックします。まずは既存の『NEW SR SPECIAL』の確認から。

中・高速度走行時の操縦安定性は良好ですね!トールワゴンの弱点である腰高感を見事に消しています。

リヤは低速走行時に時折やや強いかな?と感じる場面あるのですが、速度が上がっていくとすっかり落ち着く方向となります。
トータルでハンドリングと乗り心地が上手くバランス取れている内容です!!

では、、更なる上質感を狙って 『NEW SR MC』 に交換

フロントは路面からの入力がとても滑らかになっています。
低速時からしなやかさがありながらも中・高速時の収束もしっかりしていて安定感が高い!

まさにイメージ通りの内容になっています!!

リヤは減衰力のボリューム的に既存品NEW SR SPECIALと同等の感触ですね。 
実績値としてもリバウンド側スロースピード域が予定より高く、やや強めのフィーリング。
乗り心地的には目新しさが無いですね・・・ 
ただ良いところもありまして、入力感自体は丸みがあり、改良品としての特性はしっかり出ています。
でも今回は結果的に前後バランスとしてリヤが目立つ状態。フロントに合わせてリヤの減衰力を見直す必要ありですね!
今回は 【 85 /100満点 】 と言ったところでしょうか。。。
リヤの修正品を用意して再トライで仕上げたいと思います。

っと、この時は辛口評価をしておりましたが。。。

日付が変わって、再テスト実施しました。
Rearダンパーを若干減衰力ボリュームを下げてミドル&ハイスピード領域を寝かせた特性のモノを用意しました。

早速装着してフィーリングチェック。。。んーーーーっ、、、ノーマルとほぼ同様のフィーリングじゃないですか。。。
ウレタンバンプクッションの効果もあって当たりは丸く、乗り心地こそ良いのですが、
ミドル&ハイスピード領域の減衰力が伸圧ともに不足気味で、終始ブル感がつきまとう、、、
全体的には「こもった」感じのフィーリングなんですね。
残念ながら変化感が乏しく、前後バランスも良くない。フロントのしっかり感が生かされない内容でした・・・
軽量車両の難しさです。。。

ということで今一度、前回のセットを再確認。
結果としては再試作品に対して、前後バランス、ハンドリングのスッキリ感、変化感・面白み、
すべての面でマッチングは良い内容でした。。。 
そして本体ケース長短縮とバンプクッション材質変更で、後部座席の質感が大幅向上していることが改めて確認出来ました!!

先にも触れましたが、ノーマルのバンプクッションはゴム製のタッチが固いものなので、
リヤをウレタン製に交換した効果は絶大で、これだけでも相当雰囲気が変わっています。

というわけで若干、右往左往しましたが、タントカスタムRS LA600S用『NEW SR MC』完成です。


現在絶賛発売中です。品番・価格などの詳細はこちらからご確認ください!
↓↓新規品番NEWS↓↓
カヤバクラブ NEWS


基本情報

1)日時
2021年1月27日
2)メーカー
SUZUKI
3)車名
ハスラー
4)型式
MR52S
5)駆動
2WD
6)グレード
HYBRID Xターボ
7)開発ブランド
『LOWFER SPORTS PLUS』
ローダウンスプリング
『L・H・S』
8)製品種別
ショックアブソーバ
スプリング

実車装着 ローダウンスプリング『L・H・S』
https://www.kyb.co.jp/kybclub/products/coilspring/index.html
リヤ用減衰力14段調整式『Lowfer Sports PLUS』
https://www.kyb.co.jp/kybclub/products/street/lowfersports/index.html
テストしました。


まずはローダウンスプリング 『L・H・S』 からスタート。


試作品は前後ともに2WD専用設定です。
前後ともに車高は -30mm あたりを狙います。

バネレートはノーマル比
フロント115% リヤ110% で試作製作しました。
セットするダンパーはLowfer Sportsの試作品です。

まずはこれでフィーリングを確認しつつ『Lowfer Sports KIT』 を決定していきます。

ではさっそく狙い目の仕様から装着装着していきます。


フロント -28mm / リヤ -36mm

フロントはほぼ狙い通りでしたが、リヤがちょっと低めに出てしまいました・・・


リヤ下がりで俯瞰のバランスがイマイチです。。。

ではフロント車高が下がる試作品に交換しまっした。


フロント -37mm / リヤ -35mm


車高前後バランスは良くなるものの、フロントのバンプタッチ感が強く、ストローク感も無くなりました。
ステアフィールは突っ張り感が強くなって、追従性は落ちる方向になってしまいました。。。
肝心の走行フィーリング面がNGです。

ということでフロントを最初の車高に戻し、リヤをフロントに合わせて車高が上がる試作品に交換です。


フロント -27mm / リヤ -30mm

車高バランスはイメージ通りです。
乗り味もストローク感がありスムーズなフィーリングになりました。
ダンパーとバネレートのマッチングは良く、しなやかさとスタビリティの高さが
絶妙なバランスでまとまっている印象です!!
もちろん乗り心地も問題ナシです。

↓↓↓こちらがノーマル車高↓↓↓


≪フロント≫ 車高: -27mm
バネレート: 19.2N/mm(ノーマル比115%)

≪リヤ≫ 車高: -30mm
バネレート: 21.6N/mm(ノーマル比110%)


続きまして、Lowfer Sports リヤ14段減衰力調整式の
『Lowfer Sports PLUS』 のチェックです。


まずはLowfer Sportsオリジナル相当のポジションを確認します。


結果、ダイヤル「8」がLOWFER相当でした。

Lowfer Sportsオリジナルに対して減衰力特性がほんの少し違うためか、
高いポジションでも丸みのある入力感が特徴です。

前後バランスの崩れない範囲も確認します。
下がダイヤル「4」から上は「14」までがLowfer Sportsフィーリングの範囲でした。

ハスラー MR52S, MR92S (2WD)用
『Lowfer Sports KIT』 『Lowfer Sports PLUS』量産仕様決定です。

2023年11月発売の予定です。発売まで今しばらくお待ちください。

発売は↓↓↓より随時ご案内致します。
カヤバクラブ NEWS

基本情報

1)日時
2020年7月15日
2)メーカー
SUZUKI
3)車名
ハスラー
4)型式
MR52S
5)駆動
2WD
6)グレード
HYBRID Xターボ
7)開発ブランド
『NEW SR MC』
『LOWFER SPORTS』
8)製品種別
ショックアブソーバ

実車装着 ハスラー MR52S(2WD)テストしました。


2020年1月に発売開始となった、2代目新型「ハスラー」
軽クロスオーバーというジャンルを築いた「ハスラー」がフルモデルチェンジ、快適性・走りの質感・確実な
進化を遂げて登場しました。走り出し第一印象は高い静粛性と、フラット感の高さです。
しなやかなストロークでしっかりしている洗練されていて落ち着いた乗り味なんですね。
先代は特にリヤのヒョコヒョコ感が強く、スピードレンジが上がると操安性はいまひとつだった印象でしたが
新型はまったく違っています。
今回のテスト車は 2WD グレード 「HYBRID Xターボ」です。

まずはノーマルストローク関係のデータ取りと、そして各部のクリアランスや各パーツの寸法詳細を現物確認です。


フロントはゴム製バンプクッションのため下げ過ぎると嫌味な突き上げの原因になってしまいます。要注意ですね。。。

テストアイテムは『NEW SR MC』
https://www.kyb.co.jp/kybclub/products/street/mc/index.html
と、『LOWFER SPORTS』
https://www.kyb.co.jp/kybclub/products/street/lowfersports/index.html


フロントは2WD&4WD共用、リヤは2WD専用品です。
まずは 『NEW SR MC』 からスタートです。


前後の挙動バランスが良く、フラット感も高いので乗り心地も良し!イメージ通りのフィーリングになりました!!
減衰は強過ぎず、収束の不足感も無く、ほど良いボリュームアップです。
前後バランスも良く、速度全域でフラット感があります。高速操安もイメージ通りに向上していて良いバランスです。


スムーズなストローク感と上質感もキープ出来ているので、乗り心地面もまったく問題無しです。

続いて 『Lowfer Sports』 です。


NEW SR MC同様、ハンドリングと乗り心地のバランスはとても良くまとまっています。
オリジナルとは異なるシャキッとした乗り味も、面白みがあって好印象です。


本体ケース長を前後ともに-20mm短縮しているので、ローダウンしてもバンプストロークは余裕あります。
ハンドリングも乗り心地も悪化させずにローダウン出来ます。
こちらもイメージ通りのフィーリングで問題なしです。

ハスラー MR52S, MR92R (2WD)用『NEW SR MC』 & 『Lowfer sports』完成です!



2023年11月発売の予定です。発売まで今しばらくお待ちください。

発売は↓↓↓より随時ご案内致します。
カヤバクラブ NEWS

基本情報

1)日時
2019年11月12日
2)メーカー
SUZUKI
3)車名
スペーシアギア
4)型式
MK53S
5)駆動
2WD
6)グレード
HYBRID XZ
7)開発ブランド
『LOWFER SPORTS』
ローダウンスプリング
『L・H・S』
8)製品種別
ショックアブソーバ・
スプリング

実車装着 スペーシアギア MK53S
ローダウンスプリング『LOWFER SPORTS』 『L・H・S』 テストしました。


スペーシアシリーズの「GEAR」です。

このモデルはダンパー&スプリングは標準車・カスタムと共用品。
フロント、リヤともに2WD専用試作品です。


GEARは外観デザインこそ違えど重量的にはほぼ同じなので車高の結果は同じになる見込みです。


それでは標準車・カスタムでOKだったセットを装着。


フロント -27mm / リヤ -23mm
俯瞰での見た目は問題ナシですね!


ローダウンも良く似合うデザインですね!予想以上にカッコいい!

↓↓↓こちらがノーマル車高↓↓↓


収束性がググッと引き締まりました。
手応え感もしっかりしていてステアフィールはやはり好印象です。
ルーフが高いので、ノーマルでは風の強い日は速度によっては横揺れが気になりましたが、、
「Lowfer Sports KIT」 の状態だと格段に安定します。
ローダウンとしっかり感向上のおかげで、こういった部分でもスタビリティアップを感じることが出来ますね。

フロント: 車高 -27mm  バネレート= 20.0N/mm (ノーマル比110%)
リヤ:   車高 -23mm  バネレート= 26.3N/mm (ノーマル比107%)



スペーシアギア MK53S 『Lowfer Sports KIT』 完成です!
2023年8月発売です。

発売は↓↓↓より随時ご案内致します。
カヤバクラブ NEWS

基本情報

1)日時
2019年11月1日
2)メーカー
SUZUKI
3)車名
スペーシアカスタム
4)型式
MK53S
5)駆動
2WD
6)グレード
HYBRID XS ターボ
7)開発ブランド
『LOWFER SPORTS』
ローダウンスプリング
『L・H・S』
8)製品種別
ショックアブソーバ・
スプリング

実車装着 スペーシアカスタム MK53S
ローダウンスプリング『LOWFER SPORTS』 『L・H・S』 テストしました。


フロント、リヤともに2WD専用品です。


ではさっそく狙い目セットを装着


フロント -25mm / リヤ -20mm
車高一発OK!


前後バランスも良く、カッコ良いです!
↓↓↓こちらがノーマル車高↓↓↓


LOWFER SPORTSとのマッチング良く、カスタム専用15inchタイヤとのマッチングもOK!
レスポンスが向上してシャープでスッキリしたステアフィーリングになってます。
手応え感もしっかりした感触は心地良く、運転しやすいです。
80km/h-100km/hの高速道路走行でもリヤの収束がしっかりしており、
ギャップ通過時も1発で収まるので高速操安も文句ナシ!

乗り心地も問題ないレベルで良くまとまっている 「Lowfer Sports KIT」 です!

フロント: 車高 -25mm  バネレート= 20.0N/mm (ノーマル比110%)
リヤ: 車高 -20mm  バネレート= 26.3N/mm (ノーマル比107%)



スペーシアカスタム MK53S 『Lowfer Sports KIT』 完成です!

発売は↓↓↓より随時ご案内致します。
カヤバクラブ NEWS

基本情報

1)日時
2019年9月18日
2)メーカー
SUZUKI
3)車名
スペーシアカスタム
4)型式
MK53S
5)駆動
2WD
6)グレード
HYBRID XS ターボ
7)開発ブランド
『NEW SR MC』
8)製品種別
ショックアブソーバ

実車装着 スペーシアカスタム MK53S テストしました。


今回のテスト車は 2WD(FF) グレード 「HYBRID XS ターボ」 シリーズ最上級グレードです。

走り出し第一印象は、なんと言っても「静粛性」の高さでしょうか。
アイドリングから発進時・加速時、とても静かで滑らかなフィーリングです。
フラットな乗り味と相まって上質感は高いですね!

スズキお得意の軽量化はこのクルマにも生かされており、
車重はライバルN-BOXカスタムより60kg軽い900kg!

それもあってか、ターボ+モーターアシストによる加速はトルク感が太くかなり「速い」印象です。 
1300ccのコンパクトカー同等かそれ以上の加速感に思えるほどです!!

ハンドリングについては比較的マイルドな乗り心地ですね。
質感向上を優先したセッティングなのでしょうか。。。
中・高速走行になるとスーパーハイトワゴン特有のユラつきは時おり出てしまいます。
ここはダンパー交換で雰囲気を変えられる部分です。
ほどよいボリュームアップで乗り心地とスタビリティ向上を両立させたいですね。

テストアイテムは『NEW SR MC』


2WD&4WD全モデル共用品です。


【交換後の走行確認】


ほどよくボリュームアップ出来てますね!
通常走行では全体的にはややおとなし目に感じるのですが、
ギャップ通過時はリヤ挙動の収束は高く、しっかり感がかなり向上しました。


バネ上のユラつきを感じていた高速走行でも、
全体的なスタビリティは向上しつつ、乗り心地も良く絶妙なバランスです!
イメージ通りの飽きのこないバランスで上手くまとまりました!!

スペーシアカスタム MK53S 『NEW SR MC』 完成です!


2023年7月発売の予定です。発売まで今しばらくお待ちください。

発売は↓↓↓より随時ご案内致します。
カヤバクラブ NEWS

基本情報

1)日時
2023年3月7日
2)メーカー
SUZUKI
3)車名
イグニス
4)型式
FF21S
5)駆動
2WD
6)グレード
HYBRID MF
7)開発ブランド
ローダウンスプリング
『L・H・S』
8)製品種別
スプリング

実車装着 イグニス FF21S (2型 2WD)


ローダウンスプリング 『L・H・S』 テストました。


イグニスは2型よりRearの足回りが一新されており、ダンパーはXBEEと統合となりましたが、
スプリングは2型専用の試作品を用意しました。

基本は適正ストロークの確保、ハンドリングと乗り心地の両立、
そして見た目のバランスを考えて前後ともに -25~30mm の車高狙いです。
バネレートは1型量産品でノーマル比フロント 117% リヤ2型専用試作 107% の設定にしました!

ではさっそく狙い目セットから装着です。


フロント -26mm / リヤ -17mm

フロントは変更なしの量産品なので、当然ながら問題なしですが、リヤのダウン量が足りませんね。。。


リヤを下がる試作品に交換です。


フロント -26mm / リヤ -24mm


今度はバッチリです!

↓↓↓こちらがノーマル車高↓↓↓


走りのフィーリング面も問題なしで、ダンパー&スプリングのマッチング良好です。
ノーマルはステアセンターのリニアリティがやや緩めのフィーリングですが、
交換後はしっかり感が増して直進操安性がグッと上がりました!!
2型になって剛性の上がったリヤ周りを考慮してバネレートを検討したことが大正解で
リヤ安定感の向上がかなり好印象です。
低重心化&収束性の向上でゆらつきも無くとても運転しやすいフィーリングになりました。
ローダウンしながらも、しなやかさもキープしており、乗り心地も問題なくGoodです!
イメージ通りの内容にまとまりました!

イグニス FF21S (2型 2WD)

≪フロント≫ 車高: -26mm
バネレート: 21.3N/mm(ノーマル比117%)

≪リヤ≫ 車高: -24mm
バネレート: 24.7N/mm(ノーマル比107%)


『Lowfer Sports KIT』 完成です!
2023年5月末の発売です。発売まで今しばらくお待ちください。

発売は↓↓↓より随時ご案内致します。
カヤバクラブ NEWS

基本情報

1)日時
2019年8月26日・12月17日
2)メーカー
SUZUKI
3)車名
スイフトスポーツ
4)型式
ZC33S
5)駆動
2WD
6)グレード
6MT
7)開発ブランド
『LOWFER SPORTS』
『LOWFER SPORTS PLUS』
ローダウンスプリング
『L・H・S』
8)製品種別
・ショックアブソーバ
・スプリング

実車装着 先日『NEW SR MS』のテストの模様をお届けしましたが、同時進行で『LOWFER SPORTS』系のテストも実施しておりました。

今回のテスト品は、『LOWFER SPORTS』
そしてローダウンスプリング『L・H・S』のテスト品を組み合わせてテストです。

『L・H・S』 はバネレートが純正比でフロント120%、リヤ115%
車高は前後ともに-25~30mmダウン狙いです。

まずは最初のセット

フロント -21mm / リヤ -24mm
リヤはほぼ狙い値なのですがフロントが若干高め・・・

↓↓↓こちらがノーマル車高です↓↓↓

前後ともにボリューム感はイメージ通りで、走行フィーリングはまったく問題なし。
全体的なスタビリティがバランス良く向上出来ました。
加速・減速・コーナリングすべての場面で安定しており、バネレートとのマッチングも良く、まとまり感は文句ナシ。
スムーズかつ軽快に走れるイメージ通りのハンドリングバランスになりました。
本来持っているステアレスポンスはさらに良くなって、フロントのグリップ感がとても良く伝わってきます!

ということで、フロントスプリングを下がるモノに交換

フロント -29mm / リヤ -24mm

今度はフロント若干低め・・・俯瞰でのバランスはやや前下がりで見た目のカッコ良さはイマイチ。。。
ではリヤを下がるモノに

フロント -29mm / リヤ -32mm

今度はリヤ下がりのバランス、、、俯瞰での印象はボテッとしたイメージなのでこのセットもNG。。。
どうも帳尻があいません。。。ノーマル形状の歯痒いところです。。。

ということで、とりあえず今回のテストはネタを使い切りました。。。『L・H・S』 は修正して再トライですね。

日付が変わり、
『L・H・S』 は修正したテスト品が出来上がり再トライです。
合わせて、リヤ用減衰力14段調整式 『Lowfer Sports PLUS』
こちらもタイミング良くテスト品が出来てきたのでテストします。

前回はフロントの車高が高かったり、低すぎたりだったので、ちょうど中間の仕様を準備しました。
狙い車高は-25mm付近。ダンパーは前回テストで内容OKだったテスト品との組合せです。

フロント -26mm / リヤ -24mm

イメージ通りのバランスになりました!俯瞰での印象もカッコイイですね!
↓↓↓こちらがノーマル車高↓↓↓

今回は車高設定の修正だけでバネレートは変えてません。なので走りのフィーリングは前回同様問題ナシ!
ダンパーとのマッチングはバッチリ!曲がる・止まるの運動性能はさらに上がっています!
スイフトスポーツの特徴がより一層際立つ内容です。なにより、車高がバチっと決まるとカッコいい!!

フロント: 車高 -26mm  バネレート= 28.6N/mm (ノーマル比120%)
リヤ: 車高 -24mm  バネレート= 29.7N/mm (ノーマル比115%)

続きまして最後は、Lowfer Sports リヤ14段減衰力調整式 『Lowfer Sports PLUS』 です。

まずはLowfer Sportsオリジナルフィーリング相当のポジションを確認

今回はダイヤル( 7 )が収束性と乗り心地のバランスも良く、
ボリューム感も合わせてLowfer Sportsオリジナルのフィーリングに近かったです。

そして参考値として前後バランスが崩れない範囲を確認しておきます。

ダイヤルを順番に調整しながら何度も同じ道を走ってフィーリングチェック。
今回は下が最もソフトのダイヤル( 1 )から、上は( 10 )までの範囲が「Lowfer Sports KIT」クオリティの走行フィーリングでした。

スイフトスポーツ ZC33S 『L・H・S』 『Lowfer Sports KIT』 『Lowfer Sports PLUS』 完成です!
2023年1月発売の予定です。発売まで今しばらくお待ちください。

発売は↓↓↓より随時ご案内致します。
カヤバクラブ NEWS

基本情報

1)日時
2019年8月26日・12月17日
2)メーカー
SUZUKI
3)車名
スイフトスポーツ
4)型式
ZC33S
5)駆動
2WD
6)グレード
6MT
7)開発ブランド
『NEW SR MS』
8)製品種別
ショックアブソーバ

実車装着 2017年9月に登場しました4代目スイフトスポーツ。3ナンバー化、ターボ化となったにもかかわらず、
先代ZC32Sよりも70kg軽量の1t切りとは驚きです。
低回転からターボが効き、トルクフルで速いですね!
ただ、完全に足回りが負けている感じがしてしまうのも事実。。。もう少しスポーツ感があってもいいの
では!?と思っているユーザー様も多いと思います。

スイフトスポーツは『NEW SR MS』ということでポイントは "MORE SPORTY"
スイフトスポーツの本来持っている質感をキープしつつ
さらにハンドリングの良さを引き出すようなセットにしたいと思います。

まずは寸法変更による各部のクリアランスチェックからスタート。

各部クリアランス・取付状態・位置関係、すべて問題ナシでした。

ということでテスト品『NEW SR MS』を装着して走行チェック

走り出し第一印象、フロントの変化感少なくおとなしいフィーリング・・・
収束性や質感はそつなくまとまってはいるのですが、
スイフトスポーツのキャラクター的には面白みに欠ける感じでした。

ボディ剛性が高いクルマなのでさらにボリュームを上げても問題ないでしょう。
フロントに関してはもう少し煮詰めたいですね。。。

リヤは専用バンプラバーの特性も相まってストローク感もあって、
しなやかで収束もしっかりしている丸みのある乗り心地!リアはOKです。
フロントは修正して再トライですね。

日付は変わり、フロントの減衰力特性を修正したテスト品が出来上がりました。

はじめに前回いまひとつだったセットのフィーリング確認を確認しつつ。。。
フロントを減衰力を少し上げ方向にチューニングした修正品に交換

ほど良く変化感が出ました!!
ステアセンター付近の手応え感がとても高く、高速操安性がグッと上がりました!
突上げ感はシットリと丸みがあり、スイフトスポーツに良くマッチしたフィーリング。
リヤとのバランスも問題なし。 イメージ通りに仕上がりました!!

スイフトスポーツ ZC33S 用 『NEW SR MS』は2023年1月発売予定です。

発売まで今しばらくお待ちください。 発売は↓↓↓より随時ご案内致します。
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基本情報

1)日時
2019年8月5日・12月27日
2)メーカー
MITSUBISHI
3)車名
デリカD:5 (2019/2-)
4)型式
CV1W
5)駆動
4WD
6)グレード
P
7)開発ブランド
『NEW SR MC』
8)製品種別
ショックアブソーバ

実車装着 デリカD:5 CV1W (MC 2019/2-) テストしました。


デビューから13年目にしてビッグマイナーチェンジ。
大きく変わったフロントマスクが特徴のデリカD:5、エンジンはディーゼルのみのラインナップになりましたね。
今回のテスト車グレードは【 P (8人乗り) 】、タイヤサイズ 225/55R18 のモデルです。
これまでの硬派なクロカン4WD的乗り味は、シャシー各部の改良で入力感もしなやかで乗り心地も良好に。。。
フロントセクションの剛性アップやサスペンション関連の見直しにより、ステア追従性は良く、オンロードでの走りのフィーリングはかなり良いですね。
MC前に比べバネレート、ダンパー減衰力も上げられロール剛性は高く、全体のスタビリティが上がり高速操安は大幅にレベルアップしています。
そんなフィーリングを確認しつつ、、、


毎度の通りオリジナル状態のストロークデータと純正品の採寸です。
基本レイアウトはこれまで通りですが、ダンパーの構成部品などが変わっているので各部のクリアランスもしっかり見ておきます。

テストアイテムは『NEW SR MC』


ではさっそく装着


そのフィーリングは。。。
控えめな設定にし過ぎてしまったようで、、、フロントは減衰力ボリュームが足りず、イメージしていたしっかり感まで至らず。
ステア応答もさることながら「タテ」の動きをもう少ししっかりさせて、直進操安を高めたいと思っていたのですが目論見がはずれました。


リヤは乗り心地もしなやかさがありつつ、バネ上の収束は良く、安定感は向上出来ておりイメージ通りの出来栄えです。

ということでフロントは減衰力ボリュームを見直して再トライですね。
修正品を用意して再テストです!


~日付は変わり。。。~

『NEW SR MC』 再トライ日です。

リヤはイメージ通りの出来栄えだったのですが、フロントがおとなしすぎて変化感が乏しかった前回のテスト。。。
NEW SR MC は新型バルブを採用して、上質感を今まで以上に良くしていこうというアイテムなだけに、
ちょっとボリュームアップを遠慮してしまったんですね。。。
結果、本来目的のスタビリティ向上にならなかったというオチで、今回はフロントの減衰力を修正したモノで再確認です。


まずは前回の失敗作のフィーリング確認から。。。


やはり走り出し第一印象の変化感がだいぶおとなしいです。
総重量2tオーバーの重量級なので操安性アップのための収束性向上が少ないのはダメですね。。。
ではフロントを修正品に交換


ほど良いボリュームアップでステアフィールのしっかり感がだいぶ高くなりました。
走り出し第一印象の変化感もしっかりあって良いですね!
前後のバランスも良く、挙動全体のまとまりを実感します。
車重と車高の高さが気にならないほど高速操安が良くなった印象です。。。


テスト当日は強風のため、高速道路で横風を受ける場所でも、揺り返しの安定感が初回品とは安定感が大幅に違っていました!

ということで無事イメージ通りにまとまりました!
デリカD:5 CV1W (MC 2019/2-) 『NEW SR MC』 完成です。
2023年4月発売の予定です。発売まで今しばらくお待ちください。

発売は↓↓↓より随時ご案内致します。
カヤバクラブ NEWS